ゴエモンのつぶやき

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進化する52歳・永尾が圧巻の走りで3冠達成! 日本パラ陸上競技選手権大会が閉幕

2015年07月20日 23時51分49秒 | 障害者の自立

「IPC公認 日本パラ陸上競技選手権大会」が7月18~19日の2日間の日程で、大阪市のヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)で開催された。10月22日にカタール・ドーハで開幕する世界選手権の選考大会。台風11号の影響で湿度が高く、時おり強風が吹きつける不安定な気象条件だったが、多くのアジア記録、日本記録が誕生した。

レジェンドが車いす短距離界をけん引

圧倒的な存在感を見せつけたのが、車いすレース短距離界の第一人者・永尾嘉章(T54/ANAORI A.C)だ。エントリーした100m、200m、400mの3種目すべてで優勝した。400mでは長距離を得意とする樋口政幸(バリストライド)との接戦を演じ、最後のストレート勝負で決着をつけた。200m予選では、自身が樹立していた日本記録を更新する25秒81で1位通過すると、決勝ではさらに0.1秒上回る、高いパフォーマンスを発揮。レースを見守る他の選手からも歓声が上がった。それでも、52歳のベテランは「コーナーで少しバタついた。それがなければもう少し(記録は)いったかな」と満足しない。

今シーズンは6月のスイス遠征中に、100mの日本記録を15年ぶりに、また400mの日本記録を11年ぶりに塗り替えた。好調の背景には、経験に基づいて緻密に練られた質を重視したトレーニングプランがある。また、レーサーのセッティングも変更。ハンドリムの直径を1センチ小さくし、スタート時のスピードを落とさずにトップギアにつなげる走りを模索した。フィジカルと道具の性能をマッチングさせ、20代、30代、40代よりも良い状態に仕上げてくるのは、ベテランのなせる技だ。

T54は世界的にも選手層が厚いクラス。「10月に世界選手権もあるし、その先にはリオもあるから、そこを考えるなら今のタイムで満足しているわけにはいかない」。車いす陸上界のパイオニアは、その飽くなき探求心で進化を続け、世界に切り込む。

山本篤がアジア新で2冠達成!

義足の鉄人・山本篤(T42/スズキ浜松AC)は、走幅跳と200mでアジア新記録を樹立。4月のロンドンマラソン兼2015IPCマラソン世界選手権で3位に入った視覚障害クラスの堀越信司(T12/NTT西日本)も1500mでアジア記録を更新する走りを見せた。女子走幅跳では、中西麻耶(大分県身障陸連)が5m24の大会新をマーク。また、2週間前に関東身体障害者陸上選手権の砲丸投げで世界記録を打ち立てた加藤由希子(F46/仙台大学)は記録更新はならずも、投てき3種目(円盤投げ、砲丸投げ、やり投げ)を制した。

男子4×100mリレーの切断クラス(T42-T47)では、JapanA(多川知希(AC・KITA)、佐藤圭太(中京大クラブ)、鈴木徹(プーマジャパン)、芦田創(早稲田大学))が44秒33の日本新記録を樹立した。昨年のアジアパラでは金メダルを獲得しているこの種目。このメンバーでリレーに臨んだ大会は今回が初めてだったが、鈴木は「思ったよりも感触が良かった。走力のあるメンバーなので、バトンパスを強化すれば43秒台も見えてくるとわかった」と手ごたえを口にした。

T54の100m、200m、400mの日本記録保持者・永尾嘉章が躍動=ヤンマースタジアム長居

日本記録更新! 男子4×100mリレーの

2015/7/20      MA SPORTS


木村がリオ・パラ代表に 世界障害者競泳100平で優勝

2015年07月20日 02時37分57秒 | 障害者の自立

 来年のリオデジャネイロ・パラリンピック出場枠が懸かる障害者による競泳の世界選手権は18日、英国のグラスゴーで行われ、男子100メートル平泳ぎ(視覚障害S11)で木村敬一(東京ガス)が1分14秒04の大会新記録で優勝し、パラリンピック代表に決まった。

 日本身体障がい者水泳連盟は今大会の運動機能障害の種目で優勝した選手をリオ・パラリンピックに派遣することを決めていた。

 ▼木村敬一の話 (パラリンピック代表)内定を目標にしていた。それが達成できて良かった。本番でこのタイムで優勝できることはない。まだまだ力不足。

2015年7月19日    スポーツニッポン


視覚障害者用の音響装置 田中町交差点に

2015年07月20日 02時31分39秒 | 障害者の自立

高齢者や子ども、視覚障害者により安全に横断歩道を渡ってもらおうと、県警は16日、和歌山市の田中町交差点で、高齢者・視覚障害者用LED付音響装置の運用を開始した。同装置の導入は、大阪府、愛知県に続き全国で3府県目。

