ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者施設運営のリブロ不正受給、指定取り消しへ

2013年11月17日 02時40分57秒 | 障害者の自立
 利用者への虐待事件が発覚した福岡県小郡市の障害者就労支援施設「ひまわり」を運営するNPO法人「リブロ」(小郡市)が福岡、佐賀両県で運営する複数の施設で、自治体から支給される給付費を不正受給していたことが両県の調査で分かった。両県は、不正受給のあった施設について、障害者サービス事業所の指定を取り消す方針を固めた。

 リブロの運営施設を巡っては、佐賀県内の2施設で、利用者が食事などのサービスを利用したように装って、利用者の居住する自治体から介護給付費約36万円を不正受給していたことなどが佐賀県の調査で発覚。福岡県内の施設でも同様の疑いが浮上し、両県が調査していた。

 その結果、福岡県は県内6施設のうち複数の施設で、佐賀県は県内3施設すべてで、不正受給を確認した。指定を取り消す施設の利用者の処遇については、両県が地元自治体などと対策を検討する。

(2013年11月16日 読売新聞)

障害者虐待9件認定…秋田

2013年11月17日 02時38分44秒 | 障害者の自立
 障害者への虐待が、昨年10月の障害者虐待防止法の施行後、今年3月末までの半年間に全国で1524件認定された問題で、秋田県内でもこの間、9件で11人が虐待を受けたと認定されたことが14日、分かった。

 大半が両親など家族からの虐待だったが、障害者福祉施設1か所で3人が被害に遭ったケースもあった。県は4~9月の半年間にも、さらに10件程度を確認しており、虐待防止へ、市町村や施設に注意を促している。

 県障害福祉課によると、同法の施行を受け、昨年10月から今年3月末までの半年間の虐待状況を市町村に問い合わせたところ、相談や通報などが計19件あり、そのうち9件を虐待と認定していたことが分かった。

 9件のうち8件は家族からの虐待で、父親からが4件、母親からが3件などだった。被害者8人のうち7人が女性で、20歳代が5人と最も多かった。虐待の内容(複数回答)は、暴力をふるう「身体的虐待」が最も多く6件、脅しや無視などの「心理的虐待」が4件で、「性的虐待」も1件あった。

 障害者福祉施設で虐待が認定されたケースも1件あった。同課などによると、県中央部のグループホームの管理者が、入居者の50~60歳代の男性3人がアルバイトなどで得た賃金の全部または一部を数年間にわたって保管し、3人に渡さなかった「経済的虐待」で、保管していた金額は百数十万円に上ったという。

 これらの虐待への対処として、家族から虐待を受けた8人については、市町村が施設に入れて家族と引き離したり、家族に虐待しないよう指導したりした。施設での虐待では、管理者に3人の入所者の賃金を返却させたうえで、同課が改善計画書を提出させ、現在も改善状況を確認している。

 同課は、今年4月以降も市町村への問い合わせを継続。9月末までの半年間で、さらに10件程度の虐待を確認したという。同課は「今後、障害者虐待への県民の意識が高まれば、通報も増え、認定件数も増えるのではないか」とみている。

(2013年11月15日 読売新聞)

陶芸や絵画 生の芸術 甲賀の障害者施設で作品展

2013年11月17日 02時37分32秒 | 障害者の自立
 障害を抱えながら芸術活動に打ち込む作家の作品を紹介する「Respect」が、甲賀市甲南町の知的障害者施設「やまなみ工房」のギャラリー「グフグフ」で開かれている。29日まで。

 施設などで創作に励む知的障害者や身体障害者の作品を知ってもらおうと、開催。専門の教育や訓練を受けず自由に創作する「アール・ブリュット」(生(き)の芸術)として注目されており、今年、世界的な展覧会「ベネチア・ビエンナーレ」に招待された草津市の沢田真一さんら5人の作品、計約40点を集めた。

 会場には無数の突起に覆われた沢田さん独特の陶芸作品や、楽譜をペンで模写して踊り上がるような絵にした大阪市在住の西岡弘治さんの作品、虫歯になった人間や動物をユーモラスに描いた京都府のアッキーさんの作品などが並び、来場者の注目を集めている。

 無料。午前10時~午後5時30分まで。土、日、祝日は休館。問い合わせは同工房(0748・86・0334)。

(2013年11月16日 読売新聞)

障害者の力作4000点 徳島市で展示即売

2013年11月17日 01時35分33秒 | 障害者の自立
 徳島県内の精神障害者の手作り作品を展示即売する「目で見る精神保健展」(県など主催)が14日、徳島市のふれあい健康館で始まった。入場無料。15日まで。

 病院、福祉施設など44施設の入院患者、通所者ら約350人が社会復帰を目指してリハビリや作業中に仕上げたクッション、編み物、菓子など約4千点が並ぶ。大勢の来場者でにぎわい、書道や絵画の力作に見入る人もいた。徳島市南昭和町7の主婦山川正子さん(65)は「どの作品を見ても障害者の人が努力し、丁寧に製作していることが分かる」と熱心に品定めしていた。

 薬物依存症からの脱却を指導している高松市の民間リハビリ施設「香川ダルク」の村上亨代表の講演もあった。


【写真説明】熱心に品定めする来場者=徳島市のふれあい健康館

徳島新聞- 2013/11/14 13:57

障害者つながれ、津で交流集会 30日、パネル討論など

2013年11月17日 01時26分32秒 | 障害者の自立
 さまざまな障害のある人たちが集い、出会いから新しい可能性を探る「バリアフリー市民交流集会」が30日午後1時25分から、津市久居新町のポルタひさいで開かれる。主催の障害者団体「ウィズアスみえ」が障害の有無を問わず、参加を呼びかけている。

 集会の合言葉は「集まれば変わる、つながればできる」。日ごろは交流の機会が少ない、障害が異なる人たち同士の出会いの場をつくろうと、昨年から始まった。1人で悩み、あきらめていたことでも、みんなで知恵を出して、希望を見いだせる地域にしていこうという狙いだ。

 集会では、視覚、知的、身体に障害のある人たちのパネルディスカッションがあり、それぞれの障害の立場から生き方、暮らし方を語る。障害の当事者によるバンド演奏も予定されている。参加無料。問い合わせは、ウィズアスみえの畠中さん(080・3688・5263)へ。

朝日新聞-2013年11月16日03時00分