授産施設や作業所などの福祉施設でパンや菓子を作っている障害者とその支援者によるパン・菓子作りのコンテスト「第6回チャレンジド・カップ」の決勝大会が30日、国際フード製菓専門学校(横浜市西区)で行われる。今回初めて実行委員長を務めるパラリンピック金メダリストの成田真由美さんは「レベルが高いチームばかりで、素晴らしい作品が完成することを楽しみにしています」と話している。
障害者が普段の作業で培った技術やチームワークを競う同カップは平成15年の第1回大会以降、2年おきに開催。今大会はパンと菓子の両部門で計65チームが全国からエントリーし、各部門8チームずつの計16チームが決勝に進出した。
今回の特徴は決勝進出16チームのうち、5チームが同カップ初挑戦での決勝進出となったこと。その一つ、東京都世田谷区祖師谷の障害者就労支援施設「わくわく祖師谷」の「チームわくわく」は、21年11月の開所時から有名店が軒を連ねる“パン激戦区”の世田谷でパン作りに力を入れており、売り上げは昨年度、念願の1千万円を超えた。
現在は4人の施設利用者と職業指導員の村田敏夫さん(30)が決勝に向け“特訓”を行っている。チームで仕込み担当の中村雪奈さん(28)は「少し疲れるけど、やりがいがある」。村田さんも「チームワークが日に日によくなってきた。初優勝を目指し、みんなで挑戦を続けていきたい」と力を込めた。
MSN産経ニュース-2013.11.16 20:48
障害者が普段の作業で培った技術やチームワークを競う同カップは平成15年の第1回大会以降、2年おきに開催。今大会はパンと菓子の両部門で計65チームが全国からエントリーし、各部門8チームずつの計16チームが決勝に進出した。
今回の特徴は決勝進出16チームのうち、5チームが同カップ初挑戦での決勝進出となったこと。その一つ、東京都世田谷区祖師谷の障害者就労支援施設「わくわく祖師谷」の「チームわくわく」は、21年11月の開所時から有名店が軒を連ねる“パン激戦区”の世田谷でパン作りに力を入れており、売り上げは昨年度、念願の1千万円を超えた。
現在は4人の施設利用者と職業指導員の村田敏夫さん(30)が決勝に向け“特訓”を行っている。チームで仕込み担当の中村雪奈さん(28)は「少し疲れるけど、やりがいがある」。村田さんも「チームワークが日に日によくなってきた。初優勝を目指し、みんなで挑戦を続けていきたい」と力を込めた。
MSN産経ニュース-2013.11.16 20:48