同交差点は、視覚障害者がよく利用する施設「市ふれ愛センター」(木広町)とJR和歌山駅の途中にあり、交通量も多いことから、設置場所に選ばれた。

同装置は、子どもも見やすいように1㍍ほどの高さに設置されている。また、装置両面に信号の点灯状況が表示されているため、近くでも信号が確認できる他、音で信号の状況を伝える。設置費用は160万円。

16日の点灯式には、県身体障害者連盟などの関係者らが集まり、見やすくなった信号と音を頼りに、交差点の渡り初めを行った。

網膜色素変性症で信号が見えにくいという市内在住の山本浩さん(57)は「展示会でもよく見ていた信号なので、設置してもらい、とてもありがたい。低い位置にあるので、子どもも信号が見やすくなるのでは」と喜んでいた。

製造は篠原電機㈱(本社・大阪市北区、篠原基一郎社長)。装置には押しボタンがあり、押すと青信号が5秒ほど延長される他、午後9時から午前7時にかけて停止されている音声誘導が利用できるようになる。

新装置と渡り初めをする県身体障害者連盟などの関係者ら

15年07月18日      わかやま新報オンラインニュース


グループホームで虐待 障害者に、県が改善勧告

2015年07月20日 02時27分30秒 | 障害者の自立

 鳥栖市の重度障害者向けグループホームで、入所者を部屋に閉じ込めたり、体をたたくなどの虐待があったことが18日分かった。通報を受け調査した佐賀県は、事業所として組織的に行った可能性も高いとして、障害者総合支援法に基づき改善勧告している。

 県によると、昨年から同施設での虐待に関する複数の通報があり、聞き取り調査や2回の監査を経て、3月12日付で勧告を行った。

 調査では、精神障害と知的障害のある女性が無断で外出しないよう今年1月、約2週間にわたって鍵を掛けた部屋に閉じ込めたことを確認。また、入所者を注意する際、体をたたいたり、「指示に従わないと縛るぞ」と脅しめいた発言もしていたという。

 施設長は女性を閉じ込めたことについて、「担当医師の了解を得ていたが、サービス利用計画に事前記入しなければならないことを知らなかった」と釈明。虐待の中心的役割を果たしたと勧告で指摘されたサービス管理責任者はすでに交代させたという。「勧告を重く受け止め、第三者委員会を立ち上げ、改善を進めたい」と話した。

2015年07月19日    佐賀新聞


鹿児島県で9月を障がい者雇用支援月間に。期間中さまざまな催しを開催

2015年07月20日 02時23分34秒 | 障害者の自立
9月に集中して支援の催しを

鹿児島県は事業主や県民に障がい者雇用への理解をより進めるために、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構鹿児島支部と共に9月を「障がい者雇用支援月間」として、鹿児島労働局など関係機関と連帯して啓発活動を行う。

啓発活動として街頭キャンペーンや講演会を

まず啓発イベントとして街頭での広報活動を行う「障がい者雇用支援月間」街頭キャンペーンを2015年9月1日(火)16時から17時に鹿児島中央駅東口にて開催。

また障がい者雇用優良事業所、優秀勤労障がい者への表彰と障がい者雇用についての講演を行う「障がい者雇用支援・激励大会」を開催。日時は2015年9月10日(木)13時30分から15時まで。会場は鹿児島市民文化ホールで、入場無料で事前申し込みは不要。 

障がい者就職面接会も開催

そして具体的な施策として、 鹿児島地区は2015年9月30日(水)13時から16時に城山観光ホテルで。鹿屋地区は2015年9月17日(木)13時30分~16時に鹿屋商工会議所で、就労を希望する障がい者と企業の採用担当者との面接会「障がい者就職面接会」を実施する。同会についての問い合わせは地区のハローワークへ。

また鹿屋地区の面接会前に、講師を招いて面接の受け方や模擬面接などを学ぶ「面接会直前セミナー・面接対応講座」を予定。日時は8月27日(木)14時~で、会場はリナシティかのや。セミナーについての問い合わせは、おおすみ障害者就業・生活支援センターへ。

支援月間の活動を通じて、鹿児島県の障がい者雇用が一層促進されることが期待される。

2015年7月18日    障害者雇用インフォメーション