ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

中井やまゆり園で男性障害者が死亡 吐しゃ物で窒息か

2014年12月04日 02時44分37秒 | 障害者の自立

 県は1日、障害者支援施設「県立中井やまゆり園」(中井町)に入所中の男性(38)が死亡したと発表した。吐しゃ物による窒息が原因とみられる。

  県によると、11月28日夜、男性が自傷行為をやめないため、ボードに乗せて体の3カ所をベルトで固定する抑制器具を使用。その後職員が1時間間隔で様子を確認していたが、29日午前1時55分ごろに巡回した際、男性が嘔吐(おうと)し意識、呼吸ともなくなっていることを発見。搬送先の病院で死亡が確認された。

  男性は右側が高くなるように寝かせられており、午前1時ごろまでは異常がなかったという。男性には重度の知的障害と聴覚や四肢などに身体障害があった。県は「利用者支援の内容と方法に問題がなかったか、事実経過について確認し、検証していく」としている

【神奈川新聞】     2014.12.02 03:00:00


視覚障害者も演劇楽しんで 音声ガイドで舞台解説 7日

2014年12月04日 02時41分38秒 | 障害者の自立

 関西の小劇場で活動する劇団「SE・TSU・NA」が7日、大阪・梅田のヘップホールで、サンタクロースの見習いらの聖夜を描いたファンタジー「サンタ×クロス」を視覚障害者向け音声ガイド付きで上演する。登場人物の動きや舞台セットなどを解説。映画ではしばしば実施されているが、演劇では珍しいという。

 同劇団は1993年に主宰者の中神謙一さん(40)=大阪府枚方市=らが旗揚げし、現在3人で活動。客演を迎え、年2回ペースで上演している。

 初めて音声ガイドを導入したのは2011年。全盲の少女が主人公の「語り部たちの夜~風(ふう)」を初演する際、中神さんが脚本づくりのため視覚障害がある女性を取材したことがきっかけだった。

 中神さんは「映画も見るのよと言われ、音声ガイドを知った。海外では演劇にも導入されていると聞き、ぜひ本番を見てもらい感想を聞きたいと思った」と振り返る。

 今作は、聖夜にサンタ見習いたちがある1軒の屋根の上で鉢合わせし、互いに自分の配達先だと譲らないという物語。音声ガイドでは、せりふの合間に解説を加える。例えば「舞台中央に屋根。奥から手前に向かって傾斜している」「舞台上手奥からトナカイが引っ張るそりに乗ったサンタ見習いが登場」という具合だ。

 映画の音声ガイドでは録音されたものが使われる。公演ごとにテンポが変わる生の演劇では、テレビの副音声の経験者らが楽屋などで読み上げ、専用の送信機を通じて視覚障害者が装着したイヤホンに届く。

 音声ガイド付きの上演は4度目。「できるだけ詳細な説明を」という視覚障害者の声や支援団体「日本ライトハウス」(大阪市)の監修を受け、内容を充実させてきた。当日は、視覚障害者が登場人物の足音や気配を感じられるよう最前列の席を確保。最初から登場人物を聞き分けられるよう、開演前にイヤホンで声を聞いてもらったり、終演後に出口で出演者の衣装などに触れてもらったりする工夫も好評という。

 中神さんは「目から得る情報の多さや会場のバリアフリーなどを意識するようになり、発見ばかり。演劇づくりにも影響を受けている」と語る。

 機材のレンタルやスタッフの増員などでコストはかさむが、「終演後、『私は障害で涙が出ないけれど泣いているのよ』と感動を伝えられたことが忘れられない。一緒に楽しめる環境を大切にしたい」と話している。

 7日は正午、午後4時開演。同行のガイドヘルパー1人は無料。音声ガイドはないが、公演は5日午後7時、6日午後1時、同5時もある。前売り3千円、当日3500円、高校生以下2千円。スタッフステーションTEL06・6972・7300

2014/12/3 09:30      神戸新聞


障害者と地域が交流 雑貨やお菓子販売

2014年12月04日 02時35分50秒 | 障害者の自立
雨が降る中、22事業所のテントが並び、お菓子や花苗などが販売された=佐賀市の鍋島中グラウンド
雨が降る中、22事業所のテントが並び、お菓子や花苗などが販売された=佐賀市の鍋島中グラウンド

 障害のある人たちと地域が交流する「第5回きらめきフェスタ」(NPO法人佐賀中部障がい者ふくしネット主催)が30日、佐賀市の鍋島中グラウンドであった。雨が降る中、佐賀、小城両市の22事業所が出店し、雑貨やお菓子などを買い求める地域住民でにぎわった。

 各テントでは、手作りクッキーなどのお菓子や、髪飾りなどの雑貨、野菜などを販売。花苗を買い求めていた近くに住む女性は「苗の質も良く、いい買い物ができた」と話していた。

