ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

車いすで旅へGO 19日、仙台で体験報告会

2015年07月16日 02時46分43秒 | 障害者の自立

 車いすで公共交通機関を乗り継ぎ、旅を楽しむ「全国車いすアクセス・マニア集会」が19日、仙台市である。宮城県内外の障害者約20人が旅の思い出や苦労談を披露する体験報告会だ。「車いすでどんどん旅に出よう」と力強いメッセージを発信する。

 集会は障害者の全国組織有志が2003年から国内各地で開いており、東北では初の開催となる。障害者の体験談を通じてバリアフリーの現状を考える。
 今回、旅の話を披露する東松島市の障害者支援団体スタッフ石森祐介さん(29)は、脳性まひで手脚に障害がある。それでも電動車いすで毎年のように旅行を楽しんでいる。
 13年には北海道、14年には大阪まで電車を乗り継いで出掛けた。札幌で味わったラーメンや大阪で見物した岸和田だんじり祭が印象深いという。
 「電動車いすは折り畳めず、タクシーに乗れない。行動範囲は駅周辺に限られる」と不便な点もあるが、それでも石森さんは「知らない街の雰囲気を味わい、気分転換になるのが旅の魅力。今度は沖縄や広島に行きたい」と話す。
 集会に協力する障害者支援団体「CILたすけっと」(仙台市)代表の杉山裕信さん(49)は「障害者は旅ができないと思われがちだが、そんなことはない。バリアフリー化が進み、旅行をする障害者が増えている現状を多くの人に知ってもらいたい」と訴える。
 集会は宮城野区の市生涯学習支援センターで午後1~6時。連絡先はCILたすけっと022(248)6054。

公共交通機関を利用して積極的に外出する石森さん

2015年07月14日    河北新報


日ハム・石井投手、聴覚障害の子を激励 帯広聾学校で交流会

2015年07月16日 02時41分59秒 | 障害者の自立

【帯広】帯広の森野球場で14、15の両日午後1時半から行われるプロ野球北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス戦に合わせ、聴覚障害がある日本ハムの石井裕也投手が13日、帯広聾学校を訪れ、生徒や十勝管内の聴覚障害児を励ました。子供たちは石井投手とキャッチボールなどで交流を深めた。

 石井投手が同校の生徒と交流するのは2013年8月以来、2回目。前回に続き、幕別町の障害者支援団体「青鳥舎」の小川洋輝代表が球団に働きかけて実現した。

 交流会には生徒や父母ら約80人が参加。子供たちは「アイラブユー」を表す手話で出迎えた。石井投手は「どうしたらストライクが取れるか」「集中力を高めるために意識していることは」など事前に募った質問に一つ一つ答え、一緒にキャッチボールを楽しんだ。

 その後、子供たちは似顔絵と「日ハムファイト!」と記した寄せ書きなどをプレゼントし、今月4日に34歳の誕生日を迎えた石井投手をケーキで祝福。代表して中学2年の藤井太陽君(13)が「活躍する姿を見て勇気をもらっています。僕たちも夢を目指して努力します」と述べ、石井投手は「これからも応援よろしくお願いします」と答えた。

 小川代表は「同じ境遇の人と接して、自分もいろんなことに挑戦してみようと思ってもらえれば」。熊谷英雄校長は「どんどん勝利して、われわれの期待の星として石井投手には輝き続けてほしい」と話していた。

07/14 12:15   北海道新聞


変わるもの、変えるもの、変わらないiPad

2015年07月16日 02時29分13秒 | 障害者の自立

変化も永遠?

2010年の登場以来、iPadは処理速度が速くなったりディスプレイがきれいになったり、Touch ID搭載になったりしましたが、その本質は発売から5年が過ぎた今でもあまり変わりません。米GizmodoのBrianは永遠だとも言っています。しかし一方で、使う人にはさまざまな変化を起こしています。ソファーやベッドで気軽にネットを見たり、YouTubeで公開する動画を編集したり、音楽を作ったり、あ、Siriに一言おねがいするだけでApple Musicでテイラー・スイフトの新曲を聴いたりもできますね。いろんな使い方ができるので、たぶん挙げればきりがありません。

その変化のなかでも大きいのが情報インプットの仕方が変わったこと。本を読む、映画を見る、Webを見る。僕らのようなデジタルに囲まれた暮らしをしている人にとっては、ライフスタイルを変えたとも言えるかもしれません。もちろんそれを成り立たせるためのインフラやサービスが成長したことも要因のひとつですが、iPadの登場(もちろんiPhoneも)は、情報取得の方法に大きな変化を起こしたのです(サービスもiPadの登場によって成長した、という見方もありますね)。

そしてiPadは、ただ使う人の見方を変えただけでなく、見るもののかたちを変えることで、目の不自由な方の情報インプットの方法をも変えました。それも「あなたが宇宙旅行に行ける、F1カーを乗りこなせるくらいの感動」レベルで。

iPadによって、目の不自由な方のライフスタイルが変わっていっています。

 自分と世界をiPadで繋ぐ

 先月、アップルストア表参道でトークイベントが開かれました。話をしたのは、目の不自由な患者さんにiPhoneやiPadの使い方を教え、日々の生活に役立ててもらっている東京大学先端科学技術研究センター客員研究員の三宅琢先生と、視覚障害を持ちながらも柔道でパラリンピックに出場した初瀬勇輔さん。上で書いた宇宙旅行とF1の言葉は初瀬さんのもの。

