ゴエモンのつぶやき

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オムロンの特例子会社、障がい者雇用・支援で表彰

2014年09月14日 01時15分12秒 | 障害者の自立
オムロン太陽が「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」を受賞

オムロン株式会社は9日、同社の特例子会社であるオムロン太陽株式会社が、その障がい者雇用および支援に対する取り組みで評価され、平成26年度の「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」を受賞したと発表した。

オムロンでは、経営指針において「企業市民の自覚と実践」を掲げており、障がい者などハンディキャップをもつ人々のQOL向上と、そうした人々が自立し、個性を輝かせて生きることのできる社会を構築することを目標に、日本のみならず世界の拠点でさまざまな社会貢献活動を進めている。

障がい者雇用・支援で社会をリードする実践工場

オムロン太陽は、1972年に福祉施設と障がい者、民間企業が協力して運用される日本初の福祉工場として誕生、オムロン太陽電機株式会社として設立された。1990年にオムロン太陽株式会社と社名を変更したが、誕生以来、その精神は変えることなく、さまざまな事業へと活動を拡大させながら、「障がい者雇用・支援で社会をリードする」実践工場として機能し、障がい者の雇用を積極的に行ってきている。

工場運営は、オムロン太陽と社会福祉法人 太陽の家とで実施、オムロンが総合技術指導や発注を行うなどして、3者の連携・協力体制のもと事業を展開している。

障がい特性に合わせた人材配置や、設備の工夫および改善によって、だれもが働きやすい作業環境を整備し、主要製品である制御機器のリレー用ソケット、OA用センサ、各種スイッチの生産などを主に手がけているという。太陽の家が雇用した従業員やその入所者で職業訓練を受けている人を含めると、全社員111名のうち、72名が障がい者だ。

表彰においては、こうした長年にわたる障がい者雇用の積極雇用や安定した就業のための支援、適切な職場環境づくりなどの活動が高く評価された。

オムロンでは、今後も障がい者の就労をサポートするとともに、従業員ひとりひとりのスキル向上への挑戦を支援し、障がいのあるなしに関わらず、みながやりがい・生きがいを実感できる社会の実現に貢献していきたいとしている。

2014年9月12日 15:00        障害者雇用インフォメーション


全盲女子生徒傷害、44歳作業員を任意で聴取

2014年09月14日 01時11分22秒 | 障害者の自立

 埼玉県川越市のJR川越駅で、県立特別支援学校「塙保己一学園」に通う全盲の女子生徒が何者かに足を蹴られて軽傷を負った事件で、川越署は12日、複数の目撃情報などから同県狭山市の男性作業員(44)が事件に関与した可能性があるとして、同日から任意で事情聴取を始めた。

 発表によると、作業員は、同市内の障害者施設に入所し、軽作業をしている。現場にいた目撃者の話などから作業員が浮上した。同署の事情聴取に対し、受け答えが困難な状態で、明確な説明は得られていないという。事件当時は1人で行動していたとみられる。

読売新聞       2014年09月12日22時25分


足利で「スポーツ吹矢」花盛り 栃木県内競技人口の6割

2014年09月14日 01時06分49秒 | 障害者の自立

 【足利】健康維持に効果があり、生涯スポーツとして注目されている「スポーツ吹矢」が、市内で盛んだ。日本スポーツ吹矢協会に登録する県内11支部中、5支部が市内にある。8月には県内で初めて、身体障害者10人でつくる「足身連クラブ」も結成された。

 スポーツ吹矢は長さ1・2メートルの筒を吹き、6~10メートル先の的に矢を当て、得点を競う。同協会によると、全国で950支部、約3万8千人の登録者がいるという。

 市内では2002年、公民館の吹矢講座をきっかけに、愛好者たちが「足利中央支部」を立ち上げた。利保町の松村兵三支部長(78)が、同協会本部の普及委員を務めていたこともあり、口コミで愛好者を増やしていった。

 子どもから高齢者まで、気軽に参加できるのも特長。身体障害者で支部を発足した名草中町、田部井功太郎さん(80)は「上半身に障害があっても、車いすでも楽しめる」と笑顔。全国でも身体障害者の支部はまだ数カ所しかないため「運動不足になりがちな障害者に、吹矢の魅力をもっと知ってもらえれば」と語る。

