ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

大阪市で7日に性同一性障害者のブライダルショー 花婿モデルも初参加

2014年09月02日 01時54分19秒 | 障害者の自立
 「ニューハーフ花嫁モデル」として注目を集める麻倉ケイトさんが所属する音楽事務所「レインボーミュージック」が、性同一性障害の男女によるブライダルショーを企画。7日午後5時から、大阪市西区のレストランウエディング施設「エブリワン」で、一夜限りのスペシャルショーを開く。

 「自身の性別に違和感を持つ人たちが、自分らしく輝ける場になれば」と昨年から実施している。

 3回目の今回は性同一性障害の男性花嫁モデル7人に加え、花婿モデルの女性2人も初参加し、計9人が出演する。このような機会は全国的にも珍しく、関西を中心に関東や九州方面など、遠方からの応募者も多いという。

 当日は、まず出演者が普段着で登場した後、プロによるヘアメークで華麗に変身した姿を披露。それぞれの出演者が抱える悩みや葛藤、カミングアウトへの思いなどを、司会者が言葉で伝える演出もある。

 また、出演者が衣装などを準備する間に、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)についてのトークや、麻倉さんのミニライブも予定している。

 レインボーミュージックの叶ともみ社長(58)は「性別について悩んでいる人が一歩踏み出せるきっかけとなり、彼らの存在を伝える機会にもなれば」と話している。

 チケットは3千円(軽食とワンドリンク付き)。問い合わせはレインボーミュージック(電)06・6675・0245。

2014.9.1 02:05 MSN産経ニュース

岐阜チーム結成願い県内初開催 東海障害者野球

2014年09月02日 01時49分12秒 | 障害者の自立
 中部東海身体障害者野球大会が三十一日、岐阜市本荘の八ツ草野球場で開かれた。出場したのは、愛知県の名古屋ビクトリーと静岡県の静岡ドリームスの二チーム。名古屋が9-4で勝ち、十一月に兵庫県で行われる全国大会への出場を決めた。

 岐阜で大会を開くのは初めて。県身体障害者スポーツ協会によると、障害者の野球チームは全国に三十ほどあるが、東海地方には名古屋と静岡の二つだけ。岐阜にもチームを作りたいとの願いを込めて開催したという。

 県内の障害者十三人が観戦。試合の前後に両チームの選手から打撃の手ほどきも受けた。打撃投手を務めたのは、生まれつき左手の指が無い日本代表で名古屋ビクトリーの飼沼寛之投手(19)。「(人前で)手を隠さなくなったのは野球のおかげ。岐阜にも対戦相手ができるとうれしい」と話していた。


打撃練習をする障害者ら=岐阜市本荘の八ツ草野球場で

2014年9月1日 中日新聞

障害者雇用優良事業所の「厚労大臣表彰」受賞者を決定

2014年09月02日 01時44分47秒 | 障害者の自立
9月8日に全国表彰式を開催

厚生労働省では、毎年9月を「障害者雇用支援月間」としている。

これは障がい者が、職業を持ち社会に溶けこむことで人間らしい生活を送る意欲を促すとともに、事業主をはじめ国民が障がいのある人の雇用への関心と理解を深めることを目的とし、様々な取り組みを行っている。

模範的な業績をあげている優秀勤労障害者の表彰も

同省では「障害者雇用支援月間」にあわせて、今年度の「障害者雇用優良事業所等厚生労働大臣表彰」の受賞者を発表した。

これは、障がいのある人を積極的に多数雇用をしている事業所や、模範となるような業績をあげている障がい者個人に対して、厚生労働大臣表彰を行うもの。

今年度は、障害者雇用優良事業所として34件、優秀勤労障害者として22件が表彰対象に決定したという。

表彰式は、9月8日(月)の13時30分から、東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)で開催する。

啓発用ポスター原画や好事例に厚労大臣賞を授与

式では優良事業所の表彰のほか、「障害者雇用支援月間」の啓発活動の一環として、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)が、募集した啓発用ポスターの原画や「障害者雇用職場改善好事例」の厚生労働大臣賞の授与も行う。

また会場となる東京国際フォーラムの地下1階ロビーギャラリーでは、9月5日(金)から9日(火)まで「障害者雇用支援月間ポスター」入賞作品の展示会も開催するとしている。

2014年9月1日 11:00 障害者雇用インフォメーション

発達障害の子ども、ITが学習支援

2014年09月02日 01時39分51秒 | 障害者の自立
問題文読み上げソフト/キーボードで解答入力

 IT機器の発達で、発達障害の子どもの学習機会が広がっている。

 この夏も東京都内で、全国の発達障害などの小中高校生を集めた学習指導が行われた。こうした子がテストでIT機器を使うと、成績が上がるという検証結果も出ており、入試での使用をどこまで配慮すべきかが、議論になりそうだ。

