ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者はばたく喫茶 好評

2013年09月18日 01時49分03秒 | 障害者の自立
 高松市番町の香川県社会福祉総合センター2階で7月にオープンした喫茶店「cafeはばたき」が好評だ。

 接客にあたるのは知的障害者3人。障害者が働く機会を広げるため、空いていたスペースを県が無料で提供した。ランチタイムには満席となる日もあり、スタッフは利用客とのふれあいにやりがいを感じている。

 はばたきは、社会福祉法人「香川県手をつなぐ育成会」(高松市)が運営。店名には「店での就労体験をステップに、地域で大きく羽ばたいてほしい」との思いがこめられている。

 働いているのは、リーダーの安部由美さん(44)と宮武裕一郎さん(42)、川北洋子さん(25)。これまでは就労支援事業所で主に部品の組み立てなどをしており、接客は未知の仕事だった。開店前に1か月間、おしぼりやコップの置き方、注文の取り方などを一から練習したという。

 店では次々に来る客に応対し、調理場でプロの料理人が作ったランチをお盆へ載せて運ぶ。客へのアンケートでは「きびきびした動作で気持ちがいい」「仕事をする姿を見て『私もがんばらないと』と思った」などの感想が寄せられている。

 2か月がたち、川北さんは「みんなと一緒に働けてうれしい。給料も少し増えた」と手応えを感じている様子。安部さんは「あいさつの声が大きすぎてびっくりされたこともあるけど、お客さんの笑顔を見るのが楽しみ」と語る。

 店長の仲西スエ子さん(65)は「まだ気疲れするときもあるようだが、仕事で得られる心地よい達成感を味わい、就職につなげてほしい」と見守る。3人が元気に働く姿は、障害のある子どもを持つ親の希望にもなっているという。

 県によると、県内には80以上の就労支援施設があるが、障害者の自立に向けて仕事の幅を広げ、賃金アップを実現するのが課題だ。このため、事業所が共同で仕事を受注する窓口を2011年10月に開設。菓子やオリジナルデザインのバッグを共同生産する取り組みも進めている。「はばたき」もその一環。県有施設を就労支援の場に無料で貸すのは初めてという。

 はばたきは平日のみの営業で、午前10時~午後3時。人気の日替わりランチは肉と魚の2種類あり、各600円。

(2013年9月17日 読売新聞)

ソフトバンク、知的障害者を支援する「アシストスマホ」開発

2013年09月18日 01時42分25秒 | 障害者の自立
 ソフトバンクモバイルは、知的障害者の社会生活を支援する「アシストスマホ(仮称)」を開発した。シャープ製の「204SH」に専用アプリを導入して利用するもので、2014年3月以降に提供される。利用料は無料。

 「アシストスマホ」は、メールなどの操作メニューを工夫することで、知的障害者にとってスマートフォンを使いやすい形にするサービス。簡単に連絡、報告のメールを作成できる「アシストメール機能」、目的地まで分かりやすく案内する「アシストナビ機能」、通勤・通学の目的地周辺エリアをあらかじめ指定しておき、指定した時間にその場所へ到着したかどうかメールで通知してくれる「みまもるフェンス」といった機能が用意されている。

 対応機種である「204SH」は、シニア向けのスマートフォンとして提供されているもので、Google Playには非対応。そのため「アシストスマホ」を利用したい場合は、「204SH」の契約時に申し込む、あるいは今後設置予定の専用コールセンターへ申し出ることになる。204SH以外の機種に対応する予定はないとのこと。

 保護者・支援者向けに用意される専用サイトでは、端末を利用する側の習熟度にあわせてホーム画面を変えたり、アプリを選んだりできる。なお、このサービスは、厚生労働省の「2013年度 障害者自立支援機器等開発促進事業」に採択されている。



ケータイ Watch-(2013/9/17 15:23)

磐田で知的障害者ら英会話講座

2013年09月18日 01時36分41秒 | 障害者の自立
 知的障害者を対象にした英会話講座が、磐田市大久保の知的障害者通所施設「おおふじ学園」で開かれている。県障害福祉課の職員も「知的障害者対象の英会話講座は聞いたことがない」という講座は、講師の人柄が手伝ってか、利用者に笑顔が増える効果も出ている。


 講師はカナダ人で、市内の小中学校などで英語を教えていた元外国語指導助手(ALT)のメロウズ・ダリルさん(39)。ダリルさんが「障害のある人に何かできることはないか」と学園に相談したのがきっかけ。「知的障害者と英会話を結び付ける発想もなかった」という学園だが、外部の人との接触を喜ぶ利用者が多いことや、ダリルさんの好意を大切にしようと、六月十三日から始めた。