 12日には市民体育館で「第2回県スポーツ吹矢大会」が開催され、34チーム、約180人が出場した。

9月13日 朝刊        下野新聞


【災害弱者対策】「思いやり」を形に

2014年09月14日 01時04分08秒 | 障害者の自立

 天災や大事故では「災害弱者」とされる人々が大きな打撃を受ける。病人や高齢者、障害者、妊産婦、幼児をはじめ旅行者、外国人らだ。発生から3年半過ぎた東日本大震災と東京電力福島第一原発事故も例外ではなかった。状況を把握できなかったり、障害物で行く手を妨げられたりして、被害を増幅させた。今後の災害時に同じ轍[てつ]を踏んではならない。復旧・復興に合わせ、弱者に配慮した避難対策や地域づくりを強めたい。
 県社会福祉協議会などの調べによると、震災で亡くなった人は発生から3カ月間で、障害者の割合が他の住民と比べて高かった。避難所や仮設住宅でも、さまざまな「障壁」が苦しめた。「段差や階段が多く、一人では行動できなかった」「文字が小さく、掲示が見えなかった」「耳の聞こえないことが周りに分からなかった」といった声をお年寄りや障害者から聞く。孤立しがちになり、原発事故関連死にもつながりかねない。
 対策では、不自由な体でも楽に行動できるバリアフリーや、全ての人に安全・安心で快適な製品、施設、情報を提供するユニバーサルデザイン(UD)が重要となる。
 県は、平成22年に定めた「ふくしまUD推進計画」を昨春に改定した。震災時の反省と経験を踏まえ、防災・減災の視点を盛り込んだ。仮設住宅の改善、迅速な避難につながる道路整備、点字や多言語による表示などを25年度から8年計画で進める。災害弱者の避難支援プラン策定や障害者らを受け入れる福祉避難所の指定を全市町村で達成する-などを指標として設けた。県民への周知・啓発を含めた着実な実行を望む。
 民間の取り組みも不可欠となる。県印刷工業組合はメディアUDの教育検定を今月27、28の両日、福島市で行う。視覚障害者や高齢者にも分かりやすいチラシやポスターなどで情報発信する知識や技術を指導・認定する。「製作担当者だけでなく、企画・発注者も参加を」と呼び掛ける。11月に開かれるUDの国際会議は東京のほか、郡山市で公開シンポジウムやワークショップを催す。
 「たとえ通路にスロープが整備されていても、途中に荷物や自転車が置かれていれば、車椅子は使えない。利用者への無関心が壁になる」との指摘がある。本県のUD推進計画は「“思いやり”をシステム化」を独自の特色として掲げる。周囲の気遣いが設備や施設を生かす。災害弱者に優しい地域は、取りも直さず健常者に暮らしやすい場所になる。(鈴木 久)

( 2014/09/13 08:49)    福島民報


南アフリカの義足ランナーに有罪判決

2014年09月14日 00時52分36秒 | 障害者の自立

南アフリカの自宅で恋人の女性を射殺したとして、殺人などの罪に問われた両足義足の陸上選手、オスカー・ピストリウス被告に対して、地元の裁判所は12日、過失致死の罪で有罪判決を言い渡しました。

両足が義足の陸上選手、ピストリウス被告は去年2月、南アフリカの首都プレトリアの自宅で、交際していたモデルの女性を銃で撃って殺害したとして、殺人などの罪に問われていました。
11日から2日間の日程で開かれた裁判で、地元の裁判所は12日、ピストリウス被告に対し、銃を発砲したときの行動については合理的ではなく不注意であったとして、過失致死の罪で有罪を言い渡しました。一方で、裁判官は、検察側が主張していた計画的殺人については根拠がないと判断しました。
南アフリカの刑法では、過失致死罪は最高で禁錮15年が科されることになっており、量刑は来月13日に言い渡される見通しです。
ピストリウス被告は「義足のランナー」として、パラリンピックなど障害者の競技で優勝するだけでなく、おととしのロンドンオリンピックにも出場し、南アフリカの英雄として尊敬されてきました。しかし、裁判の中で、以前から恋人の女性に暴力をふるっていたことや銃マニアであったことなどが指摘され、世界中のメディアが「英雄の転落」などと伝えており、裁判の行方に関心が高まっていました。

9月12日 22時13分      NHK