ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

米ディズニー、障害者優先の制度を変更 悪用の報道受け

2013年09月25日 02時02分22秒 | 障害者の自立
米カリフォルニア州のディズニーランドと米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは24日までに、障害者が順番を待たずにアトラクションを利用できる制度を打ち切り、10月から新しい制度に切り替えることを明らかにした。

これまでの制度では、障害者に優先的にアトラクションを利用してもらうための「ゲストアシスタントカード」を発行していた。このカードを持っていれば、順番待ちの行列に並ぶことなく出口から入場できることもあった。

しかし米紙ニューヨーク・ポストは今年5月、この制度が一部の客に悪用されていると報道。ニューヨークの富裕層が障害者を金で雇って家族の一員のように見せかけ、行列を飛ばしていると伝えた。

ディズニーが10月9日から導入する障害者用の新しいアクセスカードでは、その時点での待ち時間に基づくアトラクションへの入場時間を記したチケットを発行する。このチケットを持っていれば行列に並び続ける必要はなく、指定時刻に戻ってくればアトラクションに入場できる。

制度の変更についてディズニー広報は、「アトラクション優先利用のリクエストが増えていることに鑑み、障害を持つゲストの便宜を図りながら、すべてのゲストがより一貫した待遇を受けられるよう、手順を変更することにした」と説明する。

ディズニーはこの新制度について今週から従業員の研修を開始し、10月9日の導入が近づいた時点で詳細を明らかにする予定だという。



CNN Japan- 2013.09.24 Tue posted at 11:45 JST

視覚障害者 「タブレット型端末で楽しんで」

2013年09月25日 01時57分55秒 | 障害者の自立
 視覚障害者がタブレット型端末を使って様々な情報を得る方法を知ってもらおうと、塩尻市のNPO法人と県松本盲学校(松本市旭)が視覚障害者や高齢者を対象にしたセミナーを開いた。22日に同校で開かれたセミナーには40人が参加。同法人は、今後も視覚障害者向けのセミナーを開いていきたい考えだ。

 企画したのは、パソコン講習会を企画運営する塩尻市のNPO法人「グループHIYOKO(ひよこ)」。同法人は、2月に視覚障害者を対象にした同様のセミナーを開いており、より多くの視覚障害者にタブレット型端末の活用方法を知ってもらおうと、今回、初めて同校と共催した。

 講師を務めたのは、日本眼科学会専門医で、視覚障害者向けのセミナーなどを手がける企業「Gift Hands(ギフト・ハンズ)」代表の三宅琢(たく)さん(34)(東京都港区)。

 三宅さんは、米アップルのタブレット型端末iPad(アイパッド)や、スマートフォンiPhone(アイフォーン)を示しながら、カメラや音声認識アプリなどを使って本や街の看板の文字を拡大して読んだり、映像や画像を離れた人に送って道案内や商品選びを手伝ってもらったりするなど、多彩な活用方法を紹介した。

 三宅さんは「視覚障害は情報が得られないことの障害。視覚障害があっても端末が使えることを知ってもらい、人生を楽しむための道具にしてもらえれば」と説いた。

 参加者で弱視という松本市北深志、松村義一さん(60)は「自分にはできないと諦めることは多いが、端末を使えば出来るかも知れないと思った」と話していた。


iPadを持ちながら「視覚障害者も活用できる」と話す三宅さん(22日、松本盲学校で)

(2013年9月24日 読売新聞)

被災の障害者追った記録映画「逃げ遅れる人々」/横浜

2013年09月25日 01時52分43秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した障害者を追ったドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」の自主上映会が、全国的な広がりを見せている。避難が遅れた上に避難所や仮設住宅でも支援が行き届かない「災害弱者」の実態が描かれ、各地の障害者や支援者の間で切実な問題として受け止められているからだ。横浜でも26日に上映され、飯田基晴監督=横浜市南区=らの講演会も開かれる。

