ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者補助基準「緩和を」

2013年09月11日 02時17分25秒 | 障害者の自立
 障害がある人が通院や買い物などで外出する際、ヘルパーに付き添いを依頼する介護費を補助する障害者移動支援事業をめぐり、広島市の障害者団体が10日、市に補助基準の緩和を訴えた。事業は10年前に全国で開始。広島市は昨年7月、補助の基準を「発着のいずれかを自宅に限る」と明文化。障害者は「以前は外出先から別の場所への移動も認められていたのに不便になった」と、市に再考と弾力的な運用を求める。

 補助は、暮らしに欠かせない買い物や通院の他に、社会参加の促進を目的にレジャーも対象にする。公共交通機関での外出にヘルパーが付き添い、食事やトイレの介助もする。

 障害の程度などに応じ、介護費用は1時間当たり2900~1900円。うち利用者の負担は1割で、残りは国、広島県、市が負担する。月に1人80時間まで使える。

 移動支援事業は03年度、厚生労働省が制度を設け全国で一斉に開始。同省は補助基準を発着点とも自宅とする指針を示していた。

 06年10月からは自治体が基準を独自に設定できるようになった。市は、発着のどちらかが自宅であればいい▽通学や通所にも利用できる―などと運用の基準を緩めた。市の障害者27団体でつくる広島障害フォーラムによると、緩和に合わせて外出先から別の場所への移動も容認され、補助が出ていたという。

 同フォーラムは市の基準明文化に伴い、自宅を起点、終点のどちらにもしない移動は補助が受けられなくなったと主張。10日、市役所での会見で「普通の生活をするため、使いやすい基準にしてほしい」と訴えた。

 市障害自立支援課は基準の明文化について「介護事業者の要請に応じた。公費を投じる以上、適正利用に向けた指導は続ける。ただ利用者の声を踏まえ、改善すべき点があれば検討する」とする。

中国新聞- '13/9/11

障害者虐待43件 12年度後半、「家族から」が最多 [福岡県]

2013年09月11日 02時15分38秒 | 障害者の自立
 県は10日、障害者虐待防止法が施行された昨年10月から今年3月末までの県内の障害者虐待件数が43件に上ったことを、県議会厚生労働環境委員会で報告した。

 県によると、家族ら養護者による虐待が最も多く36件。内容は、殴る蹴るなどの身体的虐待25件▽暴言や差別的言動などの心理的虐待14件▽日常生活に必要な金銭を渡さないなどの経済的虐待9件▽性的虐待1件-など。複数の虐待を受けたケースもあった。

 職場で雇い主や上司からの虐待は6件。障害者施設の職員らによる虐待は、暴行事件が発覚した小郡市の障害者就労支援施設「ひまわり」の1件だった。同法は虐待を発見した家族や職員らに、自治体などに通報する義務を定めており、通報件数は123件だった。

 また、県は、ひまわりの事件を受け、2011、12年度に県が指導対象としていなかったNPO法人などが運営する127施設について緊急現地指導した結果、虐待がなかったことも報告した。

=2013/09/11付 西日本新聞朝刊=

米国 視覚障害者に銃の所有に関するライセンスを発行

2013年09月11日 02時11分28秒 | 障害者の自立

米アイオワ州では、全盲や弱視の人々に対する銃の所有や公共の場での銃の所持に関するライセンスの発行が開始された。Des Moines Registerが伝えた。

Des Moines Registerによると、少なくともアイオワ州の4つの郡で、保安官から複数の視覚障害者にライセンスが発行された。保安官たちによると、2011年に承認された現地の法律により、障害を理由にライセンスの発行を拒否することはできないという。
 アイオワ州では、視覚障害者が銃の所持や狩猟へ参加するライセンスを取得することができたが、2011年に新たな法律が承認された後、視覚障害者たちに公共の場で銃を所持する資格が与えられた。

10.09.2013, 00:50- Lenta.ruより



代読・代筆 学んで(障害者高齢者)手助け 金融機関で初 城南信金が研修会

2013年09月11日 02時08分45秒 | 障害者の自立
 目や耳が不自由な人らが金融機関で取引する場合の書類の代読や代筆に関して、基礎知識を学ぶ研修会が九日、品川区の城南信用金庫本店で開かれた。城南信金の各支店のほか、近隣の金融機関などから約二百五十人が参加した。


 城南信金によると、金融機関は意思が正しく伝わらずに、手続きが進んでしまう危険があるため、代読や代筆は積極的に行っていないという。城南信金は「障害のある人々に親身に対応する一歩にしたい」として開催した。


 金融機関で初の試みといい、財務省東京財務事務所の担当者は「障害者のニーズに応える動きが加速する中、先駆的な研修」と評価。城南信金の吉原毅理事長は「障害者や高齢者が暮らしやすい社会の実現に取り組んでいく」と意義を強調した。


 研修会は、NPO法人大活字文化普及協会が協力。読み書き障害の実態を説明し、長方形の枠のついた定規を使って署名しやすくするなどの工夫を伝えた。その上で「障害は千差万別。相手の気持ちに寄り添い、伝えようとすることが大切」と強調した。 

東京新聞-2013年9月10日

〔東京五輪〕「出場目指す」 県内の障害者も熱く

2013年09月11日 02時06分00秒 | 障害者の自立
 「開幕が楽しみ」「出場を目指したい」―。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、開催中の県障害者スポーツ大会「わかふじスポーツ大会」(県など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の出場選手にも喜びや期待の声が広がった。
 大会は1〜29日の期間中、17競技に約3400人が参加する。8日には静岡市駿河区の県営草薙陸上競技場で総合開会式と陸上競技が行われた。
 日本知的障害者陸上競技連盟の強化指定選手に選ばれ、1500メートルで優勝した水野友登さん(26)=富士市=は「5000メートルで15分台の記録を目標に練習を一生懸命したい。東京開催が楽しみ」と話した。
 同じく走り幅跳びで強化指定選手になった山口光男さん(24)=同市=も「まずはブラジル・リオ大会で自己ベストを更新して東京に挑みたい。自分が結果を残すことで、続く選手が出てくれば」と7年後を見据えた。
 開会式で選手宣誓した県立中央特別支援学校(静岡市葵区)高等部3年の網敷光紗さん(17)は「自分も陸上をやっているので、(東京開催は)親近感が湧いた」と喜んだ。

静岡新聞社-(2013/9/10 7:51)