ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者作ったキノコで「ご飯の素」−−豊前 /福岡

2014年09月11日 02時21分25秒 | 障害者の自立

 豊前市産のシイタケ、キクラゲ、ヒラタケを加工し、ご飯に混ぜるだけでおいしく食べられる「きのこご飯の素(もと)」が完成した。

 同市青畑の就労支援事業所「きのこセンター翼」などで障害者が育てているキノコを使った。三毛門の食品製造業「よかろう」がしょうゆで味付けし、真空パックにする。昨秋から試食を重ね、香ばしく仕上げた。収益は障害者の給与となる。

 翼の橋田健兒施設長(60)は「障害者の心が籠もったキノコです」、よかろうの金丸早苗社長(64)は「上品な味に仕上がった」と話す。280グラム入り475円。13日から道の駅「豊前おこしかけ」などで販売する。鶴の会0979・53・9591。

毎日新聞 2014年09月09日   〔京築版〕


福岡ろう劇団博多:「聴覚障害者に勇気を」 手話と字幕使い劇 20日、早良で公演 /福岡

2014年09月11日 02時11分32秒 | 障害者の自立

 20〜60代の聴覚障害者が集まる「福岡ろう劇団博多」が、20日に早良市民センター(早良区百道)で開く9回目の自主公演「手話劇 飴(あめ)買いものがたり」の稽古(けいこ)に励んでいる。劇団の鈴木玲雄代表(28)は「聴覚障害の人たちに勇気を与えられる公演にしたい」と話している。【末永麻裕】

 劇団は1992年に福岡市在住の演劇好きな聴覚障害者と県手話の会のメンバーで設立された。当時は字幕付きのテレビや手話の認知度が低く、聴覚障害者が楽しめる娯楽が少なかったことから自ら立ち上がった。現在は13人が所属し、北九州市などからも参加している。ろう学校からの依頼や自主公演など年間2、3回の公演をこなす。

 「飴買いものがたり」は中央区の「安国寺」に伝わる話をもとにした手話劇で、老夫婦が営む飴屋に夜な夜な飴を買いに訪れる美しい女性の物語。劇団設立時に上演し、22年ぶりの再演だが、台本が残っていなかったため当時演じた劇団OBらが記憶をたどり、手話で台本を書き起こした。

 客席から手話がよく見えるように正面を向いて演技の動きを大きくしたり、健常者にも楽しめるよう字幕を映し出したり工夫を凝らした舞台。衣装やセットなども劇団員が分担した手作りだ。老婦を演じる占野美智子さん(68)は「健常者にも舞台を楽しんでもらい、聴覚障害者とコミュニケーションが取れる手段である手話が広がってほしい」と期待する。

 公演は午後2時、午後6時。入場料大人1000円、小中高生500円(当日は共に500円増)。劇団事務局電話・ファクス092・963・4458。

20日の本番を前に稽古に励む鈴木代表(中央)と劇団員ら

毎日新聞 2014年09月10日   〔福岡都市圏版〕 


障害者ら熱心に自己PR/高松で就職面接会

2014年09月11日 02時04分06秒 | 障害者の自立

 障害がある求職者と求人企業のマッチングを図る「障がい者就職面接会」が9日、香川県高松市林町のサンメッセ香川であった。参加した企業は障害者の法定雇用率が昨年引き上げられたこともあり、熱心に面談を行っていた。

 面接会は、ハローワーク高松が就職支援事業の一環として2001年から毎年開催。この日は、求職者約100人、サービス業や製造業など37社が参加した。

 会場では、企業ごとにブースを設け、採用担当者が求職者一人一人に業務内容や支援制度などを説明。求職者も自身ができる作業内容など伝え、働く意欲を訴えていた。

 障害者の法定雇用率は、従業員50人以上の事業主に義務づけられており、13年度に1・8パーセントから2・0パーセントに引き上げられた。ハローワーク高松によると、管内企業の障害者雇用率(13年6月1日現在)は1・82パーセントで、全国平均(1・76パーセント)を上回っているものの、約5割が未達成という。

2014/09/10 09:34     四国新聞