ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者のおしゃれを助ける

2014年09月05日 01時26分07秒 | 障害者の自立
視覚障害がある人に、おしゃれを簡単に楽しんでもらおうと、服に取り付けて指で触れば、微妙な色の違いや上着とスカートを「似た色」で組み合わせるといったコーディネートのしかたも分かる特殊なラベルが開発され、ファッション分野のバリアフリーを広げる新たな取り組みとして注目されています。

「カラータグ」と呼ばれるこのラベルを開発をしたのは、色彩感覚を研究している日本女子大学の佐川賢さんの研究グループです。
これまでの研究で、生まれつき全盲の人も日常会話を通じて、青は海や水を連想する「冷たい色」、黄色は工事中のように「危険な色」といった、色に対する一般的なイメージを持っていることが分かっていました。
研究グループでさらに詳しく調べたところ、このイメージは、「反対の色」や「似た色」など色の相関関係を円の形で表す「色相環」と呼ばれる図と一致することが分かったということです。
「カラータグ」は、この「色相環」をデザイン化したラベルで、服に取り付け、円の形に並んだふくらみや穴を手で触ることで、原色から中間色まで23色を区別できる仕組みです。
さらに色の相関関係も確認できるため、「同系色」の上着とスカートを組み合わせるなど、簡単におしゃれを楽しめるようデザインされています。
研究グループによりますと、早速アパレルメーカーから引き合いがきているということで、ファッション分野のバリアフリーを広げる新たな取り組みとして注目されています。

9月4日 5時06分 NHK

心身障害者と入浴イベント…裸の交流「壁」取り払う

2014年09月05日 01時22分07秒 | 障害者の自立
銭湯で介助 歌や演劇も

 「障害者に対する心の壁を裸の付き合いで取っ払おう」。そんな発想で、兵庫県尼崎市の福祉団体が始めた入浴イベント「劇場型銭湯」が面白い。

 街中の銭湯に障害者と出かけ、地域の人と同じ湯船につかればみんな仲間。そんな楽しいバリアフリーの試みを取材した。

 同市の住宅街にある創業約50年の老舗銭湯「光明こうめい温泉」に、夏の夕方、徒歩や車いす、ワゴン車で約40人が集まった。常連客でにぎわうこの銭湯に、皆で入るのだ。心身障害がある人の着替えを仲間が手伝い、まずは背中を流す。

 記者が体を洗うのを手伝った、手足に障害がある村上さとみさんは4回目の参加だ。女同士でこちらも裸だから恥ずかしくない。触れ合い、家族のことなど世間話を交わすと自然と笑顔になる。周りの手を借りて、広い湯船につかると、村上さんは「家のお風呂よりも広くて気持ちいいね」と上気したほおをほころばせた。

 男湯の方では、障害のある人もない人も1列に並んで、背中の流しっこをしたらしい。

 既に湯船につかっていた常連たちも、笑顔で見守る。夫婦で男湯女湯に分かれてつかっていた近所に住む藤岡雅史さん(61)夫妻は、それぞれ「こっちの湯船は熱いから気をつけてね」と声をかけた。「障害を持つ人が気持ちいい顔でつかっているのを見たら、こっちまで気持ちよくなったよ。いつもより人が多いなと思うぐらいで気にならない。大歓迎だ」と語る。

 このイベントを昨年から始めたのは、自宅で暮らす重症の心身障害者にヘルパーを派遣している福祉系NPO法人「月と風と」だ。

 発案した同法人代表の清田仁之きよたまさゆきさん(40)は「言葉でのコミュニケーションが難しい心身障害者の魅力を、地域の人にどう伝えたらいいかと考えて思いついたんです。皆、入浴介助でとてもいい表情をするし、血の巡りが良くなって体の緊張も和らぐ。ヘルパーでもない人が一緒に風呂に入るには、銭湯がいいとひらめきました」と語る。

 同法人は、この銭湯入浴イベントだけでなく、心身障害者やその家族が地域で孤立するのを防ぐ試みとして、一般向けの書道や韓国語教室に障害者を参加させたり、障害者の父母を対象とした料理教室を開いたりしている。

 夕方から銭湯イベントを行ったこの日は昼から、同法人の事務所でお祭りも開いた。障害の有無にかかわらず自作の歌やギター演奏をし、元舞台俳優だった清田さんのオリジナル脚本で演劇も披露した。銭湯の後は、地域の人と歌あり、踊りありの懇親会で盛り上がった。

 演劇で主演の一人を務め、銭湯イベントや懇親会にも参加した車いすの竹下浩介さん(24)(西宮市)は、「障害を持っていても人と出会いたいという気持ちは健常者と変わりない。銭湯などリラックスした環境で、地域の人と会話を交わし、互いの気持ちを理解し合うことができるこうしたイベントが、もっとたくさんあれば」と願っている。

