ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

国際障害者デー 日本人女性が国連で訴え

2014年12月06日 00時54分15秒 | 障害者の自立

国際障害者デーに合わせて国連本部では、自然災害のときに障害者をどう保護すべきかを考える会合が開かれ、目と耳が共に不自由で「多発性硬化症」という神経の難病のために全身も自由に動かせない日本人の女性が、大地震や津波から身を守る難しさを訴えました。

ニューヨークの国連本部では、国際障害者デーに当たる3日、各国の障害者やNGOの代表も参加して、自然災害のときに厳しい立場に置かれる障害者をいかに守っていくかについて協議する会合が開かれました。
来年3月には仙台で国連防災世界会議が開かれ、障害者の保護も重要なテーマとなることから、参加者からは国際社会の意識を一層高めていくべきだといった意見が出されました。
このうち、日本からは、世界盲ろう者連盟の事務局長を務める福田暁子さん(37)が参加して英語でスピーチを行い、「目も見えず耳も聞こえない状態で大地震や大津波が迫ってきたらいったいどうすればよいのでしょうか」と訴え、会場の共感を呼んでいました。
目と耳が共に不自由で「多発性硬化症」という神経の難病のため、全身も自由に動かせないという福田さんは、人工呼吸器をつけ、電動車いすを使って国連を訪れ、「世界にはたくさんの盲ろう者がいますが、自分で声を上げることができない人たちが多くいます。その人々の思いを少しでも伝えたい」と話していました。

12月4日 17時43分    NHK

応募相次ぎ600人到達 16年障害者大会のボランティア

2014年12月06日 00時49分24秒 | 障害者の自立

 2016年岩手国体・全国障害者スポーツ大会で聴覚障害者をサポートする情報支援ボランティアの希望者が、計画の600人を超えた。来年度、養成講座を受ける。締め切り(11月末)の10日前時点では半数にも届いていなかったが、人集めに苦戦する状況を知った県民が相次いで応募。障害者団体が会員らに声掛けを徹底するなどした努力が実った。驚異のラストスパートで計画を充足できるめどが立ち、大会成功へ弾みが付いた。

 応募者は4日現在627人。内訳は、手話が353人(募集300人)、手書き要約筆記が61人、筆談が178人(募集は合わせて200人)、パソコン要約筆記が35人(同100人)。

 同ボランティアは11月30日を締め切りとし2カ月間募集したが、21日までの応募は計画の半分以下の283人。特に、経験がなくてもできる筆談が82人、人数が必要な手話が137人にとどまっていた。

 奥州市江刺区栄町の主婦佐々木恵美子さん(67)は筆談に応募した一人。要約筆記ボランティアの指導者を務めるNPO法人全国要約筆記問題研究会県支部の酒勾(さかわ)由美子支部長の要請に応えた。同市の難聴者サークル「お花指(はなし)会」で約5年活動しているが、手話や要約筆記の資格はない。佐々木さんは「経験が少ない私よりもふさわしい方はたくさんいるが、人が少ないと聞いた以上、力になりたいと思った」と説明する。

 まだ応募があるため、県実行委は募集を12月いっぱいまで延長する。申し込みは県障がい者スポーツ大会課(019・629・6496)へ。

 

 

 

 

 

【写真=ボードに書き込んで難聴者らとコミュニケーションを取る酒勾由美子支部長(左)と佐々木恵美子さん(右)。情報支援ボランティアが不足していると聞き、応募した佐々木さんのような県民が数多くいて目標の600人を上回った】

(2014/12/05)    岩手日報


聴覚障害者サポセン、利用者数目標の2倍

2014年12月06日 00時45分10秒 | 障害者の自立

■難病対策就労支援を強化

 佐賀県議会は4日、一般質問最終日の質疑を行い、内川修治(一真の会)、土井敏行、岡口重文、服巻稔幸、向門慶人(以上自民)の5議員が登壇した。4月に開設した県聴覚障害者サポートセンターの利用状況について、船津定見健康福祉本部長は、11月末時点で利用者数が年間目標数の約2倍に上ることを報告した。

