ゴエモンのつぶやき

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3Dプリンターで立体地図 視覚障害者向けに技術開発

2014年09月26日 02時17分25秒 | 障害者の自立

 視覚障害者が指で触れて読み取れる立体地図を、3Dプリンターを使って安価に作る技術を国土地理院茨城県つくば市)が開発した。障害者支援を研究する専門家と使いやすく改良したうえで、地図データを一般に提供して普及を目指す。

 国土地理院は、都市部は2500分の1、それ以外は2万5千分の1の地図で道路の中心線などを電子データ化している。これを3Dプリンターに入力して、線の幅などを指定すれば、樹脂の板の上に道路が立体的に盛り上がった地図が作れる。

 これまで、特殊な紙と機械を使って試作してきたが、3Dプリンターが急速に普及。インターネットで地図が必要な場所のデータを利用者に提供して、手軽に作れる環境が整った。国土地理院が開発に使った3Dプリンターは6万円台で、15センチ四方の1枚を作る材料費も150円程度だ。

 今後、地図に盛り込む情報量や点字の略記法など、使いやすさを研究してデータ公開の準備を進める。

 開発に協力する新潟大渡辺哲也准教授(福祉工学)は「標高データを生かして坂道や高台などを立体的に表現すれば、視覚障害者の津波防災などの学習にも使えるのではないか」と話す。

2014年9月24日17時53分       朝日新聞


小型家電リサイクル 市川で障害者ら参加

2014年09月26日 02時12分43秒 | 障害者の自立

 市川市の小型家電リサイクルに、社会福祉法人市川レンコンの会(市川市下新宿)が運営する障害者支援施設と県立特別支援学校市川大野高等学園(同市大野町)が新たに加わった。知的障害を持つ若者が小型家電を分解し、売却益は若者たちの収入になる。小型家電リサイクルで自治体と障害者らが連携するのは、県内では船橋市に次いで2例目。

 市川市では2013年11月から本庁舎、行徳支所、公民館など22か所に回収ボックスを設置し、市民から小型家電の回収を始めた。清掃業者でつくる市清掃業協同組合が今年4月から、集まった家電をレンコンの会と大野高等学園に搬入している。解体・分別された小型家電は同組合を通して材料別に再生事業者に引き渡され、売却益は解体・分別を担当した本人に支払われる。

 レンコンの会が運営する同市末広の知的障害者の福祉作業所では、今年6月から本格化させ、2~4人が解体・分別を行っている。パソコンはデスクトップなら4台、ノートなら6台が1日の目標だ。

 船橋市は今年2月から、障害者らと連携して小型家電リサイクルに取り組み、成果を上げている。スタート当初に比べ、持ち込まれる家電が少なくなっているのが懸念されるという。

 県障害者就労事業振興センターによると、障害者が小型家電の解体・分別に専念して得られる月額平均額は、県内で働く障害者の月額平均工賃(1万2519円)よりは高額だという。持ち込まれる家電が多ければ、障害者の収入増につなげられる。

 レンコンの会の職業指導員前島隆之さんは「パソコンの廃棄で情報の流出を気にされる個人、企業が多いが、ハードディスクの返却や処分の相談にも応じている。無償で引き取るので気軽に声をかけてほしい」と話している。問い合わせは、市川レンコンの会(047・395・6809)。

◇小型家電リサイクル

 パソコン、携帯電話、デジタルカメラ、家庭用ゲーム機などを回収し、鉄やアルミ、金などを取り出して再利用する制度。「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)」が2013年4月に施行され、自治体の取り組みが努力義務となった。小型家電にはレアメタルなどの金属資源が使用されており、解体・分別後に回収が可能になる。

2014年09月25日      読売新聞

県内、知的障害者の和太鼓集団 全国大会に初出場

2014年09月26日 02時04分21秒 | 障害者の自立

 徳島県内の知的障害者らでつくる和太鼓集団「太鼓一家・虹」が、10月5日に大阪府大東市で開かれる第16回日本太鼓全国障害者大会(日本太鼓財団主催)に初出場する。結成から3年間、出場を目指して練習に励んできたメンバーは「特訓の成果を発揮したい」と意気込んでいる。
 
 NPO法人太鼓の楽校(吉野川市)が伝統芸能を通じて障害者の自立を支援しようと、2011年10月に5人で前身の「鼓座」を結成。全国大会に出場経験のある国府支援学校和太鼓部の卒業生3人が加わり、12年5月に名称変更して太鼓一家・虹となった。現在は10~25歳の12人が在籍している。
 
