障害者による4年に1度のピアノ音楽の国際的祭典である「国際障害者ピアノフェスティバル」が14~16日、ウィーンの教会で開かれ、課題曲によるコンクール部門で、熊本県の月足さおりさん(36)が金賞に輝いた。東京都の太田将誉さん(27)も銅賞に選ばれた。重い障害がありながらも音楽活動を続ける月足さんは16日、左手だけで課題曲を演奏し、大きな拍手を浴びた。
同ピアノフェスティバルは、2005年に「ピアノパラリンピック」の大会名で、横浜市で開催されたのが最初。その後、現在の大会名に変更になった。今回は20近くの国・地域から約50人が参加した。
このイベントは、迫田時雄・元武蔵野音大助教授が1998年の長野パラリンピックを見て「あの感動を音楽でも」と発案。海外の演奏者にも呼び掛けて開催が実現した。
国際障害者ピアノフェスティバルのコンクール部門で金賞に輝いた月足さおりさん
MSN産経ニュース-2013.11.17 21:58
同ピアノフェスティバルは、2005年に「ピアノパラリンピック」の大会名で、横浜市で開催されたのが最初。その後、現在の大会名に変更になった。今回は20近くの国・地域から約50人が参加した。
このイベントは、迫田時雄・元武蔵野音大助教授が1998年の長野パラリンピックを見て「あの感動を音楽でも」と発案。海外の演奏者にも呼び掛けて開催が実現した。
国際障害者ピアノフェスティバルのコンクール部門で金賞に輝いた月足さおりさん
MSN産経ニュース-2013.11.17 21:58