ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

佐賀市長、結論は見直さず 障害者不採用

2014年09月14日 01時36分11秒 | 障害者の自立

 佐賀市が職員採用試験で身体障害者枠を受験した男性(25)に合格通知を出した後、不採用にした問題で、秀島敏行市長は12日の市議会一般質問で「反省すべき点は確かにある。このようなことがないよう今後の糧にしたい」と、市の対応に問題があったことを認めた。

 秀島市長は「本人も採用にかなりの期待を持っていたと聞いている。採用に至らなかったのは残念」と述べる一方、不採用を見直す考えはないことを強調。今後の障害者採用については「障害者の自立、雇用確保のため門戸を開いていきたい」と述べた。

 また、不採用の理由を問われた伊東博己総務部長は「今回は一般職の採用で、異動もあることを加味して総合的に判断した」と答えた。

 市は男性に合格通知を出した後、面談で動作確認を行ったうえ、職務遂行能力を判断するとして今年4月から2カ月間、非常勤で雇用し、最終的に採用を見送った。

◆質問状回答に「話にならない」 地方議員グループ

 佐賀市は12日、障害者の不採用問題をめぐり、障害のある地方議員グループから出されていた32項目の公開質問状に対し、「差別的な取り扱いはしていない」などと回答した。

 回答では、今回の原因について「受験資格の要件を、合格を通知する前までに確認できなかった」とし、今後は見直す方針を示した。第三者機関による検証も行う予定はないとした。

 質問状を出した「障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク」は「話にならない。障害者の不採用が広がらないか不安」とし、今後、内容を精査し対応を協議する。

2014年09月13日 15時00分     佐賀新聞

同じ障害当事者としては、この結論は「佐賀市の障害者の就労支援について、疑義を持ち続ける事になる」そう言わざる得ない。

特に私のように重度の者にとっては、就職先の選択しが最初から一つ外されたようなものです。

国が重度障害者に「仕事場でも介助者がつけられるように【職場介護人の配置及び委託についての助成金】すら知らないのでしょうか・・・? 

 同じ佐賀市に住んで悲しいです。


神奈川)障害者と協働展「パラトリエンナーレ」 横浜

2014年09月14日 01時31分22秒 | 障害者の自立

 障害者とアーティストの協働展「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」が横浜市の象の鼻テラスで開かれている。作品展示だけでなく、ダンスやサーカスなど、誰もが参加できるパフォーマンスプロジェクトも目玉の一つだ。

 8月下旬、知的障害者とのサーカスプロジェクトを展開するカトリーヌ・マジさん(ベルギー)のワークショップと成果発表会があった。「全員でケーキを作って」。マジさんの即興的な指示で、知的障害者やプロのダンサー、大人も子どもも体をめいっぱい使ってケーキのイチゴやロウソクなどを表現。観客も舞台に引き込み、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

 総合ディレクターの栗栖良依さん(36)は、パフォーマンスについて「誰でも参加できる、人と人とのぶつかり合い。足が悪い人と踊るときは、相手ができない動きを直感的にカバーする。実社会でも補完するようになる」と話す。パラトリは今回が初めてで、3年後、6年後の継続開催を見すえる。6年後は東京五輪。「多様性が当たり前になればいい。パラトリは障害者と出会う場。常識を再考する足がかりになれば」

 9月25~28日には、ロンドン五輪開会式などに参加したペドロ・マシャドさん(イギリス)のダンスワークショップ横浜市内であり、障害の有無にかかわらず参加者を18日まで募集している。28日の午後2時から、象の鼻テラスで成果発表やトークイベントもある。

 パラトリは、現代芸術の祭典「ヨコハマトリエンナーレ2014」の会期にあわせ11月3日まで。現在、展示替え中で9月18日から再展示。問い合わせは象の鼻テラス内の事務局(045・661・0602)。

2014年9月13日03時00分       朝日新聞


ワークショップ:障害者の雇用で−−所沢 /埼玉

2014年09月14日 01時28分24秒 | 障害者の自立

 職業能力開発施設を活用した障害者の雇用拡大について考えてもらおうと、国立職業リハビリテーションセンター(所沢市並木4)は11日、「障害者雇用ワークショップ2014」を開いた。

 厚生労働省によると、昨年度の障害者就職件数は7万7883件で、4年連続の最多更新となった。一方、就職した障害者にとっては職場で持てる力を発揮するのが課題。障害者個々の特性を生かして職業能力を向上させることの大切さを知ってもらうのが、今回のワークショップの狙いだ。