 今月6日、東京都目黒区の東京大学先端科学技術研究センター。読み書きに困難を伴う小中学生9人がパソコンなどを使い、国語のテストに取り組んでいた。

 問題文を選択すると、音声ソフトが読み上げてくれたり、解答を手書きで記入する代わりにキーボードで入力できたり。「こうしたテクノロジーは、読み書き障害(ディスレクシア)の子どもにとって大きな助けとなり、学ぶ機会の保障にもつながる」と、同センター学術支援専門職員の新谷清香さんが説明する。

「配慮あり」で得点2倍に

 東大は日本マイクロソフト(東京都)などと協力し、障害のある子の進学を支援する「DO―IT Japan」プログラムに2007年から取り組んでいる。入試でも活用しやすいよう、今年は指定した学年の漢字しか変換できないソフトなどが準備された。この日、IT機器を使った「配慮ありテスト」を受けた児童たちはその直前、紙と鉛筆の「配慮なしテスト」も受けていた。難易度は同じだが、「配慮あり」の得点が「なし」の2倍だった子もいた。

 人間関係を築くのが困難な広汎性発達障害の男子(中学1年)は、鉛筆で書くのが遅く、漢字も苦手だ。学校の定期試験では時間延長の配慮を受けているが、パソコン使用は認められていない。「キーボードを使うと、たくさんの文章をすばやく書き込むことができた」と感想を語った。

 アスペルガー症候群で読み書きに困難がある女子(小学4年)は「読み上げソフトがあると助かる。学校のテストでも使えればいいのに」と話した。

「公平性」理由に許可されない例も

 このプログラムにかかわる近藤武夫・東大准教授によると、発達障害の生徒の場合、学校の試験や高校、大学入試で配慮を認められないケースが多いという。「授業を録音したり、黒板を撮影したりするだけでも違う。それなのに、他の生徒との公平性などの理由で許可されないケースが多い」と指摘する。

 政府は今年、国連障害者権利条約を批准した。16年春からは障害者差別解消法が施行され、教育場面での合理的配慮の提供が義務づけられる。大学入試センター試験では11年から、発達障害の生徒も受験での特別措置を申請できるようになった。審査に通れば、試験時間を1・3倍に延長する措置などが認められる。

 近藤准教授によると、来春のセンター試験では、プログラムに参加した読み書き障害のある高校3年の男子が、問題文を代読してもらう配慮を申請する予定。これまで認められた受験生はいないが、「この生徒は、高校の定期試験でも代読の配慮を受けている。大学入試センターの判断が注目される」と近藤准教授は話している。

2014年09月01日 08時00分 読売新聞

料理店再開 集いの新味 金沢の福祉交流施設

2014年09月02日 01時33分02秒 | 障害者の自立
 二十六年にわたり親しまれ、三年前に閉店した金沢市柿木畠のレストラン「ももや」が八月、障害のある子どもや高齢者、大学生らが同じ敷地内で暮らす福祉交流施設「シェア金沢」(同市若松町)で再オープンした。施設利用者のほか、近くの住民も通い始め、「『ありがとう』『また明日ね』の一言が楽しいし、優しくなれる」とシェフは笑う。あらゆる人が集う、新しいまちの顔になりつつある。

 シェア金沢には、サービス付き高齢者向け住宅や障害のある児童の入所施設、アトリエ付き学生向け住宅などに加え、自立支援の場として、障害者が働く多彩な店舗が入居する。

 無国籍料理が売りの「ももや」もその一つ。

 かつては市中心部にあり、役所職員や女性らに人気だったが、シェフの石田祐一さん(61)は仕事のハードさや後継ぎがいなかったことから、二〇一一年六月、惜しまれつつ店を閉じた。
 その数カ月後。店に通っていた、シェアを運営する社会福祉法人「仏子園」理事長や知人から、再開の打診が舞い込んだ。「もう卒業した。やっと好きなことができるのに」と拒んだが、障害者の働く環境を良くしたいという思いに心を打たれ、翌年に決断した。

 新しい「ももや」にはシェアで働く人や利用者、館内の温泉に通う人らと幅広い人が集う。復活から間もないが、近くに住む三世代家族が祖父の誕生日パーティーを開いたり、地域の高齢者と小学生の交流イベントが催されたりと、地元に浸透し始めた。

 かつて柿木畠で「明太子(めんたいこ)オムライス丼」を好んで食べた施設長の奥村俊哉さん(51)は、「障害があってもなくても、子どももお年寄りも同じ所で住み、すれ違ったら声を掛け合うところ」とシェアの持ち味を語る。「ももやの中でそれが自然にできている。“武器”が増えた感じですね」。懐かしさとともに、新しいまちをつくれる期待感が顔ににじんだ。


思い出話を交わすシェフの石田祐一さん(右)と奥村俊哉施設長=金沢市若松町で

2014年9月1日 北陸中日新聞から