鳥取県は、就労系障害福祉サービス事業所で働く障害者の昨年度平均工賃を公表した。就労継続支援B型事業所(非雇用型)98施設の平均工賃は1万6686円で、6年連続の増加。33事業所が平均工賃月額を超えたが、県の「工賃3倍プロジェクト」の目標額3万3千円を上回ったのは、3事業所のみ。
工賃は前年度の1万5292円に比べて9・1%(1394円)増。全国的には伸び悩んだ地域もあるが、県内は各事業所の努力で工賃が向上。県の支援制度を活用し、農福連携事業や新商品開発に取り組んだ事業所で高い伸びを示した。
一方、1時間当たりの平均工賃は201円。県最低賃金の653円と比べると3分の1以下にとどまる。
県は平井伸治知事が2期目のマニフェストで掲げる「2006年度の平均工賃(1万1千円)の3倍」の達成に向け、引き続き支援を継続。事業所との意見交換や支援策の強化を検討する。
日本海新聞-2013年10月31日
工賃は前年度の1万5292円に比べて9・1%(1394円)増。全国的には伸び悩んだ地域もあるが、県内は各事業所の努力で工賃が向上。県の支援制度を活用し、農福連携事業や新商品開発に取り組んだ事業所で高い伸びを示した。
一方、1時間当たりの平均工賃は201円。県最低賃金の653円と比べると3分の1以下にとどまる。
県は平井伸治知事が2期目のマニフェストで掲げる「2006年度の平均工賃(1万1千円)の3倍」の達成に向け、引き続き支援を継続。事業所との意見交換や支援策の強化を検討する。
日本海新聞-2013年10月31日