【7月13日 AFP】米ニューヨーク(New York)で12日、同市初となる身体障害者のためのプライド・パレード(Disability Pride Parade)が行われ、数千人が参加した。
マンハッタン(Manhattan)で開催されたパレードは、同市ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長の開幕宣言とともに始まった。夏の暑さの中、車椅子に乗った人や盲導犬を連れた人、障害のある子どもを抱いて参加した親らが市内を行進した。
「一体性、認識、可視化」との副題が付けられたイベントでは、公共交通機関や住宅へのよりスムーズなアクセスを求めるプラカードや、「話せないからといって、言いたいことがないというわけではない」といったプラカードが掲げられた。
デブラシオ市長は、1990年の連邦法「アメリカ障害者法(Americans with Disabilities Act)」の施行25周年を記念して、7月は、障害者の地位向上に向けたプライド月間となっていると説明。また同パレードについても、年中行事になる見通しとした。
2015年07月13日 (c)AFP