ゴエモンのつぶやき

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障害者の藍染販路拡大 とくしま授産支援協議会とワコールアートセンター共同開発

2013年11月27日 03時18分41秒 | 障害者の自立
 徳島県内の障害者就労施設でつくるNPO法人とくしま障害者授産支援協議会と、手作り雑貨のブランド「スローレーベル」を全国展開するワコールアートセンター(東京)が、藍染の新商品を共同開発した。12月から百貨店などで販売する。
 
 スローレーベルは、ワコールアートセンターが国内外で活躍するアーティストと福祉施設などをつなぎ、商品の開発・販売に取り組んでいるブランド。県内の障害者就労施設が手掛けた製品の販路を拡大しようと県が仲介した。

 新商品はクッション、ブローチ付きのきんちゃく、アクセサリーの3種類。藍染の布や刺しゅう糸を材料に使い、阿波藍の風合いを生かした「青い鳥」をモチーフにしている。織物や刺しゅうの作品を手掛けているアーティストらがデザインし、5施設で働く約20人の障害者が製作した。

 完成品のほか、購入者が刺しゅうなどの仕上げ作業をするキット商品もある。価格は千円台から7千円台まで。

 販売場所と期間は、大阪市の阪急うめだ本店「うめだスーク」(12月26日~2014年1月7日)、東京の東急ハンズ銀座店「ハンズ・インスピレーション」(14年1月15日~2月5日)、横浜市の「象の鼻テラス」(14年3月1~23日)。県内での販売は今のところ予定していない。


【写真説明】県内の障害者が手作りし、「スローレーベル」のブランドで売り出す藍染の新商品

徳島新聞-2013/11/26 09:52

障害者を年齢で差別しないで 介護保険優先は違憲 (上) 死の恐怖すら感じた

2013年11月27日 03時06分15秒 | 障害者の自立
 「障害者が65歳になると障害福祉施策から介護保険サービスに切り替えられ、不便になる。この介護保険優先原則は憲法違反だ」―。岡山市の男性(65)は9月、こう訴えて提訴。岡山地裁で27日、行われる第1回口頭弁論に、全国の障害者や関係者が注目しています。

 提訴したのは、脳性まひで手足に重度の障害がある浅田達雄さんです。

 一人暮らしの浅田さんは65歳になる2月の誕生日の2日前まで、障害福祉施策に基づき、移動介護26時間を含む月249時間の重度訪問介護を支給されていました。1日7~8時間利用。朝、昼、晩の3回、ヘルパーが数時間連続の見守りの中で家事援助や身体介護を行っていました。

時間細切れに

 ところが、障害者が65歳になると、それまで利用していた障害福祉施策に基づく介護給付ではなく、介護保険に基づく給付を優先して利用しなければなりません(障害者総合支援法第7条・介護保険優先原則)。

 浅田さんは「介護保険制度は重度障害者にとって、これまで利用していた障害福祉施策とは介護の種類が変わり時間が細切れになるためそぐわない」と強調します。

 介護保険制度で要介護5と認定され、朝の支援は、身体介護として1単位(45分)と1単位(20分)の生活支援を2単位、合計85分に変更に。しかし、ヘルパーはこれまで同様の介護をするため超過時間分は無償となります。「負担をかけて申し訳ない」と浅田さんは話します。

 障害福祉施策の利用料は運動で2010年4月から、住民税非課税世帯は無料に。以来、浅田さんも無料で利用していました。一方、介護保険では、利用料の原則1割を自己負担。浅田さんの場合、月1万5000円の支払いが発生しました。

 浅田さんは65歳の誕生日を迎える3カ月ほど前から数回、「これまでと同様の暮らしができなくなっては困る」と市に相談していました。ところが、介護保険申請をしなかった浅田さんに対し市は、誕生日の数日前に、重度訪問介護給付の不支給決定を出したのです。

 浅田さんは介護申請をし、福祉サービスの上乗せを要求。支援者らとともに市と交渉を重ね、市は決定を3回変更しました。現在は、介護保険制度に障害福祉施策の支援を上乗せして移動介護26時間を含む153時間の給付を行っています。

