ゴエモンのつぶやき

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障害者施設製品 マリノスを応援 日産スタジアムで販売へ

2014年09月13日 14時05分52秒 | 障害者の自立

 横浜の障害者施設が横浜F・マリノスのチームカラー「トリコロール」をコンセプトにした製品を販売するバザー「HEART MADE フェア」が13日、マリノスのホームゲーム(名古屋グランパス戦)に合わせ、日産スタジアム・東ゲート前広場(トリコロールランド)で開かれる。製品を通じて障害者への理解を深めてもらうとともに、マリノスを応援する。

  市精神障害者地域生活支援連合会(市精連)が、マリノスの協力を得て開催する。今回で13回目。

  「ひふみ」(神奈川区)、「仕事処アニミ」(西区)、「ピネル工房」(緑区)、「ワークショップメンバーズ」(保土ケ谷区)、「えだ福祉ホーム」(青葉区)の5施設が出店。トリコロールカラーのネックレス、ブレスレット、指輪、ピアスや、特製カレーパン、パウンドケーキ、クッキーなど多彩な手作り製品を販売する。

  市精連は「内向的だった施設利用者も、販売でマリノスサポーターと触れ合うことで積極的になっていった。貴重な体験になっている。是非フェアに足を運んでほしい」と話している。

  入場無料。試合前の午後4時~6時45分。問い合わせは、市精連電話045(263)8100。

 【神奈川新聞】     2014.09.12 10:00:00


絵の描き手募集 「いっしょに2014」障害者の詩を基にイメージ−−高松ボランティア協 /香川

2014年09月13日 14時02分43秒 | 障害者の自立

 県内の障害者が作った詩を基に描いた絵をまとめた詩集絵本「いっしょに2014」を、高松ボランティア協会(高松市)が制作している。10代から80代までの障害者が書いた「海」をテーマに集まった約50遍の詩をイメージした絵の描き手を募っている。

  詩集絵本の制作は、障害者の作った詩に曲をつけて演奏する「わたぼうしコンサート」が2011年に終了した後、障害者の新たな表現の場として翌12年から始まった。

 A5判30ページ。1500部を作り、12月初めに刊行予定。県内の小中高校や図書館などに寄贈する。また、東日本大震災で被災した福島、宮城両県の小中学校にも贈呈する。

 制作委員会の森沢繁雄委員長は「詩を読んでもらって、障害者の思いを知ってほしい」と話していた。

 応募希望者は、高松ボランティア協会内の制作委員会(087・831・1662)に連絡し、詩を入手する必要がある。

毎日新聞 2014年09月11日 地方版


重度心身障害者医療費:障害児の親ら、窓口無料方式の存続求め要望書 /山梨

2014年09月13日 13時58分10秒 | 障害者の自立

 県内の重度心身障害者の医療費で、11月からの窓口無料方式廃止に反対する障害児の親らでつくる「子どもの医療費窓口無料化を求める会」(宇藤千枝子代表)の会員約50人が11日、制度存続を求める要望書と追加の署名を県に提出した。署名は2万8979人に上る。

  県は独自の制度で、乳幼児や重度障害者の窓口医療費を無料としていたが、国の補助金の減額措置(ペナルティー)を理由に重度心身障害者の窓口負担を再開し、後から還付する方式に変更する。

 出席した保護者は「同じ乳児で障害を持てば窓口負担がかかるのはおかしい」「母子家庭で負担増になる」などと訴えた。

 県障害福祉課と子育て支援課の担当者は「手厚い助成制度存続のため」と繰り返し理解を求めた。

毎日新聞 2014年09月12日 地方版


i活:タブレット端末・スマホ、障害者に広がるニーズ /東京

2014年09月13日 13時51分12秒 | 障害者の自立

 タブレット端末やスマートフォン(スマホ)の普及は、障害を持つ人の日常生活に大きな変化をもたらしています。特に目の不自由な人にとって、欠かせない道具となっている現状を、平林由梨記者が取材しました。

  東京都杉並区に住む伊敷(いしき)政英さん(37)は、どこへ出かけるにもタブレット端末「iPad(アイパッド)」を持ち歩く。伊敷さんは、右目が少しだけ見える弱視だ。

 伊敷さんが日常生活で一番よく使うのは、「iPad」に内蔵されたカメラ。ディスプレーに映っている画像を、指を使って拡大して見る。これまで通行人や店員に読んでもらっていた駅の案内板や喫茶店のメニューもよく見えるという。

