ゴエモンのつぶやき

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「プーさん展」入念に準備 盛岡で1月3日開幕

2014年12月30日 02時11分07秒 | 障害者の自立

 「くまのプーさん展」(岩手日報社、盛岡市文化振興事業団、IBC岩手放送、NHKサービスセンター主催)は来年1月3日、盛岡市盛岡駅西通の市民文化ホール(マリオス)展示ホールで開幕する。

 開幕を控え、28日はスタッフが会場設営を進め、作品やキャプションなどを入念に確認。米国からウォルト・ディズニー・カンパニーの学芸員も訪れ、展示品の細かな調整を行った。

 同展では、セル画や模型、「プーさんファン」のアーティストの作品など約300点で、くまのプーさんの世界を紹介。会場限定のグッズコーナーも見どころだ。

 会期は2月15日まで。時間は午前10時から午後5時、入場午後4時半まで。1月12日を除く月曜休館。入場料は一般・大学生800円(当日千円)、小中高校生200円(同300円)。未就学児は無料。65歳以上と障害者手帳を持つ人、10人以上の団体は、当日も前売り料金で入場できる。問い合わせは岩手日報社事業部(019・653・4111)へ。

(2014/12/29)     岩手日報


バンドル型だからビギナーにもやさしい、大日本印刷の「honto pocket」を使ってみた

2014年12月30日 01時40分32秒 | 障害者の自立

 大日本印刷(DNP)が12月11日に発売した読書専用端末「honto pocket」。全集や作品集などをプリインストールした専用端末として、過去にも東京国際ブックフェアで展示されていたものだ。

 第1弾は早川書房の作品とセットになっており、100冊を収録した『アガサ・クリスティー全集』や、43冊を収録した『名探偵ポアロ・シリーズ』など5商品が用意されている。価格は9800円〜7万4800円で、紙の本で全巻そろえるのと比べると20%ほど安価に設定されている。2015年2月、4月にはそれぞれ文芸作品5パッケージの発売も予定されている。

●コンセプトは「誰にでも読める・使える」、機能は必要最小限

 honto pocketは、コンテンツと専用端末がセットになったもの。電子書店で作品を購入・ダウンロードするなどの手間もなく、電源を入れればすぐに作品を読むことができる手軽さが魅力だ。

 その仕様は一般的な電子書籍の専用端末とは一線を画している。今日の電子ペーパー端末が備えるようになったフロントライトや防水機能は備えないし、Wi-Fiなどの通信機能をはじめ、外部とのインタフェースも存在しない。だから、コンテンツの追加や削除はできないし、将来的なファームウェアのアップデートなども想定していない非常に割り切った仕様となっている。

 そうして割り切った部分の多くは、人によっては電子書籍を利用する上でのハードルとなりやすい部分でもある。DNPは、一般的な製品やサービスで十分にターゲットされていない層、例えば高齢者や障害者、外国人などの利用も想定したデザイン、いわゆるインクルーシブデザインを取り入れ、本好きのための“電子の本”として訴求しようとしている。

 なお、故障した場合は、保証期間内(購入から1年以内)であれば端末を交換し、コンテンツを入れた状態で代品を発送するとしている。保証期間後は、honto pocketお客様センターまたはDNPの問い合わせフォームから問い合わせする必要がある。

●これがhonto pocketだ

 honto pocketの画面は5インチ。E Ink電子ペーパー(800×600ドット)。製品の大きさは最大突起部含め幅112.5ミリ×高さ144.0ミリ×奥行き21.0ミリ、重量は約130グラム。前述のようにフロントライトやWi-Fiなどバッテリーを消費しやすい機能が存在しないこともあり、単三乾電池2本で動作する。連続使用時間は1ページ30秒表示で約3000ページ以上だ。

 ページめくりなどすべての操作は画面の下にある3つの物理ボタンで行う。

honto pocketを使用してみて

 まだラインアップこそ少ないが、数十冊、数百冊にもなる全集を、わずか130グラムのリーダーに収納して持ち歩くことができるのはありがたい。画面解像度などは他社のハイエンドモデルなどと比べると明らかに劣るが、利用してみて読みづらさを感じることはなかった。

