ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

陸前高田市の知的障害者が震災への思い込め絵画展

2013年09月19日 01時51分06秒 | 障害者の自立
 【足利】東日本大震災で作品を流失しながらも、被災した岩手県陸前高田市で創作活動を続ける知的障害のある田崎飛鳥さん(32)の絵画展が18日から、市内二つの金融機関で開かれる。田崎さんの父、實さんが足利市内に高校まで住んでいた縁で足利西ロータリークラブが企画した。犠牲者への思いなどを表現したアクリル画計約20点を展示し、震災の記憶をつないでもらう。

 飛鳥さんは實さんの勧めで絵画を始めた。18歳の時、岩手県内の障害者対象の公募展に初出品し、優秀賞を受賞するなど、作品づくりに精力的に取り組んでいる。

 だが、東日本大震災では自宅が被災し、自ら描いた100点以上の全ての作品を失った。両親の支えなどもあり震災の3カ月後、創作活動を再開した。

 展示するのは、津波の犠牲になった近所の住民を弔う「星になった人」や震災の恐怖を表現した「津波が来た」など6~30号。津波で消失した作品をリメークした絵画も出品する。

 作品は、足利小山信用金庫葉鹿支店に6点、足利銀行葉鹿支店に13点を展示。飛鳥さんの作品を印刷した絵はがき(5枚1組500円)も販売、売り上げは陸前高田市の復興支援に役立てられる。

 同クラブは「作品には震災への思いがこもっている。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けている。

 10月8日まで。平日午前9時~午後3時、入場無料。問い合わせは同クラブの栗原信之さん電話0284・62・0421。



下野新聞-9月16日 朝刊

ヤフーが3Dプリンター使い「さわれる検索」試作機 まず視覚障害者の学校に提供

2013年09月19日 01時42分59秒 | 障害者の自立
 ヤフーは17日、音声入力によって認識された検索キーワードを3D(三次元)プリンターの出力によって立体物として生成し、さわって確認できる新サービス「さわれる検索」を開発、その試作機を発表した。筑波大学付属視覚特別支援学校(盲学校)で20日から10月18日まで設置し、生徒が体験利用する。

 同社は視覚障害者施設などの機関に寄贈するほか、「インターネットを通してユーザーに立体イメージを届ける」という新たな広告表現の可能性を提案。映画の登場人物や新車、新製品などを実際の形状で披露する3D広告の展開を目指したい考えだ。

 「さわれる検索」の試作機は、クラウドサービスをイメージした雲状の外観に3Dプリンターを組み込み、音声入力用のボタンと3Dデータ生成用のプリントボタン、ディスプレーを装備。音声で入力したモノが15分ほどで立体構造物として生成される仕組み。

 盲学校での試験利用では生成されたゾウやクジラなどなかなか触れる機会のない動物の形状を知って歓声があがったという。

 現在、蓄積している3Dデータは200件ほどだが、今後3Dプリンター保有機関とも協力してデータベースを拡充。実用機の開発につなげる方針だ。


「さわれる検索」で作ったゾウの立体物(ヤフー提供)

MSN産経ニュース-2013.9.17 18:08