 電子書籍の普及も、大きな変化だ。視覚障害者向けの点字本の多くは、新刊が出ても点訳されるまで時間がかかる。弱視用の拡大図書も、大きくて重く、種類もわずか。「これまでほとんど読んだことがなかった」(伊敷さん)という。

 一方、アマゾンの電子書籍「Kindle(キンドル)」のアプリを「iPad」などにダウンロードすれば、ほとんどを音声で聞くことができる。文字の大きさも自由自在だ。伊敷さんは「今日出た本が今日読めて、読みたい場所でいつでも読める。喫茶店でコーヒーを飲みながら読書する夢がかなった」と声を弾ませる。

 タブレット端末やスマホには、画面に触れたところに何が表示されているか読み上げる機能が付いており、全盲の人でも音声を頼りに操作することができる。全盲の中根雅文さん(42)=東京都調布市=は、お目当ての店を探す際にはまず、GPS(全地球測位システム)で自分の位置を特定。周りにどんな店があるのか調べ、位置情報の音声ガイドを使って、その店まで出かける。バスの運行状況を瞬時に音声で知ることができるアプリなども使って、「これまでよりも気楽に、初めて訪れる場所へ出かけられるようになった」(中根さん)という。

 その他にも、スマホにかざした紙幣の額面を教えてくれるアプリや、光の強弱を音の高低で知らせるアプリなども欠かせないという。中根さんは「これまで、受動的にしか入ってこなかった情報を、自分で選択して得て、行動できるようになった」と話す。

 機能を充実させ、次々と発売される電子機器。タブレット端末などのハードや、アプリなどのソフトの進歩はめざましい。ただ、それらの機能を使いこなす知識には、個人差がある。東京都障害者IT地域支援センター(文京区)の堀込真理子事務局長は「障害者のニーズが広がっている現状を各自治体で知ってもらい、相談窓口の拡充や、支援態勢の強化をしていきたい」と話している。

毎日新聞 2014年09月12日 地方版


江別から始まり支え30回 「ハンディキャップ水泳大会」14日に釧路で

2014年09月13日 13時45分29秒 | 障害者の自立

 【江別】障害のある青少年らが出場する北海道ハンディキャップ水泳大会が14日、釧路で開かれる。30回目の節目で、江別の障害者の水泳グループ「江別ピッコロサークル」などが中心となって始まった。1985年の第1回は江別開催だっただけに、市内の関係者は感慨深げだ。

 水泳をする障害者の練習の成果を発揮する場にと、ピッコロサークルなどが奔走して大会が始まった。第1回には5団体69人が参加。年々参加者が増えたことなどから、91年にサークル間の情報共有や研さんを目的に道内21団体が集まり、北海道ハンディキャップ水泳連絡協議会(水連協、佐藤実会長)を設立。以降、水連協が大会を主催、昨年の大会には28団体165人が出場するまでになった。

 80年にピッコロサークルを設立した一人で、障害のある長男(43)と次男(38)がいる水連協副会長の横式洋子さん(67)は「長男が小学生で水泳を始めた当時は、障害者に水泳をさせて大丈夫かという声もあった」と振り返る。同サークル指導者を設立以来続けている吉田ルミさん(77)らと協力して、水連協を設立したという。

 現在、新麗子さん(56)が代表を務めるピッコロサークルには、小中学生のころから水泳を続ける18~40歳の4人が所属し、週1回、市青年センターのプールで汗を流す。横式さんは「大会など水連協の活動を通じ、障害者水泳を知ってもらうことで、周囲の意識が変わり、理解が深まってきた」と話す。

 大会には脳性まひによる肢体障害や、知的障害などがある小中学生を中心に、幼児から60代まで幅広く出場。障害のある人にとって、水泳は浮力で負担が軽減されるため、体を動かしやすく、全身運動による体の機能向上や精神安定などの効果が得られるという。

 水連協は「あせらず、あわてず、あきらめず」をモットーに掲げており、大会では競技性の強い種目のほか、水に親しむことに力点を置いた種目も。クロールや平泳ぎなどの泳法と距離に応じた種目以外に、ビート板を使ったキックや介助付きの自由形、水中歩行など計14種目で練習の成果を披露する。

 水連協発足以来、会長を務める佐藤さん(83)は「障害者への理解をさらに深めていくために、今後も各地でハンディキャップ水泳の普及に力を入れたい」と話している。

(09/11 16:00)        北海道新聞