 理事長で、日本太鼓財団県支部長を務める中西渉さん(55)=吉野川市鴨島町知恵島、自営業=が「上達するためには目指すものが必要」と考え、全国大会への出場を目標に設定。毎週日曜に約6時間、石井町の障害者施設で練習を積んできた。
 
 大半が初心者だったが、中西さんらの指導で少しずつ腕を上げ、県内各地の老人福祉施設やイベントで上演する機会が増えた。中西さんも「今年は全国大会に出ても遜色ないレベルになった」と判断し、県支部から財団本部に出場を推薦した。
 
 全国大会には、3回目の国府支援学校を含む34団体が出場する。リーダーの米田達哉さん(25)=徳島市名東町1、会社員=は「大会を楽しみ、生き生きとした演奏を披露したい」と話している。

【写真説明】日本太鼓全国障害者大会に初出場する太鼓一家・虹=吉野川市内の老人ホーム
 
2014/9/25 09:05     徳島新聞

県内、知的障害者の和太鼓集団 全国大会に初出場

2014年09月26日 02時04分21秒 | 障害者の自立

 徳島県内の知的障害者らでつくる和太鼓集団「太鼓一家・虹」が、10月5日に大阪府大東市で開かれる第16回日本太鼓全国障害者大会(日本太鼓財団主催)に初出場する。結成から3年間、出場を目指して練習に励んできたメンバーは「特訓の成果を発揮したい」と意気込んでいる。
 
 NPO法人太鼓の楽校(吉野川市)が伝統芸能を通じて障害者の自立を支援しようと、2011年10月に5人で前身の「鼓座」を結成。全国大会に出場経験のある国府支援学校和太鼓部の卒業生3人が加わり、12年5月に名称変更して太鼓一家・虹となった。現在は10~25歳の12人が在籍している。
 
 理事長で、日本太鼓財団県支部長を務める中西渉さん(55)=吉野川市鴨島町知恵島、自営業=が「上達するためには目指すものが必要」と考え、全国大会への出場を目標に設定。毎週日曜に約6時間、石井町の障害者施設で練習を積んできた。
 
 大半が初心者だったが、中西さんらの指導で少しずつ腕を上げ、県内各地の老人福祉施設やイベントで上演する機会が増えた。中西さんも「今年は全国大会に出ても遜色ないレベルになった」と判断し、県支部から財団本部に出場を推薦した。
 
 全国大会には、3回目の国府支援学校を含む34団体が出場する。リーダーの米田達哉さん(25)=徳島市名東町1、会社員=は「大会を楽しみ、生き生きとした演奏を披露したい」と話している。

【写真説明】日本太鼓全国障害者大会に初出場する太鼓一家・虹=吉野川市内の老人ホーム
 
2014/9/25 09:05     徳島新聞

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2014年09月26日 01時50分47秒 | 障害者の自立

 障害者の人権について考えるシンポジウム「私たちが正直に生きる方法とは」(NPO法人夢ハウス主催)が23日、鳥取市のとりぎん文化会館であり、介助を必要とする人の自立生活を支援する活動を続けている小山内美智子さんが講演した。

 重度の脳性まひを抱えながら、執筆活動や講演も精力的に行っている小山内さん。高校で恩師に出会い、やりたいことに挑戦する意欲が生まれ、老人ホームで手紙を代筆する仕事を開始。「障害者でもできることがある」と自信が生まれたことを振り返った。

 「障害者が一般の人と結婚や恋愛をすることは、宇宙に行くより難しい。でもチャレンジしないといけない」とラブレターをたくさん書いた経験も語り、「失敗してもいい。生まれてきて良かったと感謝できる人生を送ることが大事」と呼び掛けた。

 また、障害者の手となるヘルパーについて「命を救い、魂を導くかっこいい仕事であると伝えていかないといけない」と強調。障害者の生き方に関しても「年金や生活保護も、真剣に生きていたら月給。障害があるからと甘えていたらだめ。何か社会の役に立てることを考えて」とメッセージを送った。

 

半生を振り返り「失敗しても、やり直したらいい」と会場に呼び掛けた小山内さん=23日、鳥取市のとりぎん文化会館

2014年9月24日      日本海新聞