ゴエモンのつぶやき

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障害者アスリートを知って 都、新年度からPR事業

2016年01月08日 02時10分11秒 | 障害者の自立

 障害者アスリートの顔と名前をもっと覚えて-。2020年東京パラリンピックに向けて、一人一人の選手をより幅広くPRしようと、東京都は6日、雑誌やテレビといったメディアの活用などのため、10億円を新年度予算案に盛り込む方針を決めた。民間企業に委託するなどして、スポーツ雑誌や全国ネットのテレビ番組などで枠を確保し、障害者スポーツの魅力を発信する。

 パラリンピック競技の紹介や選手の対談などを企画するほか、東京大会で活躍が期待される若手選手を継続的に取り上げ、「ヒーロー・ヒロインの創出」にもつなげるという。

 このほか、有名選手によるデモンストレーションなどを都心部の街中で開き、都民が競技に触れる機会もつくる。

 パラリンピックに向けた機運醸成について、舛添要一知事は本紙のインタビューで、昨年のラグビーワールドカップ(W杯)で活躍した日本代表を例に、「スタープレーヤーがいることは非常に大きい」と強調。メディアで取り上げられることが障害者スポーツの盛り上がりに効果的だ、との考えを示していた。

2016年1月7日 朝刊     東京新聞


大阪府内の障害者が制作したアートを紹介する「カペイシャスグループ展 #02」

2016年01月08日 02時02分41秒 | 障害者の自立
 
一般社団法人大阪府地域福祉推進財団は、「capacious(カペイシャス)」の第2回目となるグループ展を、2016年1月11日(月・祝)から1月23日(土)まで、Calo Bookshop & Cafe /Calo Galleryで開催する。「capacious」は、大阪府内の障害がある人々が制作したアート作品を美術市場に紹介し、作者の社会参加と就労支援を目的に作品販売を行うプロジェクト。本展では、柴田龍平氏 / 茶薗大暉氏 / 前田恭宏氏の3名の作品が紹介される。会期中の休廊日は1月17日(日)および1月18日(月)で、開廊時間は12:00〜19:00(11日と毎週土曜は18:00まで / 最終日は17:00まで)。

「capacious」は、2015年7月より、大阪府福祉基金地域福祉振興助成金の支援を受けてスタートした。2015年11月18日(水)〜11月28日(土)には、有田京子氏 / 上田匡志氏 / 平野喜靖氏 / 橋本良平氏の4名の作品を紹介する第1回目のグループ展を開催。現在「capacious」では、過去4回にわたって大阪府が主催してきた公募展「大阪府現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト」に入選した作家を中心に、強い個性と魅力を秘めた作品を制作する7名を選出して、展覧会開催やアートフェア出展を通した作品販売を行っている。今回紹介される3名の作品も、三者三様の個性的な作品ばかり。各自の強いこだわりが、表現となって露呈した作品に仕上がっている。

柴田龍平「数式」 318×410×18 mm パネル、アクリル絵具、顔料系ボールペン 2015
柴田龍平「数式」
318×410×18 mm パネル、アクリル絵具、顔料系ボールペン 2015

 
茶薗大暉「untitled」 54×38.2cm 紙にパステル 2015
茶薗大暉「untitled」
54×38.2cm 紙にパステル 2015

 
■期間:
2016年1月11日(月・祝)~1月23日(土)

■開催場所:
Calo Bookshop & Cafe /Calo Gallery
大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル 5F

■問い合わせ先:
capacious(一般社団法人大阪府地域福祉推進財団)
tel. 06-6447–4777(Calo Bookshop & Cafe /Calo Gallery)
url. http://www.capacious.jp/


精神障害者の地域移行を後押しする事業- 兵庫県西宮市、来年4月から

2016年01月08日 01時58分01秒 | 障害者の自立

 兵庫県西宮市は、長期入院の精神障害者の地域移行を後押しする退院喚起の仕組みを構築するための事業の委託先の公募を始めた。過去に地域移行支援を行った実績がある相談支援事業者が対象で、公募期間は1月12日まで。市の委員会が応募者によるプレゼンテーションや企画書などの内容を評価した上で選定を行い、来年4月から事業をスタートさせる予定。県によると、支援対象者を全員リストアップしてまで実施する取り組みは全国的にも珍しいという。

