手をつないでいる人数のギネス世界記録に挑戦する催しが7日、青森市の青い森セントラルパークであり、幾重もの大きな輪をつくった障害者ら1811人が、新記録を樹立した。
地元の医師会などで組織した手をつなぐ青森市民の会の主催。障害がある人もない人も、一緒になって一つのことを成し遂げようと企画した。
糖尿病に立ち向かう運動を象徴するブルー、乳がんの早期発見・早期治療を表現するピンクのリボンを腕に巻いた家族連れや小中、特別支援学校の児童生徒らは、隣の人の手首を60秒以上握り合う競技に1回目のチャレンジで成功した。
世界記録の認定証を受け取った工藤健会長(46)は「心を一つにして一生懸命やれば記録を達成できる。自信を持って勉強、仕事に取り組む糧にしてほしい」と喜んだ。
これまでのギネス記録は、北海道函館市で6月に樹立された1479人だった。
手をつなぎ、ギネス世界記録に挑戦する参加者
2014年09月08日月曜日