 NPO法人「月と風と」 医療的なケアが必要な重症心身障害者を対象に、ヘルパーを派遣している。「重い障害を持つ人が地域に住めば、誰にとっても住みやすい町になる」を合言葉に、おふろプロジェクトなど地域の人を巻き込むイベントを数多く開催している。

(2014年9月4日 読売新聞)

室蘭・八丁平小5年生が障害者スポーツ体験

2014年09月05日 01時18分18秒 | 障害者の自立
 室蘭市八丁平小学校(澤田光男校長、501人)の5年生88人を対象にした障害者スポーツ交流が2日から同小で始まり、児童らは障害者と楽しめるスポーツを体験した。

 総合的な学習の一環。17日に室蘭養護学校の児童との交流会を控え、障害者のことをもっと知り、思いやりの心を育てることを目的として3クラスに分けて実施。講師は室蘭障害者スポーツ協会の菅原美智子理事長が務めた。

 二つのチームに分かれた児童らはパラリンピックの正式種目にもなっている「ボッチャ」に挑戦。赤と青の球を各6個ずつ転がし、ジャックボールと呼ばれる白い球に近づけたチームが勝利。狙いを定めて慎重に球を転がした児童らはジャックボールに近づくと「わー!」と歓声を上げて大盛り上がり。市内在住で北海道チャンピオンの大地一史さんも参加し、チャンピオンの実力を間近で見学した。

 塩谷優月さん(5年)は「障害のある人も楽しめるゲームがたくさんあると知ってびっくりしました。力加減が難しかったけれど、楽しかったです」と話していた。

【2014年9月3日(水)夕刊】 室蘭民報

障がい者の雇用について学ぶ市民講座を開催へ

2014年09月05日 01時13分49秒 | 障害者の自立
9月の障害者雇用支援月間にあわせて佐倉市で

千葉県佐倉市では、9月の障害者雇用支援月間にあわせて市民講座の講演会を開催するとし、企業をはじめ一般の方の参加を募集している。

昭和23年のヘレン・ケラー女史の訪日を契機に第1回身体障害者雇用促進運動強調週間を実施。以後、昭和38年からは障害者雇用促進月間となり、平成16年から障害者雇用支援月間と定められている。

障がい者雇用を実践する企業担当者の講演と当事者の体験談

9月26日(金)にミレニアムセンター佐倉(佐倉市宮前3-4-1)で開催される講演会では、「働くっていいね!」をテーマに株式会社ビジョンの人事担当者が講演を行う。

また障がいのある当事者が、体験談を発表し障がい者の就労について理解を深める。

開催日時は、9月26日(金)の14時から16時まで(開場は13時30分)としている。入場は無料。

障がい者雇用に関心のある企業や市民など幅広い参加を呼びかけ

参加希望者は、リンク先のお知らせより申込書をダウンロードのうえ、必要事項を記入して佐倉市社会福祉協議会(FAX:043-486-2518)に、9月12日までに申し込む。

佐倉市では、障がい者の雇用を検討しているなど関心のある企業や、就労をめざしている障がい者とその家族、障がい者の就労に関心のある一般市民など幅広い参加を呼びかけいる。

当日は、手話通訳や要約筆記、託児にも応じるとのこと。問い合わせは、佐倉市役所障害福祉課(TEL:043-484-6137)まで。

2014年9月4日 11:00 障害者雇用インフォメーション

松山・道後の貸浴衣 役目新た 本館廃棄分 クッションに

2014年09月05日 01時08分10秒 | 障害者の自立
 廃棄予定だった道後温泉本館(松山市道後湯之町)の貸浴衣を再生するプロジェクト「松山トリコ」がスタートし、商品の第1弾となるクッションが2日、披露された。市社会福祉協議会が地元女性クリエーターや障害者、高齢者と協力して製作し、手にした人が「松山のとりこになるように」という思いが込められている。

 市道後温泉事務所によると、浴衣は色あせやほつれから年間70~80着を廃棄していた。昨年秋ごろから市と市社協が活用方法を検討。女性クリエーターグループ「和音ファクトリー」が、湯玉模様を生かしながらワンポイントに伊予絣を取り入れたクッションを考案した。形や構造からお手玉を意味する「おじゃみクッション」と名付けた。
 障害者就労支援事業所「なないろ工房」(松山市苞木)が貸浴衣をオリーブグリーンやからし色に染め上げ、高齢者グループ「和洋裁リメイク工房」が縫製。全4種類計100個を作った。
 2日は本館前で、市社協の村上博会長が西泉彰雄副市長に本館休憩室用のクッション30個を贈呈した。染色に初めて挑戦した味酒町2丁目の久保さつきさん(25)は「赤色やコーヒー色にきれいに染まった。お客さんがゆっくり休めるようなクッションになれば」と完成を喜んだ。
 本館1階売店でも1個2200円(エコバッグ付きは2500円)で販売。売り上げは社会福祉事業に充てる。

2014/09/03 10:31 【愛媛新聞】