ゴエモンのつぶやき

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水増し請求:青森の障害者就労支援施設、給付金2082万円 市、指定取り消しへ /青森

2013年09月06日 01時45分31秒 | 障害者の自立
 青森市内で障害者就労支援施設を運営するNPO法人「大一朝日・サポート」(太田竜生理事長)が、国などから支給される給付金を水増し請求し、不正請求額が計約2082万円に上ることが4日の青森市議会で明らかになった。

 市は「2009年の設立当初から不正請求を繰り返し行っていた」と断定し、同日、同法人に不正請求分を返還するよう伝えた。また、同法人が持つ同市の障害福祉サービス事業者の指定を取り消す行政処分を行う方針で、処分が決まると同法人は施設の運営ができなくなる。

 不正請求は、施設の利用者が施設外の企業などで働いた際に給付される「施設外就労加算」で1万6028件あり、計約1602万円。また、施設内で利用者に食事を提供した場合に代金の一部が給付される「食事提供体制加算」では1万1437件、約479万円に上った。

 市議会の一般質問で、共産党の藤原浩平市議が市の対応をただした。この問題を巡っては、同法人から提出された報告書に虚偽の疑いがあり、市が7月に監査を行った。その結果、利用者が実際には勤務していないのに勤務したように記録を改ざんするなどして不正請求したと見られる事例が次々に明らかになった。市は今後、太田理事長側の意見を聴取する「聴聞」を行った上で、確定した不正分について40%を加算して返還請求する。

 鹿内博市長は記者団に「決してあってはならないことで、極めて残念。聴聞を経て指定取り消しの最終判断をしたい」と述べた。

 太田理事長は毎日新聞の取材に「全額返還するつもり。法人を解散するかどうかは、処分が決まってから対応する。利用者のことを第一に考え、真摯(しんし)に対応したい」と話した。

毎日新聞 2013年09月05日 地方版

第10回 精神障害者自立支援活動賞(リリー賞) 「当事者」及び「支援者」、募集開始!

2013年09月06日 01時42分19秒 | 障害者の自立
日本イーライリリー株式会社
~誤解や偏見が根強い精神疾患への理解促進と、当事者のより良い環境整備・充実のために~ 応募期間:2013年9月1日(月)~12月31日(火) ※当日消印有効

特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボ(事務局:千葉県市川市、以下「コンボ」)は、本年9月1日(月)より、精神障害者の社会参加や自立に向け尽力し、地域社会において意欲的に活動へ取り組む、精神障害当事者個人・当事者団体、そして支援者・支援団体を表彰する「第10回 精神障害者自立支援活動賞(通称:リリー賞)-ひとりひとりの輝くあしたへ-」の募集を開始しました。

本賞は、精神障害者の社会参加支援や地域社会での自立を促す活動を行っている当事者・当事者団体を表彰し支援するため、2004年に設立されました。この表彰を通じて、精神障害者の社会参加・自立のための独自的で優れた活動を社会へ広く紹介することにより、精神疾患への一般の正しい理解を得る機会となることを目的としています。また、支援への理解をさらに広げていくため、昨年から「支援者部門」を設立しました。医療、福祉だけでなく、地域コミュニティ、教育など、分野・立場は問わず、精神障害者の社会参加・自立を支援している個人・団体を対象としています。

精神障害者自立支援活動賞(通称:リリー賞)には、協賛の日本イーライリリー株式会社をはじめ、多くの保健福祉団体が後援として参加しています。

「コンボ」では、困難な状況を乗り越え活動している当事者・当事者団体、支援者・支援者団体を表彰する本賞を通じて、より多くの方々が統合失調症をはじめとする精神疾患に対する正しい理解を深め、そして、当事者にとってより良い環境整備及び充実の一助となるよう活動してまいります。つきましては、報道関係の皆様に趣旨をご理解いただき募集告知活動へのご協力を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボ(Community Mental Health & Welfare Bonding Organization)について
「精神障害をもつ人たちが主体的に生きて行くことができる社会の仕組みつくり」を目的とし、平成19年2月に設立したNPO法人です。「当事者の視点」を活動の主点に据え、当事者、家族および専門職を対象とした情報提供や、ACT・家族心理教育・就労支援など科学的根拠にもとづくプログラムの実践および普及活動、そして、地域精神保健福祉の発展に資する活動などを主に行っています。

日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、イーライリリー・アンド・カンパニーの子会社で、革新的な医薬品の輸入・開発・製造・販売を通じて日本の医療に貢献しています。統合失調症、うつ、双極性障害、注意欠陥・多動性障害(AD/HD)、がん(非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、悪性胸膜中皮腫、尿路上皮がん、乳がん、卵巣がん、悪性リンパ腫)、糖尿病、成長障害、骨粗鬆症をはじめとする、ニューロサイエンス領域、がん領域、糖尿病領域、成長障害領域や筋骨格領域における治療法を提供しています。詳細はホームページでご覧ください。http://www.lilly.co.jp

*リリー賞の応募方法については弊社ホームページをご参照ください。

https://www.lilly.co.jp/pressrelease/detail.aspx?ArticleID=pr_2013_037

データ提供PR TIMES ー2013.9.4 11:27

障害者らの丹精実り収穫祭 芽室の事業所

2013年09月06日 01時38分32秒 | 障害者の自立
 【芽室】障害者をフルタイムで通年雇用し、農業と農産品加工を行う事業所「九神(きゅうじん)ファームめむろ」(藤田敏子社長)が2日、同町中美生の畑で収穫祭を行い、関係者約30人が出席して初の出来秋を祝った。