 飯田監督は2011年7月から約8カ月間、福島県沿岸部を中心に障害者を自宅や施設などに訪ね歩き、約10人に取材した。

 いわき市内で一人暮らしをする首から下が動かない男性は、震災時はヘルパーが一緒で避難できたが、「一人だったら誰にも連絡できなかったかもしれない」と恐怖を感じたと明かす。

 車いすで生活する女性は、避難先で横になれるベッドを確保できず、16日間車いすに座り続けるしかなかった。「とにかく家さ帰りたかった」。女性は涙ながらに声を絞り出した。

 昨年の公開後、市民団体などが主催した上映会は、県内をはじめ東京や大阪、北海道など少なくとも21都道府県で約100カ所に上る。映画を見た障害者やその家族からは「自分だったらどう動くか考えさせられた」「(夫が通所する)施設の職員にも見てもらいたい」などの声が寄せられているという。

 「直面した一人一人にとっては、どうしようもないことが多すぎた」と話す飯田監督は、「映画を通じて無力感を共有した上で、自分にできることを考えてほしい」と訴えている。

 横浜市中区障害者自立支援協議会と同区障害者団体連絡会が主催する自主上映会は26日午後1時から、同区の市開港記念会館で行われる。上映後、飯田監督や映画に出演した身体障害者が講演する。入場無料(車いす席、手話通訳あり)。問い合わせは、中区障害者支援拠点「みはらしポンテ」電話045(628)1343。


映画「逃げ遅れる人々」の一場面

カナロコ(神奈川新聞)-2013年9月24日

「障害者が貢献できる社会を」 S・ワンダーさん国連演説

2013年09月25日 01時49分37秒 | 障害者の自立
国連平和大使を務める盲目の米人気歌手、スティービー・ワンダーさんが二十三日、国連総会のイベント「障害と開発に関するハイレベル会合」で、障害者が除外されない社会を構築することの大切さを訴えた。

 ワンダーさんは「皆が取り組めば障害者が自由に働き、生活を楽しみ、それぞれの才能を社会に貢献できる世界がつくり出せる」と強調。その後の記者会見でも「十億人が良心を持って行動すれば、多くの驚くべきことが起きる。世界を愛であふれさせ、前に進もう」と軽やかに語った。

 シリア内戦をはじめ米国内の銃による暴力などに心を痛めているというワンダーさんは「世界中の困難なことに向けて、曲を書いている」と新曲の内容についても紹介。歌が、平和への一助となればとの願いを語った。

東京新聞-2013年9月24日 夕刊

特別支援学校の連携協、全県拡大 障害者就労後押し

2013年09月25日 01時47分39秒 | 障害者の自立
 県教委は本年度、特別支援学校の高等部卒業生の就職促進を目的に設置している企業と同支援学校の連携協議会を、県内全域(8地区)に拡大した。高等部卒業生の就職率は改善傾向だが、就職先の安定的な確保や就労の定着など課題は多い。各地の協議会は学校と企業の相互理解を深めるため、学校見学や意見交換会を企画。障害のある若者が生き生きと働ける環境づくりの形成につながるか、成果が注目される。

 盛岡地区の連携協議会は今月13日、盛岡市下飯岡の盛岡峰南高等支援学校(中川玲子校長、生徒118人)で「障がいがある方々の就労後の定着支援について」と題したパネルディスカッションを開催。教員や保護者ら約100人が参加し、同協議会の参加企業や就業・生活支援機関の担当者が意見交換した。

 特別支援学校と企業の連携協議会は2011年度に盛岡、久慈の両地区で発足。12年度に花巻・北上、奥州、気仙、釜石、宮古の5地区でできた。本年度に一関地区が加わり、全県設立となった。障害者雇用や実習受け入れの実績がある一般企業、同A型事業所、NPO法人など計62企業が参加している。

 本県の特別支援学校の高等部卒業生の就職率は11年3月卒21%、12年3月卒24%、13年3月卒30%と上昇。ただ、同校の中川校長は「働く力はあるのに生活の部分で挫折し、仕事を続けられないケースが出ている」と指摘。就労後の定着へ、生活面を含むトータルの支援が求められる。

岩手日報-(2013/09/24)