 初回の参加者は六人と少数だったが、元気のいいダリルさんの声や講座で使う英語の歌に誘われ、次第に増加。三十九人の利用者の過半数が受講するようになった。


 十二日にあった六回目の講座では、開講前に数人が窓の外を見ながらダリルさんの到着を待ちわびた。講座が始まると、受講した約三十人はダリルさんに合わせて片手を振りながら笑顔で、マイクを持って自分の名前を紹介。ダリルさんが表情豊かに発する「スマイル(笑う)、コールド(寒い)」の言葉に合わせて、体を動かした。ダリルさんが「ワンダフル」と言って合格シールを渡すと、腕や胸に笑顔で張る場面も。


 学園のボランティア担当深谷悠司さん(31)は「自閉気味の利用者が普段より言葉を多く発したり、体調が思わしくなくても、受講のために登園する利用者もいます」と話す。


 今後も月に二回程度、開講する予定。学園の鈴木幸男副園長(61)は「講座のある日は利用者の気持ちも明るくなるようだ。何かいい効果が今後も表れるかもしれません」と期待している。


ダリルさん(左)と英語を楽しむ利用者。利用者の笑顔が増える効果も出ている=磐田市大久保で

中日新聞-2013年9月17日

第1回精神障害者スポーツ国際シンポジウム を後援 [ Jリーグ ]

2013年09月18日 01時31分47秒 | 障害者の自立
Jリーグは、本日の理事会において、「第1回精神障害者スポーツ国際シンポジウム」を後援することを決定いたしました。
 本シンポジウムは、精神障害者スポーツの国際動向の遅れを鑑み、精神障害者・精神疾患者スポーツを国際的に発展させるための情報交換、国際大会の開催、国際ネットワークの構築を図ることを目的として開催されるものです。

【第1回精神障害者スポーツ国際シンポジウム】
■主催:
精神障害者スポーツ国際化実行委員会
公益社団法人日本精神保健福祉連盟
公益社団法人日本障害者スポーツ協会

■共催:
日本スポーツ精神医学会
特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会
一般社団法人精神障害者地域生活支援とうきょう会議

■開催日:
2013年10月5日(土) 12:30~17:45(予定)

■会場:
明治学院大学白金キャンパス2号館

■参加国:
日本、イタリア、デンマーク、イギリス、ドイツ、アルゼンチン、ペルー、韓国
(計8カ国)

J's GOAL--(13.09.17)

相模原の障害者、福島応援 特別支援学級生と就労施設メンバー、二本松を来月訪問 /神奈川

2013年09月18日 01時27分08秒 | 障害者の自立
 ◇避難中の仲間と音楽会で交流

 相模原市立弥栄中(和田再生校長)の特別支援学級の生徒と、近くにある障害者の生活介護・就労施設「ウディーショップきこり」(同市中央区相生)のメンバーが10月10〜12日、「福島で元気を」と福島県二本松市を訪れる。東京電力福島第1原発事故で同県浪江町から避難した障害者福祉サービス事業所「アクセスホームさくら」の利用者と交流し、共に歩み活動することで互いの思いやりと元気、豊かに生きる力をはぐくむ。【高橋和夫】

 同学級から軽い情緒・知的障害の1〜3年の全生徒17人が初めて県外での活動に参加し、担任の佐々木真知子教諭(60)ら4人が付き添う。「きこり」からは施設で組み木作りなどの仕事をする16人と職員6人のほかサポーターも訪れる。

 東日本大震災では大津波被害と原発事故が重なり、同原発周辺にあった障害者施設の入所者たちは避難のために離散し、より多くのハンディを背負った。「きこり」を運営するNPO法人は福島県知的障害者施設協会に100万円をカンパして支援し、「さくら」と交流するきっかけとなった。

 「さくら」では利用者20人のうち12人が2011年8月、二本松市の仮事業所に避難し、ラスクなどの菓子作りを再開した。「きこり」は避難生活を余儀なくされた仲間を励まし、自分たちも頑張る元気をもらおうと昨年2月、「さくら」の利用者と職員を相模原市に招き、手話コーラスなどの音楽会を開いた。二本松市への訪問は、これに続く2度目の交流となる「福島応援団ツアー」だ。

 音楽会では同学級の生徒15人も校外活動として特別参加し、沖縄のエイサー踊りと大太鼓演奏を披露して励ました。生徒たちが懸命に踊り、演奏するひたむきな取り組みと生きる力の輝きが参加者の感動を誘った。学級を担当する佐々木教諭と宮井和敏教諭(55)は、「踊りと演奏を通じて生徒たちが思いやりの心を膨らませ、自信をつけて成長していく」と話す。

 「きこり」のメンバーはこうした話を聞き、「生徒たちの個性の魅力をもっと引き出したい。被災し避難した人たちに元気を届けることで、もっと輝きを増してほしい」と生徒たちの参加を要望。応援団ツアーのメイン活動に据えた。

 一行は貸し切りバス2台で10日に二本松市入りし、11日に同市民交流センターで音楽会を開催。12日は、「被災地障がい者支援ふくしまセンター」の事務局のメンバーらと懇親会を開く.

毎日新聞 2013年09月17日 地方版