ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

色覚障害者に優しい信号ボタン

2013年11月13日 01時23分31秒 | 障害者の自立
特定の色が識別しにくい色覚障害の人にも安心して押しボタン式の信号機を利用してもらおうと、警視庁は都内のすべての押しボタンを白色LEDを使った改良型に取り替えることになりました。

警視庁によりますと、これまでの押しボタンは黒い背景に赤い文字で「おしてください」や「おまちください」の文字が表示されるため、赤が識別しにくい色覚障害の人などから読みづらいという指摘が寄せられていたということです。
新たに導入された押しボタンは、赤い表示を白色LEDを使って白に変えることで表示されている文字が読みやすくなっているということです。
警視庁は、都内の4700か所にあるすべての押しボタン、およそ1万2600個について今後10年を目安に改良型に取り替えることを決め、順次、取り替え工事を進めています。
警視庁によりますと改良型の押しボタンは徳島県や高知県などの一部の地域でも取り入れられていますが、大規模な導入は全国で初めてだということです。

NHK-11月12日 22時17分

近藤良平さん振り付け 障害者ダンス 「ハンドルズ」笑顔で猛練習

2013年11月13日 01時19分48秒 | 障害者の自立
 三十日に県内で開幕する「県障害者アートフェスティバル」で、県内在住の障害者でつくるダンスチーム「ハンドルズ」が公演する。人気振付師の近藤良平さんが構成・振り付けを手掛けるハンドルズの公演は、今回で三回目。メンバー十八人は、本番に向け九月からけいこに汗を流している。 

 フェスは、県や障害者団体などでつくる実行委員会の主催。ダンス公演は三十日と十二月一日、さいたま市中央区の彩の国さいたま芸術劇場で行われる。タイトルは「僕はもう 動いてないと ダメなんだ」。ハンドルズのメンバーが、公演に向けた思いを込め考えた。ショートコントや本格的なダンスを披露する予定だ。

 メンバーは、十~五十代の身体・知的・精神障害者たち。ハンドルズという名前は、メンバーにハンディキャップ(障害)があることや、近藤さん主宰のダンスカンパニー「コンドルズ」にちなみ命名された。普段のけいこは笑いが絶えない明るい雰囲気ながらも真剣で、自宅で自主練習をしている人もいるという。

 二〇〇九年の第一回フェスからハンドルズの振り付けを担当している近藤さんは、今公演に向け「いつもどうなるか読めませんが、そこが舞台の面白さでもあります」と話している。

 フェスの事務局を務める県の担当者は「障害がある方の、普段は表に出ることのない才能が見ることができます。過去の公演も予想以上に好評でした。ぜひ来場を」とPRしている。

 チケットは芸術劇場などで販売中で、一般千五百円。問い合わせは、県障害者福祉推進課=電048(830)3312=へ。

東京新聞-2013年11月12日

高齢化社会で重要な成年後見制度 「後見人」をチェックする「監督人」の役割とは?

2013年11月13日 01時14分34秒 | 障害者の自立
認知症などの人に代わって、「成年後見人」が財産管理や契約の代行をする成年後見制度。高齢者の増加とともに存在感が増しているこの制度だが、疑問を抱く人もいるようだ。

10月に放映された毎日放送の報道番組によると、後見人として母親の財産管理をしていた男性のもとに突然、裁判所から「監督人を選任した」という通知が届いたという。監督人は後見人のいわば「お目付け役」だ。

裁判所からは「遺産相続で母親の財産が増えたから」と理由を告げられたというが、1円単位で家計簿を付け、裁判所への報告もしていた男性は「これだけやって信用されないのはどういうことか」と疑問を感じたという。また、月額およそ2万円かかる監督人の報酬を、男性が負担しなければならないことにも、不満を抱いた様子だ。

この「監督人」はどんな役割を担い、どのような場合に必要だと判断されるのだろうか。高齢者の法律問題にも熱心に取り組んでいるという伊藤俊文弁護士に聞いた。

●監督人は「第三者」として後見人をチェックする役割

「成年後見人の主な職務は、成年被後見人(後見を受けている人)の心身の状態や生活状況に配慮しながら、財産を適正に管理し、必要な代理行為を行うことです(民法858条、859条参照)。

成年被後見人は、『精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況』にありますので(民法7条参照)、成年後見人が適正に職務を行っているかを自分で判断することは困難です。

もし成年後見人が不適正な職務を行えば、取り返しがつかないことになりかねません。そのため、第三者が成年後見人の職務が適正になされているかを監督する必要があります」

監督人は、成年後見人をチェックする役割を担っているわけだ。監督人が選任されるのはどんな場合なのだろうか。

●監督人は「家庭裁判所の判断」で選ばれる

「家庭裁判所は、成年後見人の職務を監督する必要があると認めるとき、請求または職権で、成年後見監督人を選任し、成年後見人の職務を監督させることができます(民法849条の2参照)」

家庭裁判所が客観的に判断して、必要だとされた場合に選任される、ということだ。それでは具体的に、どんなケースだと、『必要があると認められる』のだろうか。伊藤弁護士に例を挙げてもらった。