 九神ファームは、愛媛県の食品製造会社「クック・チャム」など道外4社が出資して設立、今年4月に操業を始めた。町内渋山に事務所と加工作業場、中美生に3ヘクタールの農地があり、知的・精神障害者を含む13人を雇用。障害者自立支援法に基づく、同町初の「就労継続支援A型事業所」で、障害者と雇用契約を結び、最低賃金を保証して雇用の機会をつくっている。

 農作業はジャガイモ、カボチャ、小豆の生産、農産品加工はジャガイモの皮むきと真空パック包装など1次処理加工に取り組んでいる。今春、初めて作付けしたメークインが収穫期を迎えたため、収穫祭を行った。

 藤田社長、宮西義憲町長、芽室町農協の辻勇組合長ら関係者約30人が出席。藤田社長が「四国で十勝ブランドは高く評価されています。社員が成長し、がんばっている姿は誇りです」とあいさつ。続いて藤田社長と宮西町長らがくわ入れ。機械で収穫できない畑の端の部分で社員らがイモを手作業で掘り起こして集め、コンテナに積み込んだ。

 収穫は今月中旬まで続く。これまで加工用原料は町内業者などを通じて仕入れていたが、収穫したイモを順次、原料に加える。加工製品は、クック・チャムが展開する家庭向け総菜のフランチャイズ店舗の「ポテトサラダ」「コロッケ」などの原料に使われる。

北海道新聞-(09/03 16:00)

障害者のための乗馬療育

2013年09月06日 01時34分03秒 | 障害者の自立
■身体機能活性化、癒やしにも


 【深沢博】馬産地・日高で馬に乗り、運動不足を解消し、心身をリフレッシュしたい。数ある乗馬クラブを調べていると、浦河町西舎で障害者のための乗馬に取り組む「わらしべ乗馬療育研修センター」が目にとまった。


 さっそく訪ねてみると、センター長の千葉祐記さん(74)がにこにこと笑顔で迎えてくれた。「今日は翔太くんが来る日。乗馬療育の現場を見ていかない?」


車から降りてきた菊地翔太くん(10)は札幌の養護学校の5年生。知的障害に伴う運動障害で歩くこともままならなかった3年前、同センターの乗馬療育と出合った。


 「まさか馬に乗れるなんて思わなかった。それが、乗るととってもうれしそうだし、何より、歩けるようになったんです」と父の保夫さん(41)。車で3時間以上かけて、月に1~2回、浦河まで通う。「それに、スタッフの皆さんが専門知識を持ってやさしくしてくれるので、安心して任せられる」


 スロープ付きの乗馬台からスタッフが手綱を持つ馬の背にまたがった翔太くんは、乗馬療育インストラクターの江刺尚美さん(33)と、理学療法士の小島愛子さん(32)に見守られ、気持ちよさそうに馬場を巡った。


 「馬の背で揺られることで身体機能が活性化され、精神的にも癒やされるんです」と江刺さん。これまで障害のある多くの人の乗馬療育プログラムを考え、実践してきた。


 科学的に乗馬療育を支えているのは小島さんだ。「試してみますか?」。馬場近くにある研究室棟で体圧測定器を尻の下に入れ、左右の座骨にかかる圧力を測ると、「えっ、こんなに違うの?」。


 小島さんは全国理学療法学会で、乗馬前後の体圧(座圧)の変化などを発表した。脳性まひ、脳血管障害(脳卒中)後遺症、精神運動発達遅滞などの障害がある11~98歳の男女30人の測定データで、乗馬前は左右に大きな違いがあっても、乗馬後は左右均等に近づいたことを示した=グラフ。また、唾液(だえき)アミラーゼを測定し、騎乗後に数値が下がってストレスが減少したことも実証した。


 「馬に乗ってみましょう」。パカポコと常足(なみあし)で歩く馬の背でバランスを取ろうとすると、自然と背筋が伸びる。内ももの筋肉も使う。30分足らずの乗馬でうっすらと汗をかいた後、座圧を測ってみると、左右が均等に近づき、驚いたことに左右の座圧ともに格段に高まっていた。「まっすぐに背筋が伸びれば骨盤が起きて座骨に体重が乗り、座圧は高まる。馬に乗ることで自然に姿勢がよくなったということです」


 センター長の千葉さんは北海道大の馬術部出身。「人を笑顔にする馬の力を最大限に引き出したい」と、8頭の馬の世話や厩舎(きゅうしゃ)管理を主に担い、チームを引っ張る。


 心やさしい専門スタッフが馬を育て、レッスンの計画を立て、障害に応じた乗馬を科学的にサポートする。そんな「チームわらしべ」の挑戦をこれからも見守りたい。

朝日新聞-2013年09月04日

障害者就労支援:工業団地に事業所開設 NPO法人、宇部市と協定 /山口

2013年09月06日 01時31分13秒 | 障害者の自立
 障害者就労継続支援事業所などを運営する宇部市西岐波のNPO法人「ぐうですぐう」(西川浩子理事長)と同市は、ぐうですぐうが市の工業団地「宇部新都市テクノセンター」に同事業所を開設するための協定に調印した。

 同法人がテクノセンターに設置する事業所では、ジェラードや菓子、豆腐などの製造・販売を展開する。操業は来年4月の予定で、障害者40人の就労を見込んでいる。進出にかかる事業費は約2億8600万円という。

 調印は県の立ち会いの下で行われ、西川理事長は「障害者が社会の一員として生きられるよう支援したい」と述べた。

毎日新聞 2013年09月05日 地方版