愛知県は8日、県が運営する重度心身障害者施設「こばと学園」(春日井市)が2011年5月から昨年7月にかけ、治療や訓練の診療報酬約1億9千万円を過大請求していたことを明らかにした。
県は、過大請求分を全額返済させる方針。同日夕に記者会見し、詳しい経緯などを説明する。
こばと学園は、重度の知的障害と身体障害が重複し、食事や入浴に介助を必要としながら、家庭の事情で受けられない子どもらのため、1968年に設置された。
学園によると、昨年12月現在で県内外の158人が入所。入所者専用の医療機関もあり、医師2人と看護師、介護職らスタッフ約160人が所属する。
診療報酬などの過大請求について、記者会見で頭を下げる愛知県心身障害者コロニーの加藤徹副総長=8日午後、愛知県庁
河北新報-2013年01月08日火曜日
県は、過大請求分を全額返済させる方針。同日夕に記者会見し、詳しい経緯などを説明する。
こばと学園は、重度の知的障害と身体障害が重複し、食事や入浴に介助を必要としながら、家庭の事情で受けられない子どもらのため、1968年に設置された。
学園によると、昨年12月現在で県内外の158人が入所。入所者専用の医療機関もあり、医師2人と看護師、介護職らスタッフ約160人が所属する。
診療報酬などの過大請求について、記者会見で頭を下げる愛知県心身障害者コロニーの加藤徹副総長=8日午後、愛知県庁
河北新報-2013年01月08日火曜日