ゴエモンのつぶやき

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障害者支援施設:理事長の自動車税負担 福岡・小郡

2013年11月09日 02時11分05秒 | 障害者の自立
 通所者に虐待をしていた福岡県小郡市の障害者就労支援施設「ひまわり」を運営するNPO法人「リブロ」が、坂本勉理事長ら個人名義の乗用車の自動車税などを負担するなど、ずさんな運営実態だったことが、福岡県の調査でわかった。

 県は今年7月と8月、2010年度以降の法人運営について立ち入り調査を計3回実施。その結果、理事長名義の乗用車2台、職員名義の乗用車2台の自動車税、保険料が、リブロから支払われていたことがわかった。更に、理事長や一部職員は、リブロから貸し付けを受けていたことも判明。今後、車の名義を変更し、金銭返還計画書を作成して貸付金を返済するとしている。

 また、リブロは、実際には職員ではない人物1人に対し、10年4月〜今年8月にわたって給与を支払っていたこともわかった。この人物は財務処理をしていたといい、リブロは県に「勤務実態はあった」などと説明したが、今月末までにこの人物への給与支払いを見直し、出退勤管理を徹底するとしている。

 リブロは、外部アドバイザーの指導の下で、こうした運営体制の見直しを進め、今月から来年6月までの間は毎月、県に改善状況を報告するなどとした改善計画書を県に提出。県は「改善が進まなければ、NPO法人認証の取り消しもあり得る」としている。

 毎日新聞の取材申し込みに対し、リブロ側は7日現在、担当者不在を理由に回答していない。

毎日新聞 2013年11月08日 07時47分

岡山の2人、再び晴れ舞台に

2013年11月09日 02時01分27秒 | 障害者の自立
 14〜16日、オーストリア・ウィーンで開かれる「第3回国際障害者ピアノフェスティバル」(同フェスティバル委員会主催)に、岡山県内から倉敷市職員佐川麻衣子さん(29)=同市=と川嶋絢さん(22)=津山市=が出場する。2人ともカナダ・バンクーバーでの前回大会に続き2度目。「周囲への感謝の気持ちを込めて」「聴いた人を元気に」。それぞれの思いを胸に、再び晴れ舞台に臨む。

 同フェスティバルはあらゆる障害者を対象にしており、4年に1回開催。課題曲部門と自由曲部門があり、演奏を収録した映像による1次審査を経て、本選出場者を決める。今回は18カ国から48人がエントリーしている。

 大学生の時に交通事故に遭い、左半身にまひが残る佐川さんは、障害者のコンサートを見て2007年、高校1年まで習っていたピアノに再挑戦。「左手を鍵盤に載せるのがやっと」という状況から練習を重ね、仕事の合間に演奏会に出演するなどして腕を磨いている。

 ダウン症の川嶋さんは、幼いころから音楽が好きでピアノにも親しんでおり、17歳で初めてコンサートで演奏。現在も岡山市内の教室に通い、1曲ずつじっくりと習得に励んでいる。

 本番では、佐川さんがベートーベンのピアノソナタ、川嶋さんがレイバッハのノクターンを自由曲で披露する。「この4年間の成果を見せ、応援してくれた人たちに恩返ししたい」と佐川さん。川嶋さんも「飛行機は苦手」と笑わせながら「聴いてくれる会場の人を元気にする演奏をしたい」と話している。


国際障害者ピアノフェスティバルに出場する佐川さん(右)と川嶋さん

山陽新聞-(2013/11/8 8:10)

スウィーツ甲子園:障害者施設の菓子競う−−神戸・元町で10日 /兵庫

2013年11月09日 01時58分31秒 | 障害者の自立
 障害者施設などで作るお菓子の味やアイデアを競う「スウィーツ甲子園関西大会」が10日、神戸市中央区の元町商店街で開かれる。県代表の作業所「すいーつ」(豊岡市)の「玄さんがんこサブレ」のほか、東日本大震災被災地の岩手、宮城、福島の3県など計12府県の事業所が参加する。利用者が丹精込めて作り上げたお菓子を試食できる一般の投票と菓子の専門家の審査で、グランプリなどを選ぶ。

 県と障害者の就労を支援するNPO法人「兵庫セルプセンター」が企画し、5回目。コンテストでの入賞という付加価値をアピールすることで販路拡大を目指し、障害者の賃金向上を促す。

 県代表の「玄さんがんこサブレ」は、豊岡市のマスコットキャラクター、玄武岩の玄さんの顔の形をした六角形のサブレ。国産小麦粉に黒ゴマや沖縄の黒糖を加えて黒っぽくして、玄さんの精悍(せいかん)な顔つきをイメージ。添加物は使わず、9月の県大会で1位に輝いた。

 他にも、東北3県では岩手県が「アテルイくんのしあわせダイフク」、宮城県が「ほうじ茶プリン」、福島県は「かぼちゃプリン」を出品するなど、ユニークな作品が並ぶ。

 10日は午前11時〜午後6時、元町商店街6丁目の西側入り口に特設会場を設置。来場者に無料で試食してもらい、気に入った作品に投票してもらう(投票は午後3時まで)。事業所の代表者らが作品のプレゼンテーションをして、専門家が審査。人気投票結果と合わせてグランプリを決定する。

 問い合わせは、兵庫セルプセンター(078・414・7311)へ。

毎日新聞 2013年11月08日 〔神戸版〕

夢はネイリスト   女性障害者自立へ特訓中

2013年11月09日 01時56分25秒 | 障害者の自立
 障害を持つ人たちを訓練して、ネイリストに育てる就労移行支援センター「ネイルサロンarc(アーク)」が明石市魚住町にオープンした。「やりがいのある仕事を通して、社会とのつながりを持ってほしい」と、支援団体が運営。発達障害などを抱える女性10人が、ネイリストの資格取得と自立を目指して、懸命に学んでいる。

 開設したのは、障害者支援施設など16施設を運営する明石市の「波の家福祉会」(伊藤隆理事長)。これまで障害者を対象に、箱の組み立てやタオルの折りたたみなどの作業訓練を行い、就労支援を続けてきた。

 「女性が生きがいを感じられる仕事を紹介できないか」と考えた伊藤理事長は、マニキュアで爪を手入れするネイリストの資格に着目。福祉会の事務所として使っていたビルの1階を改装し、8月、オープンさせた。

 通うのは20~50歳代の10人。プロのネイリストを講師に迎え、計180時間程度の講習を受けた後、実習を重ね、「ジェルネイル技能検定試験3級」の資格取得を目指す。

 組み立てなどの作業訓練では、遅刻する障害者も多かったが、ネイルサロンに通うようになってから、全員が張りきって朝から通ってくる。

 明石市内の女性(59)は「生活に張り合いが出てきた。教えてもらっている通りにはなかなかできないけど、努力していること自体が楽しい」と笑顔を見せる。

 センターでは、資格取得後、実際に一般の利用客にサービスを提供することも視野に入れているという。

 伊藤理事長は「家に引きこもりがちな障害を持つ人たちは、外の世界と関わることが何より必要。お金を稼ぐことだけが働くことではない。障害を持つ人に自分の居場所と生きがいを見つけてほしい」と話している。

 問い合わせは波の家福祉会(078・946・7692)へ。

(2013年11月6日 読売新聞)

国際障害者ピアノフェス出場 伊丹の男性が市長表敬

2013年11月09日 01時48分27秒 | 障害者の自立
 先天性右手欠損とダウン症がある鈴木凜太朗さん(22)=兵庫県伊丹市平松5=が、14日からオーストリアで開かれる「第3回ウィーン国際障害者ピアノフェスティバル」に出場する。曲目はショパンの「別れの曲」。2年間練習を重ねた成果を、大舞台で披露する。

 鈴木さんが楽器に触れたのは、小学1年生の時。自宅にあったおもちゃのピアノで「キラキラ星」を演奏したのがきっかけで、電子オルガンを習い始めた。当初は左手だけで弾いていたが、5年生からは講師の勧めで、ピアノ曲を独自に編曲し、右手首も使って奏でるようになった。

 2009年、カナダ・バンクーバーで開かれた同フェスに初参加。演奏に取り組む周囲の姿に刺激を受け、より一層、熱心に練習するようになった。

 一般的な音符ではなくカタカナの楽譜を使い、一つの曲を仕上げるのに約2年かかる。複雑な和音があると、1小節の習得に約1カ月費やすことも。そのため、毎日2~3時間の練習を欠かさない。

 凜太朗さんは5日、藤原保幸・伊丹市長を表敬訪問。「(曲を)うまく続けて弾きたい」と意気込む。母の真己子さん(50)は「ピアノを通じて、やればできるということを学べた。これまでお世話になった方々に、演奏で恩返しができれば」と話していた。(


国際大会に出場する鈴木凜太朗さん(中央)と母真己子さん(左)=伊丹市役所

神戸新聞-2013/11/6 05:30