ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者工賃4%上昇 2014年度栃木県内

2015年07月13日 02時07分23秒 | 障害者の自立

 県内の障害者就労支援事業所で働く障害者の2014年度の月平均工賃は1万5451円で、前年度比647円(4・4%)上昇したことが、県障害福祉課のまとめで分かった。商業施設などへの積極的な出店や自治体の優先調達の増加などが要因とみられる。一方、県が目標としていた2万円には届かず、達成率は77・3%にとどまった。同課は秋ごろまでに15~17年度の工賃アップ計画を策定し、さらなる底上げを目指す。

 対象は利用者と雇用契約を結ばない「就労継続支援B型事業所」135カ所のうち、工賃支払い実績があった133カ所。農産物の栽培のほかパンやクッキーの製造、印刷や清掃などの業務を行っている。

 最も高かった事業所はパンの製造販売を主力とする野木町の「セルプ花」で、月平均工賃は6万5030円。最も低かったのは2959円だった。1万~1万5千円が35カ所で最も多く、5千~1万円が34カ所、1万5千~2万円が25カ所、2万~2万5千円が19カ所だった。2万5千円以上と5千円未満がそれぞれ10カ所だった。

 前年度に比べ工賃が上がった理由について、同課は事業所が商業施設や金融機関などに加え、県内のさまざまなイベントに積極的に出店して県民の認知度が上がり、商品購入につながったと分析する。

 7月12日 朝刊    下野新聞

審議内容、手話でやりとり/高松市議会

2015年07月13日 01時49分32秒 | 障害者の自立

 高松市議会(岡下勝彦議長)は10日の6月定例議会本会議で、今議会から導入した手話通訳の配置制度を初めて実施した。手話通訳者が傍聴に訪れた聴覚障害者3人に審議内容を丁寧に伝えた。

 同制度は、市議会の「開かれた議会」に向けた取り組みの一環。事前に傍聴希望があった本会議や委員会について、手話通訳者を無料で配置する。議会が手話通訳者を置く制度を設けるのは、四国の県庁所在地や県内の市町では初めてという。

 この日の本会議では、聴覚に障害のある市民3人が傍聴した。県聴覚障害者福祉センターから派遣された射場富枝さん(57)と曽根良美さん(44)が、傍聴席の最前部に座って福祉関連などの議案審議を同時通訳し、3人は時折うなずきながら市議らのやりとりを見守った。

 傍聴した高松聴覚障害者協会理事の西村有見子さん(55)は「(障害のない人と)平等に傍聴できる体制ができたことは、うれしい。審議の内容もよく分かった。これからもときどき傍聴したいと思います」と話した。

 市議会事務局は「今後も制度を活用し、活発な議論を傍聴してもらえれば」と呼び掛けている。

手話通訳者を配置した高松市議会の本会議=市議会本会議場

2015/07/11    四国新聞


「トイレ手伝って」身障者を装い女性にわいせつ行為、介護職員の男を容疑で逮捕 大阪府警

2015年07月13日 01時45分49秒 | 障害者の自立

 身体障害者を装ってトイレに連れ込んだ10代女性にわいせつな行為をしたとして、大阪府警捜査1課は11日、準強制わいせつや監禁などの容疑で、堺市中区見野山の介護職員、奥野正人容疑者(39)を逮捕した。「女の子と2人でトイレに入ったことは間違いないが、わいせつな行為をしようとしたつもりはない」などと供述し、容疑を否認しているという。

 府警によると、奥野容疑者は身障者ではないが、「(事件当日は)腰や腕が痛かったので、トイレを手伝ってほしいと思った」と供述。女性に声を掛ける際、左手をだらりと下げ、右足を引きずるような動作をしていたが、事件後は自らミニバイクを運転して逃走したという。近くのトイレなどでは今年に入り、同様の事件が数件あり、府警が関連を調べる。

 逮捕容疑は6月13日、大阪府大阪狭山市のレンタルビデオ店で、身体障害者であるかのように装って、女性に「身障者用トイレを知っていますか。1人ではトイレができない」などと声を掛け、近くの家電量販店1階の多目的トイレに連れ込んで監禁し、わいせつな行為をしたなどとしている。

 府警によると、防犯カメラの映像や使用したミニバイクの捜査などから奥野容疑者の関与が浮上。奥野容疑者は堺市内の老人ホームで勤務しているが、当日は夜勤明けだったという。