 精神障害者の地域移行をめぐっては、国が2004年9月に「精神保健医療福祉の改革ビジョン」を策定。長期入院精神障害者の退院促進や新規入院精神障害者の早期退院の促進などで10年間の数値目標を設定したが、効果が上がらなかった経緯がある。そこで、14年に施行された改正精神保健福祉法では、入院から1年未満で退院できる体制の確保や、1年以上入院している患者で症状が重度かつ慢性でなければ多職種が連携して退院を推進することなどが指針として示された。

 こうした流れを受け、市では、精神障害者の地域移行を促進するためには、その前段階の患者の意思決定から支援が必要と判断。対象市民をリストアップし、昨年12月から試行的に市内の2病院、市外の1病院を対象に、病院や福祉事業所などが合同で会議を開き、相談支援をスタートさせた。

 今回、公募を始めた委託事業の内容は、▽長期入院精神障害者に対する包括的かつ継続的な相談支援▽ピアサポーターなどを活用した病院内プログラムの実施▽地域体験プログラムの実施▽精神科病院職員に対する研修―などで、委託料の上限は1472万6000円。年度ごとの随意契約を予定している。

 市の保健所によると、1年以上入院している精神障害者で支援の対象となる市民は320人ほどに上るが、市外の病院に入院している患者も多く、対応が難しい側面もあるという。市の担当者は、「まずは市民を対象に実施するが、医療機関から市民かどうかで線引きしながら支援をするのは難しいとの声もあるので、将来的には広域的な取り組みに広げていきたい」と話している。

2016年01月06日     キャリアブレイン



障害者施設にカラオケ えりのあさんが寄贈 那須塩原

2016年01月08日 01時52分33秒 | 障害者の自立

 【那須塩原】大田原市内の福祉施設で働きながらシンガー・ソングライターとして活動するえりのあさんと与一福祉まつり実行委員会は6日、上中野の「太陽の里福祉会」の通所施設「ぷらねっと」を訪れ、カラオケセット一式を寄贈した。

 えりのあさんは同施設の通所利用者ら約130人を前に、「ありがとう」や「とちぎのうめぇもん」などの持ち歌も披露。利用者もリズムに合わせて一緒に歌ったり、体を動かしたりして楽しんでいた。

 カラオケセットは昨年7月に開いた「えりのあ与一福祉まつり」の益金で購入しており、このほか鹿沼市や日光市の福祉施設にも車いすを贈る予定。

1月7日 朝刊     下野新聞


家庭で虐待受けた障害者の13人中12人が女性 和歌山県

2016年01月08日 01時48分48秒 | 障害者の自立
 和歌山県は、2014年度の県内の障害者虐待の状況を発表した。被虐待者は前年度より1人多い22人で、このうち家庭などでは13人、障害者福祉施設では9人だった。施設での虐待者は直接世話を担当する人だけでなく、設置者や施設長もいた。 

 厚生労働省が障害者虐待防止法に基づいて調査したうちの県内分。 

 家庭などでは被虐待者13人のうち女性12人、男性1人。前年度も12人中9人が女性、男性が3人と女性の割合が高い。これは女性の地位を低く考えている虐待者がいるためではないかという。障害種別では知的障害6人、身体障害3人、精神障害4人。身体的、経済的な虐待がいずれも7件と多く、心理的虐待は6件だった。 

 施設の虐待は5カ所であり、県はすべてに指導をした。被虐待者9人全員が知的障害で、うち6人が意思伝達や適切な行動を取るのが難しく、パニックになれば自傷したり暴れたりしてしまう行動障害。全国平均でも、施設での行動障害者の被虐待は25・7%を占める。行動障害の人を制止する際にいき過ぎて虐待につながるケースは全国的に問題になっているという。 

 県は引き続き、施設に対して啓発をしたり、研修をしたりして虐待防止に取り組むという。 

(2016年1月6日更新)    紀伊民報