ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者スポーツ金メダルを報告

2013年11月29日 01時18分30秒 | 障害者の自立
 10月にマレーシアで開かれた障害者の国際スポーツ大会「アジアユースパラ競技大会」の陸上競技走り幅跳びに日本代表として出場し、金メダルを獲得した青森市の倉内未来さん(19)が27日、県庁に三村知事を訪れ喜びを報告した。

 普段は市内の飲食店で働く倉内さんは、6回目の跳躍で4メートル11を跳び、大会前の自己ベストを40センチほど更新して優勝。ロンドンパラリンピックのB標準記録(4メートル10)を突破したことで、日本知的障害者陸上競技連盟の強化指定選手として2016年のリオデジャネイロ・パラリンピック出場を目指すことになる。

 倉内さんは中学時代に陸上を始め、主に中距離種目で活躍。走り幅跳びに挑戦したのは今年に入ってからで、三村知事も「すごい記録を出してくれた。次はリオデジャネイロだ」と興奮しきり。披露された金メダルに触れては「すごい」を連発していた。

 倉内さんは会談後、「次は4メートル50を跳びたい。リオを目指して頑張りたい」と意気込みを語った。


三村知事(右)に金メダル獲得を報告する倉内さん

(2013年11月28日 読売新聞)

視覚障害者の事故 ベストで防ぐ 県内初 熊谷市が製作

2013年11月29日 01時14分49秒 | 障害者の自立
 熊谷市は27日、市内の視覚障害者向けに外出時用のベストを製作したと発表した。目の不自由な人が駅のホームから転落したり、道路を歩行中に交通事故に遭ったりするケースが後を絶たないため、周囲から目立つ鮮やかな黄緑色を採用した。

 ベストは背中に「盲人のための国際シンボルマーク」を、前面には熊谷市のキャラクター「ニャオざね」が白いつえを突いて歩く絵をあしらった。市民からの要望を受け、市視覚障害者福祉協会(岡田ひろみ会長)と協議しながら完成させた。市内の視覚障害者のうち希望者に来月から配布する。

 自治体が視覚障害者用に安全ベストを配布するのは県内で初めてで、全国でも珍しいという。



東京新聞-2013年11月28日

バス運賃:精神障害者も割引を 当事者や家族の会、事業者団体に署名 /岩手

2013年11月29日 01時07分54秒 | 障害者の自立
 精神障害者にも乗り合いバス運賃を割り引くよう求め、当事者や家族の会は27日、1407人分の署名を県バス協会(盛岡市)に提出した。今年2回目で計3386人となった。県内では身体・知的障害者は半額だが、精神障害者は一部事業所を除いて割引されず、障害者の重要な交通手段となっているバス利用の格差是正を訴えた。

 「定期代は月に2万円かかるんです」。要望した「精神障がい者の運賃割引を進める県連絡会議実行委員会」会長の斎藤大地さん(34)は強調した。精神障害者の手帳を持ち、週に5日、盛岡市郊外の自宅から市中心部の就労移行事業所に通っている。月々の工賃は定期代より安い約1万5000円。両親と同居しているため生活には困らないが、いずれは独立したいと考えている。「割引で浮いたお金を将来のために貯金したい」と、同協会の高橋聖一専務理事に頭を下げた。

 県内の精神障害者に対する手帳の所持者は約6300人。同委がこのうち363人にアンケートすると、外出の交通手段にバスを使うと答えた人は最多の151人。3分の1以上の128人が「運賃が高くてバスの利用を控えている」と回答した。

 同協会に加盟している55事業所のうち精神障害者の運賃を割り引いているのは2事業所のみ。県交通や県北バスなどの大手は実施していない。高橋専務理事は「事業所ごとの経営判断。足並みをそろえて実施するには、行政が公的助成金支給も検討してほしい」としている。

 ◇精神障害者のバス運賃割引、全国事業所の6割

 国土交通省の調べでは、今年4月現在で精神障害者のバス運賃を割り引いているのは全国665事業所で、運行事業所の6割。一方、知的・身体障害者にはほぼ全てが割り引いている。

 事業所は利用者が障害者かどうか障害者手帳の有無で判断する。厚生労働省によると、精神障害者が障害者手帳にあたる保健福祉手帳の交付を受ける制度が始まったのは1995年。当時、当事者には社会的差別への懸念が強いことを受け、障害者手帳のように写真は添付されなかった。このため料金割引などの福祉サービスを受けられない支障が生じた。


県バス協会の高橋聖一専務理事(左)に、バス運賃の割引を求める署名を手渡す斎藤大地さん(中央)=盛岡市の県バス協会で

毎日新聞 2013年11月28日 地方版