 雨の影響で、午前中で終了。同ネットの担当者は「雨は残念だったが、地域の人にも多く来場してもらい定着してきている。楽しみにしている障害者も多く、イベントを通して理解が広がれば」と話した。

2014年12月03日 10時03分     佐賀新聞


障害者週間 関心そして支え合い

2014年12月04日 02時31分42秒 | 障害者の自立

 二千六百五十九人-。今年三月までの一年間に虐待を受けた障害者の人数である。互いの違いを認め支え合う共生社会へ、道のりは遠く険しい。きょうから障害者週間。関心を高める機会としたい。

 二年前に施行された障害者虐待防止法に基づき、厚生労働省は初めて年間を通じた集計結果を公表した。家庭や福祉施設、職場での深刻な実態が浮き彫りになっている。三人の命が奪われていた。

 二〇二〇年に東京パラリンピックを開く先進国として、恥ずかしい限りである。

 虐待の疑いに気づいた人は、自治体に通報する義務がある。寄せられた相談や通報は七千百件を超え、二千三百件近くが虐待と認められた。それでも氷山の一角に違いなく、発見力を強めたい。

 暴行や暴言、わいせつ行為は無論、許されない。面倒を見ずにほったらかしたり、賃金や年金を搾取したりしても虐待に当たる。

 殊に残念なのは、被害者の七割が家族ら身近な養護者から虐げられていたという現実だ。世話疲れや気苦労に伴うストレスが引き金になったのだろう。地域の無理解や無関心に追い込まれ、家族ぐるみで孤立していなかったか。

 被害者の六割を知的障害者が占めた点も見過ごせない。精神や身体の障害者に比べ、標的になる危険性が高いようだ。意思疎通が難しく、虐待の自覚や抵抗力が乏しいといった特性が背景にある。

 日本は一月に障害者権利条約を結んだ。障害のある人も、ない人と等しく自立して暮らせる社会の実現を世界に誓ったのだ。

 まず市民一人ひとりが障害者の置かれた実情を知り、手を差し伸べる努力が大切だ。高齢化も進み、誰しも障害や疾病と無縁ではいられまい。福祉行政にげたを預けて済ますべき話ではない。

 少子化や人口減少が問題化する一方で、出生前診断の技術進歩により“生命の選別”があらためて論議の的になっている。障害児の生きる権利と、産み育てる親の自己決定権がぶつかり合う形だ。

 障害があっても安心して安全に成長できる環境が保障されない限り、この世に生を受けることは一層困難になるだろう。この機に考えたい問題でもある。

 障害者の虐待にとどまらず、差別も一六年度から法律で禁じられる。障害のない人となるべく同じ土俵に立てるよう、心身の故障や失調を社会全体で補い、支えることが求められる。人間らしく生きるとは。思いを巡らせたい。

2014年12月3日     中日スポーツ


障害者雇用優良事業所表彰制度を創設

2014年12月04日 02時27分29秒 | 障害者の自立
ふなばし・あったかんぱにーとは?

千葉県船橋市は2014年12月1日(月)にホームページ上で、障がい者雇用に積極的に取り組む市内事業所を表彰する船橋市障害者雇用優良事業所表彰制度「ふなばし・あったかんぱにー」を創設、応募募集を発表した。

障がい者雇用を推進する制度

この制度は、障がい者の雇用を積極的に行っており、かつ働きやすい職場環境を作るよう工夫や努力を行っている市内の事業所を表彰するもので、審査の結果、優良事業所に選出された企業には表彰状の贈呈と、広報などでその取り組みを紹介されるなどの特典が与えられる。

また市内中小企業の経営基盤を形成し技術革新のために必要な資金の融資制度であり、船橋市中小企業融資資金利子補給・船橋市中小企業融資保証料補給が受けられる、船橋市中小企業融資制度を利用して融資を受けた場合には、信用保証料の全額が補給される。

会社のアピールにもなる制度

この制度の対象となる事業所の条件は、市内に本店または支店があり、常用雇用者数が300人以下の事業所。

また障がい者の雇用等に関する法律規定による雇用率を達成している事業所。(ただし従業員が50人未満の事業所の場合は障がい者を1名以上雇用していることが条件)。そして労働関係法規を守り、公序良俗に反する事業を行っていない事業所。

応募期間は2014年12月1日から2015年1月15日(木)まで。応募方法は応募用紙を船橋市役所経済部商工振興課・労政係へ提出(郵送、メールでも可)。

条件に該当し、障がい者の雇用推進に取り組んでいる事業所にとっては対外的に社会貢献をアピールできるチャンスであり、船橋市中小企業融資制度を使う場合にも好条件が得られる。ぜひ応募を。

2014年12月2日 14:45      障害者雇用インフォメーション