 服巻議員は加齢やストレスなどによる難聴が増加している現状に触れた上で、サポートセンター開設後の状況を尋ねた。

 船津健康福祉本部長は、4~11月の8カ月間で「7791人と年間目標4千人の約2倍になっている」と答えた。その一方で、佐賀市近郊の利用者が大部分を占めていることから、県全域へのセンター周知に力を入れる方針を示した。

 来年1月に新法が施行する難病対策では、対象疾患が56疾患から段階的に約300に拡大する一方、重症者や低所得者も自己負担が生じるなど大きな転換点を迎える。低所得者への対応に関する質疑もあり、就労支援を強化すると答弁した。

2014年12月05日 10時08分     佐賀新聞


手話交えた朗読劇に笑い、秋田市 障害者が「芸術・文化祭」

2014年12月06日 00時41分39秒 | 障害者の自立

 障害のある人たちが日頃の活動の成果を発表する「第14回心いきいき芸術・文化祭」が4日、秋田市の秋田拠点センター・アルヴェで始まった。ステージイベントや作品展示、農産品、手芸品の販売などが行われ、来場者を楽しませている。5日まで。

 4日は「耳を澄ます会」(秋田市)のメンバー7人が手話を交えながら朗読劇を披露。津軽民謡の「弥三郎」を題材にし、秋田弁で繰り広げられる嫁しゅうとの掛け合いに会場は笑いに包まれた。

 作品展では県内の障害者が描いた絵画や書道、陶芸作品など約400点を展示し、製品販売では県内27の障害者団体や施設などが野菜やパン、手作りのアクセサリーなどを販売している。

 5日は、作品展示などのほか、障害のある個人やグループなどが歌や演劇などを披露するコンサートが行われる。

手話を交えて行われた朗読劇

2014/12/05 08:48     秋田魁新報


インドの女性障害者、施設で「動物以下の扱い」

2014年12月06日 00時36分03秒 | 障害者の自立

【12月4日 AFP】インドで、知的障害や精神障害のある女性たちが施設に閉じ込められ、性的虐待や暴行など「動物以下の扱い」を受けていると非難する報告書を、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights WatchHRW)が3日、発表した。

 報告書によると、女性たちはしばしば、基本的設備すら整っていない過剰収容の公営施設に放り込まれるが、そこでは知的障害や精神障害のある人が「あざ笑われ、おびえさせられ、汚名を着せられている」という。

 報告書を執筆したクリティ・シャルマ(Kriti Sharma)氏によれば、「閉じ込められた女性たちの生活は孤独や恐怖、虐待にあふれ、脱出できる希望もない」。特に、障害のある女性や少女たちは、性的暴力の対象となったり、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康と権利)を否定されたりしているという。

「動物以下の扱い(Treated Worse than Animals)」と題された同報告書は、こうした施設に入所中か過去に入所していた女性と少女52人と、家族や医師150人を対象にした聞き取り調査に基づいている。

 報告書の中で、ある11歳の少女は「私を学校に送迎する職員は、私をたたく。施設内でもたたかれる。手で強くたたかれる」と語った。「たたかれると泣きたくなるし、悲しくなる。学校でも泣きたくなる。ここから出たい」

 インド政府の統計では、同国の知的障害者は約150万人、精神障害者は約72万人とされている。しかし、インドには医師の診断を受けない人々が多く、専門家は実際の人数はずっと多いと指摘している。

 インド西部プネ(Pune)の精神科病院のビラス・バイルメ(Vilas Bhailume)院長は、入院患者の数が施設の収容能力を大幅に超過しているのが最大の問題だと報告書に証言した。同病院では、1850人以上の入院患者に対し、トイレが100か所しかないうえ、きちんと機能しているのは25か所ほどで残りは詰まってばかりなため、トイレ以外での排便が常態化しているという。

 インドでは強制入院は違法だが、報告書によると、障害のある女性が家族や法的保護者らにより強制的に入院させられる事例も多いという。

(c)AFP    2014年12月04日 16:54 発信地:ニューデリー/インド