事情に応じて

 呉裕麻(おー・ゆうま)弁護団長は「市の不支給決定を前に、死の恐怖すら感じた浅田さんがいた。総合支援法第7条は、憲法25条が定める生存権を侵害している。年齢で差別することは、憲法14条の平等原則に違反する」と指摘。さらに、市が浅田さんの支給決定を数回変更した点や、自治体や対象者によっては65歳をすぎても介護保険を使わず障害福祉施策の利用が認められるなど判断が異なる点から、「総合支援法第7条は不安定な制度設計だ」として同条項撤廃を主張します。

 その上で、呉弁護士は「障害者福祉と高齢者福祉は別個の制度であり、個々の事情に応じて選択できる仕組みでなければならない」と強調します。


(写真)自宅で支援者に介護保険優先原則の問題を訴える浅田達雄さん(右)=岡山

しんぶん赤旗- 2013年11月26日(火)

日本 知的障害者のための五輪に立候補

2013年11月27日 03時02分15秒 | 障害者の自立
日本は、2019年に開催される知的障害のある人の国際スポーツ大会「スペシャルオリンピックス夏季世界大会」について、東京を開催地として立候補申請した。読売新聞が報じた。

 読売新聞によると、「2020年東京五輪・パラリンピックと一体的に位置付けることで、知的障害者の社会参加を図る絶好の機会と判断した」という。

 「スペシャルオリンピックス夏季世界大会」の競技数は、水泳やサッカーなどを含む21競技。独自のルールとして、障害の程度や年齢などによって組み分けが行われる。また入賞者だけでなく、参加者全員が表彰を受ける。

 開催都市は、2019年夏頃に決まる見込み。日本の他に、オランダ、オーストラリア、南アフリカ、ドイツが立候補を申請している。



VOR ロシアの声-26.11.2013, 17:04



メガソーラーで障害者就労

2013年11月27日 02時58分31秒 | 障害者の自立
 三沢市ソーラーシステムメンテナンス事業協同組合(三沢市)は25日、三沢市内の2か所の大規模太陽光発電(メガソーラー)施設の除雪などの管理業務を、同市の社会福祉法人に委託すると発表した。障害者の働く場所の確保が目的。同組合によると、メガソーラー施設の管理を障害者に委託するのは県内初という。

 受託するのは同市の社会福祉法人「楽晴会」が運営する精神・知的障害者就労支援施設「障害者就労トライアルセンターボイス」。

 同組合などによると、業務委託は12月1日に開始。施設に通う障害者4人が太陽光パネルの除雪やブラシによる洗浄などを行う。

 メガソーラー施設は2か所とも4月に事業を開始しており、総発電規模は2781キロ・ワット、敷地面積は約4万6000平方メートル。これまでは三沢市の企業4社で構成する同組合で施設の管理業務を行っていた。


業務委託を発表した事業協同組合の相場博代表理事(左)と楽晴会の斉藤淳理事長(25日)

(2013年11月26日 読売新聞)

知的障害者ら合唱や楽器演奏 倉敷で「ゆうあい文化祭」

2013年11月27日 02時51分48秒 | 障害者の自立
 岡山県内の知的障害者施設利用者らによる合同ステージ「第42回ゆうあい文化祭」(県知的障害者福祉協会主催)が26日、倉敷市真備町箭田のマービーふれあいセンターで開かれた。

 岡山、倉敷、津山市などの施設利用者や職員、家族ら約千人が参加。今回のテーマ「わたしたちが輝くアーティスト」に沿って、合唱や楽器演奏など力いっぱいのステージを披露した。初めて作品展示コーナーも設置され、絵画やちぎり絵、習字など40点が来場者の目を引いていた。

 会場では利用者らが作ったクッキーやケーキ、手工芸品、焼き物、花苗などの販売テントが並び、各施設の特産をPRした。パンジーの苗の無料プレゼントもあった。


施設利用者らが楽器演奏などを披露したステージ

山陽新聞-(2013/11/26 21:02)