2015.7.11   産経ニュース


【大学の女子力】母の時代は女子トイレない校舎も 親子2代続く工学系一家の母校>

2015年07月13日 01時38分02秒 | 障害者の自立

 大阪工業大学工学部ロボット工学科の羽鳥綾香さん(22)は4年生になった今春、初めての一人暮らしを始めた。これまで神戸市内の実家から2時間かけて通学していたが、卒業研究が本格化することから、大学に近いマンションに引っ越したのだ。

 3年生の後期から知能ロボット研究室で手話翻訳機の開発に取り組んでいる。現在は手話の動作をセンサーで検知してデータ化する初期の段階だが、8時間近く研究室にこもる日も。将来的には聴覚障害者の手の動きを文字や音声に変換し、誰もが理解できるようにしたいという羽鳥さん。センサーを両腕に巻きつけて使用するリストバンド型の開発を目指している。業界でも先例が少ないだけに「未知の分野の開拓者になったような気分。研究に没頭できる毎日がとても楽しい」と笑顔で語る。

 システムエンジニアの両親はともに同大工学部経営工学科(当時)の出身で、そろって同大大学院を修了した文字通りの“理系夫婦”だ。羽鳥さんのメカ好きはこんな環境も影響しているのだろう。小学生のときには早くもパソコンを分解し、その成果をリポートにまとめて提出した。メカに対する熱中ぶりはいまも少しも変わらない。

 夫婦、そして親子2代が同じキャンパスで学ぶのは同大でも珍しい。母親の裕子さん(53)が通っていたころ、同じ学科の女子学生はわずか2人。

当時は女子トイレがない校舎もあったそうだ。そのエピソードを聞かされていた羽鳥さんだが、実際に入学してみるとロボット工学科の女子は自分を含めて5人。「母の時代よりは増えていますよね」。

 学部卒業後は同大大学院工学研究科に進学する。将来の夢は知能ロボットの研究者。「少子高齢社会のなかでロボットの可能性は大きく広がり、メカニックなものにも人間の心が求められる時代になる」と言い切り、認知科学や心理学も学びたいと意欲的だ。昨年の学園祭では「ロボット進化展」というイベントを企画し、訪れた子供たちにもロボットのプログラミングを体験してもらった。研究室では周囲を明るくするムードメーカー的な存在。指導する小林裕之准教授も「これからの研究成果に大いに期待したい」とエールを送る。

 平成29年には大阪・梅田キャンパスが稼働する。現在、工学部にあるロボット工学科と空間デザイン科が移転し、新学科を加えたロボティクス&デザイン工学部(仮称)が誕生する計画だ。人間や環境に寄り添った研究開発を進めるのが新学部の狙い。羽鳥さんは大学院の修士課程2年になった段階で新キャンパスに移り、「自分の夢に挑戦したい」と目を輝かせた。

知能ロボット研究室で手話翻訳機の開発に取り組む羽鳥綾香さん

2015.7.12     産経ニュース

 


テノール歌手勝田さん主宰 8月、多彩にチャリティー公演

2015年07月13日 01時31分39秒 | 障害者の自立

 佐賀市出身のテノール歌手、勝田友彰さんが主宰する「第19回君にとどけたい愛のチャリティーコンサート」が8月23日午後1時半から、佐賀市民会館で開かれる。童謡や琉球音楽など、多彩なジャンルの音楽を奏でる。

 コンサートは3部構成。第1部にはティーンズミュージカルSAGAなどが出演、ダンスを交えたステージを展開する。第2部は勝田さんの指導を受ける地域の人たちが、盲目のバイオリニスト穴澤雄介さんらのサポートを受けながら「ロンドンデリーの歌」などを披露。復興支援ソング「花は咲く」は会場全員で歌う。第3部では琉球古典音楽野村流保存会の一瀬悦朗さん(三線)らとのコラボレーションで琉球民謡や「涙そうそう」を演奏する。

 今年は募金と収益の一部を宮城県気仙沼市の小中学校に寄付するとともに、現地を訪れて子どもたちに音楽を届ける予定。勝田さんは「被災地の子どもたちを元気づけたい」と話す。

 入場料は大人2500円(当日3000円)、小中高校生や障害者1500円。チケットは佐賀市民会館などで扱っている。問い合わせは勝田さん、電話090(2742)8882。

8月23日に「愛のチャリティーコンサート」を開く勝田友彰さん=佐賀新聞社

2015年07月12日    佐賀新聞