「たとえば、次のような場合が考えられるでしょう。

(1)親族間に対立があり、成年後見人が事務を処理するにあたり、紛争が起きる可能性のある場合

(2)遂行する後見事務について、成年後見人の理解が乏しい場合

(3)成年被後見人の所有資産が多く、後見事務の管理に問題が生じるおそれがある場合

(4)成年後見人と成年被後見人との間に多額の金銭のやりとりがあり、その清算について成年被後見人の利益を特に保護する必要がある場合

(5)成年後見人と成年被後見人との生活費等が十分に分離されていない場合

(6)成年後見人と成年被後見人との間に、遺産分割協議などの利益相反する行為がある場合」


たしかに、こういったケースであれば、第三者の監督があったほうが良さそうだ。監督人の報酬額や、それを誰がどのような形で支払うかについては、議論の余地もあるかもしれないが……。

(弁護士ドットコム トピックス)2013年11月12日 16時55分

障害者週間記念事業・補助犬シンポに寄せて 介助犬ウルパを利用、石橋奈美さん /兵庫

2013年11月13日 01時11分04秒 | 障害者の自立
 「第22回障害者週間記念事業・第15回身体障害者補助犬シンポジウム」が17日、宝塚市で開かれる。身体障害者補助犬法の施行から11年が経過したが、依然として補助犬への社会的な関心は高まったとは言い難い状況だ。障害がある人たちが暮らしやすい街とするには、何が必要か。シンポの参加者や補助犬利用者に思いを聞いた。【花牟礼紀仁】

 ◇独力で外出できる生活に 認知度の低さ実感「社会の理解を得たい」−−石橋奈美さん=大阪府寝屋川市

 製薬会社で臨床試験の管理をしていた石橋奈美さん=大阪府寝屋川市=が職場で倒れ、呼吸も困難な状態となったのは10年前だった。重症筋無力症に加え、症例の少ない筋肉が硬直する病気を併発。以降、入退院を繰り返し、自宅で一人の時は寝たきりで過ごしていた。だが、1年前、介助犬ウルパ(雄、3歳)と出会い、犬を伴って独力で外出できる生活を取り戻した。

 まぶたに重みを感じたのが最初の異変だった。脚が重く、電車内で踏ん張れなくなり、やがて電車のつり革をつかめなくなった。

 免疫の異常で、末梢(まっしょう)神経が機能しなくなる筋無力症と診断されたのが1996年。以来、徐々に症状が進行し、倒れる予兆もあった。数日前に症状が悪化し、医師から入院を勧められたが、仕事の整理がつかず、無理を押して出勤していた。倒れてから2年間は入院生活を余儀なくされた。

 ステロイド剤などの対症療法で症状は安定したが5年後、スティッフ・パーソン症候群を併発。自己免疫疾患の一種で、筋肉を緩める機能が働かなくなる。突然の大きな音に反応し全身が硬直。その勢いで車椅子から落ちることもある。筋無力症とは対照的な疾患で、一方の病の薬が、他方にはマイナスに働くリスクを抱え込んだ。

 入退院を繰り返し、自宅療養は年に3カ月ほど。夫(41)が仕事に出ている日中はベッドで寝たきりで過ごした。そんな中、ふと思い出したのが、以前テレビで見た介助犬の存在だった。

 最初の入院生活の2年目、病室でその番組を見ていると、看護師から「もし自宅で生活するなら、介助犬がいれば絶対助かるわ」と助言された。この時は自身の障害が受け入れがたく、「もっと障害の重い人が持つものだ」と聞き流した。

毎日新聞 2013年11月12日 地方版

障害者の新たな職場に 福知山のNPO、直営レストラン開設へ

2013年11月13日 01時07分24秒 | 障害者の自立
 障害者の就労支援を行っている京都府福知山市のNPO法人・人権の会しあわせネットワークは15日、バイキングレストランと土産品、野菜の直売所「四季の味 勇気」を同市岡ノ三町にオープンさせる。障害のある人の新たな職場にするとともに、レストランでは地元産の野菜を使った豊富なメニューを提供する。

 同ネットワークでは、障害者20人が電器部品の加工業務を請け負っていたが、発注元企業の撤退で受注が不安定になった。安定収入を得るため、自前のレストランと直売所を開業することにした。

 市所有の遊休施設(555平方メートル)を有償で借り受け、約500万円かけて調理場などを改装。レストランには40席を設けた。

 メニューはバイキング形式で約30種類。栄養士の資格を持つ職員が考案したおからのハンバーグやサバの煮付け、きんぴらごぼうのほか、デザートも並べる。店は職員と障害者7人で切り盛りし、試作や接客マナーの訓練を積んできた。

 土産品直売所では市内の名菓や漬物のほか、野菜なども販売。福知山城や観光施設「ゆらのガーデン」にも近く、観光客の利用も期待する。一井義光事務長(69)は「障害者が生き生きと働ける場になり、常においしい料理を提供していきたい」と話している。

 15日午前10時からオープン式典を開き、11時に開店する。営業はレストランが午前11時~午後2時で、料金は中学生以上1050円(小学生や高齢者は割引)。直売所は午前11時~午後4時。いずれも水曜定休。


バイキングレストランの開店準備を進める職員や障害者ら(福知山市岡ノ三町)

京都新聞-【 2013年11月12日 11時39分 】