 この日は企業の人事担当者や障害者雇用に関心のある人ら212人が参加。視覚、精神、発達障害のある訓練生3人が特別レポートを報告した。

 また、障害者の就労支援が専門の朝日雅也・埼玉県立大教授を座長に、「能力開発校はビジネスパートナー」と題したシンポジウムを開催。東京と神奈川の障害者職業能力開発校の各校長や、障害者雇用に積極的な「エム・ユー・ビジネスパートナー」の手嶋清澄社長らの対談に、参加者たちはメモを取るなど熱心に聴き入っていた。

毎日新聞 2014年09月12日 地方版


障害者に「働きがい」を 雇用成果、実例で報告 50人参加−−高知 /高知

2014年09月14日 01時23分26秒 | 障害者の自立

 県中小企業家同友会(成岡英司代表理事)が主催する、障害者雇用について考えるシンポジウム「障がい者雇用から多様な働き方を学ぼう!〜人を生かす経営の実践を語る!〜」が9日夜、高知市文化プラザかるぽーと(同市九反田)であり、約50人が参加した。

  同会は今年、オーガニック化粧品や食品を開発・販売する「アフロディア」(高知市)の西川きよ社長が中心となり「ディーセントワーク(障がい者)委員会」を設立。「ディーセントワーク」は国際労働機関(ILO)が提唱する「働きがいのある人間らしい仕事」の概念で、同会は障害者雇用を通じての実現を目指している。

 シンポジウムでは、西川さんが、グアバの自家農園を南国市に取得した際、2012年に知的障害の女性1人を雇用した事例を報告。「ピュアな態度と真摯(しんし)な姿勢で仕事に臨み『感想の統計を取りましょう』『農園の新聞を作りましょう』と提案してくれた。フォローする社員も成長し生産性も上がった」と指摘し「農園の拡大とともに雇用も増やしたい」。

 ハギノ建設(安芸市)の萩野裕章社長は、多角化で取り組むミニトマトの栽培で障害者を雇用や実習で受け入れ「仕事のやり方や考え方が変わった。作業の工程を『こうすれば彼らでもできるな』と考え直してみると、健常者も仕事がしやすくなる」と述べた。

 木材を綿のように加工した緩衝材「木毛(もくもう)」のメーカー「戸田商行」(土佐市)の戸田実知子取締役は、1975年から私立養護学校などを運営する社会福祉法人「光の村」(同市)の依頼で障害者雇用を続け、現在は社員の半数の3人を雇用している事例を報告。「障害者は伸びしろが大きく多くの可能性を秘めている。働くことは人生そのもの。そのチャンスを与えることは大きな意味がある」と訴えた。

毎日新聞 2014年09月12日 地方版


世界身体障害者野球日本大会 神戸コスモス大舞台に9人

2014年09月14日 01時19分26秒 | 障害者の自立

 11月1、2日に豊岡市日高町の兵庫県立但馬ドームで開催される第3回世界身体障害者野球日本大会(日本身体障害者野球連盟主催)に出場する日本代表の20選手が決まった。全国大会で抜群の優勝回数を誇る神戸コスモス(神戸市垂水区)からは9人が選ばれた。きょう13日、神戸で結団式が開かれる。(田中靖浩)

 同大会は4年に1度開催。2006と10年はいずれも神戸で開かれ、日本が連覇した。今回は日本、米国、韓国、台湾、プエルトリコの5カ国・地域代表が参加する。

 日本代表は過去2回と同様、神戸コスモスの岩崎廣司監督が指揮する。「昨秋の全日本選手権大会と今春の全国選抜大会を見て、守備力の高い選手を中心に選んだ。守りを固めた上で攻撃に転じたい」と岩崎監督。

 ライバルになりそうなのが米国代表。同連盟によると、元軍関係者を中心に編成され、高性能な義肢を装着しレベルの高いプレーをするという。また、聴力に障害がありながら米大リーグのエンゼルスなどで活躍したカーティス・プライドさんらがコーチを務める。

 岩崎監督は「米国代表は過去2大会とは全く違うチームで非常に強そう。初参加のプエルトリコをはじめ、ほかのチームも実力があり、気を引き締めて大会に臨みたい」と意気込んでいる。

2014/09/13 11:02  【神戸新聞】