「視覚障害の人は目が見えないことで困ってるんじゃない。情報にアクセスできないことに困っているんです。バリアフリーと言われるが、視力障害を持つ方は、自分の目が悪いことがバリアーだとは思っていない。周りの情報が視力障害者向けに最適化されていないことがバリアーだと感じている」

お二人が口を揃えて話すこの問題を解決しているのがiPadです。目の不自由な方が、自分と世界との間にiPadを1枚挟むことで、iPadが情報を変化させ、自分に最適化して届けてくれるんです。

 
イベント中、初瀬さんがわかりやすいエピソードを話してくれました。中心の視力が落ちていると話す初瀬さんは、iPadを買ってはじめに役に立ったのはカメラだと言います。デフォルトで入っているカメラアプリです。例えば、はじめての人に会うとします。名刺交換をするときに初瀬さんはそのままでは名刺が見えません。ですが、名刺をiPadのカメラで撮影し、拡大すればiPadの大きな画面で相手の名前を知ることができるのです。

これはいつでも持ち運べること、大きな画面があること、カメラが使えること、そしてその写真を簡単に拡大して見られること。この4つの条件を満たしたデバイスでないと実現できないことです。「なんだ、そんなことか」と思うかもしれませんが、これはiPadが登場する2010年以前にはルーペをがんばって覗き込んでやっとできていたこと。iPadが当たり前にある世の中になった今からは想像しにくいことですが(たった5年前のことなのに!)、視覚障害の方が受け取りやすい状態に情報を変化させる「情報のケア」をiPadがサポートしている変化の一例です。

そのほかにも変化があります。これまでは専用の機械でオーディオ化されている少量の数しか読めなかった本も、電子書籍とiPadを使えば、文字の大きさや色を調整してたくさん読めるようになりました。iPadやiPhoneで聞けるオーディオブックも数が増えてきています。三宅先生が東大での研究で立ちあげた「Access Reading」という読むことに障害のある方のために、教科書や教材の電子データ化や書籍データの提供を行っている取り組みも、iPadで利用できます。iPadを通して目の不自由な方が情報にアクセスするための環境も、徐々に変わり、整ってきています。

 変わらないことによって変わること

 三宅先生は「iPadは変わらないことがいい」とも話しました。iOSデバイスは画面とホームボタン。必ず画面の下、真ん中にホームボタンがあります。これが初代iPhoneの登場から変わらないスタイルです。視覚障害の方にとって、新しいものの使い方を覚えるのはとても大変なこと。ですがiPadの操作方法が変わらないことによって、一度iPadの操作を覚えた視覚障害の方は、複数のiPadやiPhoneを使うことになっても、iPadを買い替えたとしても、ずっと継続的に、簡単に操作することができるんです。

さらに、この変わらないということは、同じ操作体系のものを使う人がだんだん増えるということ。これは使い方を多くの人に聞けることや、視覚障害だからといって専用の道具を使う必要がなくなるため、街で人の目が気にならなくなるという副次的なメリットも生み出しています。

冒頭でも言いましたが、iPadは米GizmodoのBrianが言うようにいい意味で変わっていません。薄くなったり軽くなったりはしましたが、もともととても薄いですし軽いです。iOSのバージョンが上がるたびにどんどん便利になりますが、初代から5年経った今も本質は変わりません。iPadはiPadです。その変わらないiPadによって、世界のさまざまなものが変わっていきます。

2015.07.14    ギズモード・ジャパン


プルデンシャルが生命保険の信託子会社を設立

2015年07月16日 02時25分49秒 | 障害者の自立

 プルデンシャル生命保険は14日、生命保険信託を手がける全額出資子会社「プルデンシャル信託」の営業を10月をめどに開始すると発表した。契約者が受取人の保険金の使い道をあらかじめ設定できる。

 受取人が、未成年、障害者など保険金の管理に不安がある場合や契約者が認知症のケースを主に想定している。受取人を学校法人やNPO法人などに指定することも可能という。

 新会社の受託金額は100万円など低額の保険金でも契約できるのが特徴で、管理手数料なども年2万円。従来は、三井住友信託銀行と提携して2010年から生保信託を扱ってきたが、受託金額が3000万円以上などと対象者を限定していたため、契約件数は62件にとどまっていた。

 プルデンシャル生命保険は、300万人超の契約者のうち、対象者は11万6000人にのぼるとしている。

2015.7.14    産経ニュース


福祉関係7団体に中外製薬が車寄贈

2015年07月16日 02時20分32秒 | 障害者の自立

 東日本大震災からの復興支援のため、中外製薬(東京都中央区)は、県内の福祉関係7団体に移送サービスカーを1台ずつ寄贈した。高齢者や障害者らの在宅介護で、送迎などに利用されるという。

 寄贈を受けたのは、盛岡、滝沢、遠野市、葛巻町の社会福祉協議会と、紫波町や釜石市などのNPO法人。

 盛岡市三本柳のふれあいランド岩手で贈呈式があり、約30人が出席した。中外製薬の上野幹夫副会長は「30年前から全国で200台以上を寄贈してきたが、今回は介護福祉の現場で需要が高い軽自動車タイプを選んだ」とあいさつ。県社会福祉協議会の桑島博会長は「内陸での避難生活を余儀なくされている人も多い。大勢の役に立てるよう大事に長く使わせていただきたい」と述べた。

中外製薬から県内の福祉団体への移送サービスカーの寄贈(盛岡市三本柳で)

中外製薬から県内の福祉団体への移送サービスカーの寄贈(盛岡市三本柳で)

2015年07月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun