ゴエモンのつぶやき

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箕面市自立支援2施設 障害者工賃780万円未払い

2013年11月14日 02時05分43秒 | 障害者の自立
 箕面市瀬川、社会福祉法人「あかつき福祉会」(永田吉治理事長)が2010~12年度、指定管理者になっている同市立障害者自立支援施設2施設で作業した障害者80人に対し、工賃計約780万円を支払っていなかったことが12日、市への取材でわかった。同福祉会は「国の通知内容を勘違いした」などと説明。市は同福祉会に対し、29日までに改善報告書を提出するよう、13日付で改善通知を行う。

 市によると、2施設は「市立あかつき園」「市立ワークセンターささゆり」(いずれも箕面市瀬川)。同福祉会は10~12年度に収益を出していたにもかかわらず、2施設で市指定ごみ袋の作製に従事した障害者について、1人当たり月額平均2万9800~373円を支払っていなかった。

 市に8月、「あかつき園が黒字会計で繰越金もあるのに、工賃が安すぎるのではないか」などと指摘があり、市が調査した結果、工賃の未払いが発覚した。障害者自立支援法に伴う国の通知では、障害者自立支援施設で作業した障害者に、必要経費を除く収益全額を工賃として支払わなければならないとしている。

 他にも、11~12年度に国の通知で定められた積立金の上限(計約3100万円)を超える繰越金を計上するなど、不適切な会計処理が見つかったという。同福祉会の亀谷雅彦事務局長は「働いてくれた人に申し訳ない。早急に支払いたい」と陳謝している。

(2013年11月13日 読売新聞)

障害者も乗馬「楽しい」

2013年11月14日 02時00分50秒 | 障害者の自立
 【帯広】障害者乗馬を行う帯広畜産大学のサークル「RDAちくだい」(大戸千帆代表、22人)の「お楽しみ会」が9日、同大のサブパドックで開かれた。練習の成果を披露するゲームを行い、経験豊富な参加者は馬を上手に操り、駆け足で走らせた他、初めての参加者は馬との触れ合いを楽しんだ。

 RDA(Riding for the Disabled Association=障害者のための乗馬協会)は、障害者にも乗馬を楽しむ機会をつくり、生活の質の向上を図ることを目的にイギリスで結成された団体。同サークルは、RDAの理念に基づく日本の特定NPO「RDA Japan」に登録している。

 サークルの顧問、柏村文郎教授と古村圭子准教授によると、馬と人の歩くリズムは似ており、乗馬を行うと脊椎や脳幹に歩行時と同じような刺激があるため、肢体不自由で歩けない人の症状が徐々に改善していくという。また、知的障害を持つ人にとっても馬や人との触れ合いを通して感情表現が豊かになる効果もある。

 同サークルでは学生や社会人ボランティアが障害者・児を介助し、月4回の練習を行っている。この日のお楽しみ会には、脳性まひや広汎性発達障害、ダウン症などの障害を持った6人が騎乗した。

 乗馬しながら、各ポイントで点数付きのシールやあめ、つり下げたパンを入手して、合計点を競うゲームが行われ、参加者は馬と呼吸を合わせたり、バランスを取りながら上手に騎乗した。

 優勝したのは、小学6年時からサークルに参加している音更中の不破君。不破君は「今まで1位になったことがなかったからうれしい。手綱さばきを練習してうまくバランスが取れるようになりたい」と話した。

 また、帯広小の薄井君は初参加で「うまく乗れて楽しかった」と乗馬の魅力を味わっていた。大戸代表は「みんなニコニコ乗ってくれて良かった」とし、柏村教授は「今後も馬による社会貢献として障害者乗馬を広めていきたい」と話していた。


サークルの2年生が考案した乗馬のゲームでパンをつかむ参加者

十勝毎日新聞社ニュース--2013年11月13日 14時25分

障害者就労支援の100円均一店開店 神戸・灘区

2013年11月14日 01時32分12秒 | 障害者の自立
 障害者の就労支援に取り組むNPO法人「マブイ六甲」(神戸市灘区灘北通4)が運営する100円均一ショップ「まぶ家」が、灘区倉石通1の水道筋商店街にオープンした。知的障害があるメンバーが、商品の陳列、集客のための声掛けやティッシュ配りに取り組み、地域御用達の店を目指す。


みんなでデザインした看板の前で商品をPRするスタッフ=神戸市灘区倉石通1

 同法人は1999年、東神戸に障害者の働く場を提供しようと設立し、2011年、出張作業所として同商店街にクリーニング店をオープン。昨年、同店の向かいに空き店舗ができたことから、100円ショップの開店を目指して準備を進めてきた。

 周辺に文房具店や電気店がないことから、店内には電池やノート、清掃用具や台所用品など約1万点が並ぶ。色ごとに見やすく並べるため、商品一つ一つにシールを貼る作業もメンバーが担当する。

 看板のデザインも、みんなで話し合って決めた。大きな虹と太陽の下には、笑顔のメンバーの似顔絵が描かれている。看板の下で声掛けをしている男性(27)は「たくさんの人に利用してほしい」と力を込める。

 今後、少しずつ商品を増やして、地域の便利店を目指したいという。同法人の佐々木勝也施設長(44)は「日常の買い物を通して、地域で働く障害者の姿を、多くの人に知ってほしい」と話す。

 平日午前10時半~午後6時。土日祝日は午前10時~午後6時。水曜定休。TEL078・200・5009


職員とともに接客するスタッフ

神戸新聞-2013/11/13 05:30

つくだ煮ブランド「丹亀」 亀岡の障害者施設立ち上げ

2013年11月14日 01時26分09秒 | 障害者の自立
 京都府亀岡市薭田野町の障害者福祉施設「かめおか作業所」がつくだ煮ブランド「丹亀」を立ち上げた。第1弾はシカ肉のつくだ煮で、年内から発売し、百貨店などへ展開していく。地元産材料にこだわり、味付けやパッケージに専門家の協力を仰いで高級感ある商品に仕上げた。同作業所は「障害者の工賃を増やすとともに、シカ肉の有効利用で有害獣駆除を進め、地域に貢献したい」と期待を込める。

 府が進めている障害者就労支援のモデル事業として、昨年度から商品開発を進めてきた。同作業所ではこれまで菓子や漬物などの製造販売を手がけてきたが、新事業では丹波や亀岡を前面に出して全国で売れる商品を模索してきた。地域の食文化を調べている中で、かつてシカ肉のつくだ煮が食べられていたことを聞き、コンサルタントらと協議しながら、1年かけて商品化にこぎつけた。

 肉は南丹市美山町などで捕獲されたものを使用。スジ肉を圧力釜で炊いたのち、利用者が筋を手作業で取り除くことで、シカ肉の独特の固さをなくした。地元産しょうゆやハチミツを使って味付けし、さんしょう風味とショウガ風味の2種類を用意した。ブランドロゴも作り、同作業所や市内店舗だけでなく、東京や大阪へも販路を広げる意向だ。

 このほど、亀岡市内で関係者を招いて試食会が開かれ、「おいしい」と好評だった。同作業所の開発担当者の阿部洋平さん(31)は「シカ肉と思えないような柔らかさで、多くの人に受け入れられると思う。いずれは亀岡のシカを使い、地域農業に役立つ商品にしたい」と話す。

 価格は50グラム1200円(予定)。問い合わせはかめおか作業所TEL0771(24)2596。


年内に発売される「丹亀」ブランドのシカ肉のつくだ煮(亀岡市北町・楽々荘)

京都新聞-【 2013年11月12日 11時59分 】

高齢者・障害者のSOSネット:善通寺市が来年創設 研修会、24日に開催 /香川

2013年11月14日 01時18分54秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者らが行方不明になる事態を想定し、善通寺市社会福祉協議会や市などが「善通寺高齢者と障害(児)者等が行方不明になったときのためのSOSネットワーク」を来年1月に創設する。ネットワークへの登録者などを募集中で、ネットワークのシステムについて知ってもらうため、24日午前10時から、同市文京町3の四国学院大で研修会と講演会を開く。

 ネットワークは、高齢者や障害者などのいる家族にあらかじめ、写真を添えて住所、氏名、年齢、特徴、連絡先などを登録してもらい、高齢者などが行方不明になった際、ネットワークに登録する市内の介護施設、行政、警察、大学、スーパー、コンビニエンスストアなどに登録した情報を提供し、不明者を発見した際は通報や保護をしてもらう仕組み。

 高松市や土庄町などには既に同様のネットワークがあり、同協議会の担当者は「少しでも行方不明になる人やその家族の力になれれば」と話している。

 高齢者や障害者(児)のいる家族また、発見などに協力してくれる団体・個人の登録申し込みや問い合わせは同協議会(0877・62・1614)。

毎日新聞 2013年11月13日 地方版