 物理ボタンは、書籍選択で多少のわずらわしさを感じたが、読書の際に特に押しづらいこともなく、また乾電池が入るスペースに指を引っ掛けることで片手で読むことも苦にはならなかった。

 誰にでも使えることをコンセプトにしていることもあり、普段から電子書籍リーダーやタブレットを利用して電子書籍を読んでいるユーザーにとっては物足りないところもあるかもしれないが、「電子書籍を読む」ということだけに目線を向けると、十分にその役割を果たしている製品だといえる。

 好きな作家の全集をそろえて本棚にズラリと並べているという方は少なくないだろう。ただ、それを持ち出して読む、ということは少ないのではないだろうか。まして、何冊も持ち出すことはまれだろう。honto pocketは、そうしたものを先進的すぎない形でデジタルとして手軽に扱えるようにしている。外箱がハードカバーを模していることもあり、紙の本と同じように本棚に並べてコレクションする楽しさも味わえることだろう。シニア層への贈答などにも向くかもしれない。

 作品のラインアップが限られるのが現時点の最大の課題だが、DNPでは今後、その拡充を図りつつ、法人向けなどBtoB向けの展開も視野に入れているという。端末がメインではなく、コンテンツに端末が付いてくるこの形態がどのような広がりを見せるのか期待したいところだ。

2014.12.29 11:13    DMMニュース


雇用管理で学会も認める「日本の新しい障がい者雇用モデル」を確立

2014年12月30日 01時32分56秒 | 障害者の自立
就労からキャリア形成、マネージメントまで自ら実施する支援体制を構築

居酒屋やレストランなどの飲食事業やアミューズメント事業を手がける株式会社ダイヤモンドダイニングは26日、同社の障がい者雇用における取り組みが認められ、「日本精神障害者リハビリテーション学会 第22回いわて大会」で、「日本の新しい障がい者雇用モデル」として発表されたことを明らかにした。

この「日本精神障害者リハビリテーション学会」は、11月1日にアイーナいわて県民情報交流センターで開催されたもの。このなかで、ダイヤモンドダイニングが2012年から医療機関、障がい者雇用就労機関とともに推進してきた障がい者雇用プロジェクトの成果が認められ、とくにその雇用管理が「ダイヤモンドダイニングモデル」として評価された。

誰もが職を通じて社会に参加、新しいモデルの発展を目指す

この「ダイヤモンドダイニングモデル」として進める同社の障がい者雇用では、“ピアサポート”“ピアカウンセリング”の考え方を重視し、障がい者手帳をもつ障がい者スタッフ自身が、障がい者雇用の責任者となっている。

そのため、障がい者スタッフが人事評価制度の構築や運用、カウンセリングなどの人事雇用管理、公共職業安定所や各種支援機関からの応募受付、面接・採否決定などの採用管理、さらには雇用後の導入研修や人材育成、助成金の申請管理、予算実績管理などのマネージメントも担当しているという。

責任者となっている障がい者スタッフは、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が実施する2号職場適応援助者養成研修、または厚生労働大臣が定める第2号職場適応援助者養成研修を修了した、第2号ジョブコーチでもあるそうだ。

障がい者雇用における責任者は、健常者の従業員とすることが一般的となっているが、当事者の立場からともに支え合い、自立してあらゆる業務を進めていくダイヤモンドダイニングのモデルは、新たな障がい者雇用のかたちを示している。こうした体制が可能となる支援と職場環境を整備した同社の取り組みは注目に値する。

ダイヤモンドダイニングでは、今後もこの新しい障がい者雇用モデルを発展させ、実績を積み重ねて、医療機関・障がい者就労支援機関と協力しながら、社会へとこのモデルを提案していきたいとしている。

2014年12月29日       障がい者雇用インフォメーション