ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

パラリンピック 金メダルの倍増目指す

2016年01月03日 12時22分30秒 | 障害者の自立
リオデジャネイロパラリンピックは、ことし9月に開幕します。日本は前回大会から倍増となる金メダル10個という高い目標を目指すとともに、4年後の東京大会を見据えて、若手の底上げなどにも力を入れていくことにしています。
リオデジャネイロパラリンピックは、オリンピックに続いて9月7日に開幕し、12日間の日程で22の競技が行われます。日本は、前回のロンドン大会は金メダル5個で国・地域別で24位にとどまり、メダルの総数は過去最多だった2004年のアテネ大会の3分の1以下となりました。世界との差が広がる中、JPC=日本パラリンピック委員会は、2020年の東京大会で金メダル数7位という目標を掲げ、そのための重要なステップとなるリオデジャネイロ大会では、金メダル10個、順位は10位以内を目指します。
個人競技では、車いすテニスの国枝慎吾選手が男子シングルスで3連覇をねらいます。競泳では、去年の世界選手権の目に障害があるクラスで2種目を制した木村敬一選手が初の金メダル獲得に挑みます。
団体競技では、車いすバスケットボールの男子とゴールボール女子、それに車いすラグビーがすでに出場を決めていて、このうちゴールボール女子には2大会連続の金メダルの期待がかかります。
日本は今後、JPCが中心となって障害者スポーツの練習環境の整備や資金面での援助など、選手を支える態勢をオリンピック競技並みに近づける努力を行う一方、4年後の東京大会を見据えて、若手の底上げや即戦力となる選手の発掘などにも、より一層力を入れていくことにしています。
 
 
2016年(平成28年)1月3日    NHK

2016年のWebアクセシビリティ

2016年01月03日 12時16分49秒 | 障害者の自立

あけましておめでとうございます。株式会社ミツエーリンクスの黒澤剛志です。本稿では,昨年に引き続いて,2016年のWebアクセシビリティの短期的な予測を寄稿させていただきます。

WCAG 2.0の今後

2015年はWeb Content Accessibility Guidelines 2.0(WCAG 2.0)の今後について動きがありました。2016年もWCAG 2.0をめぐる動きがいくつか出てくるでしょう。

WCAG 2.0は2008年にW3C勧告となって以来,これまで変更されていません。これはWCAG 2.0が特定の技術に依存しないガイドラインになっているためですが,その間にWebへのアクセス方法が急激に変わったことも事実です。また,W3Cによると認知障害および学習障害者から彼らのニーズをより良く満たすための提案がWCAG 2.0に対して行われてきたとのことです。

そこで,WCAG 2.0やサポート文書(UnderstandingTechniques)のメンテナンスを行っているW3CのWeb Content Accessibility Guidelines Working Group(WCAG WG)は,追加の達成基準を拡張仕様(Extension)として定義する枠組みをつくり始めています。拡張仕様が利用できるようになると,それぞれの組織やコミュニティがWCAG 2.0と拡張仕様を組み合わせて,自分たちのニーズを含んだガイドラインを定められるようになります。

現時点では,拡張仕様に必要な要件の検討やいくつかの拡張仕様の検討が進んでいます。具体的な拡張仕様の検討では,モバイルデバイス向け拡張仕様と認知障害や学習障害者向け拡張仕様の動きが活発です。

モバイルデバイス向けの拡張仕様は,まだ最初の草案(First Public Working Draft)も出ていませんが,GitHubで作業中のEditor's Draftが公開されています。その中ではタッチ操作に関する要件や,操作できる部分が他の部分と視覚的に区別できる(ボタンがボタンであると分かる)要件が検討されています。

認知障害および学習障害に関するアクセシビリティでは,近年,W3CのCognitive and Learning Disabilities Accessibility Task Force(Cognitive A11Y TF)が活発に活動しています。2015年には障害の種類や影響をまとめたCognitive Accessibility User Researchの草案が公開されました(この文書はW3C勧告ではなくNoteになることを目指しています)。現在はUser Researchの結果と現実とのギャップ分析(Gap Analysis)が進んでおり,GitHubで課題の取りまとめのEditor's Draftギャップを埋める方法のEditor's Draftが公開されています。現在検討されている内容は,オンライン決済のありかたから文章の書き方まで多岐にわたっています。これらの内容をWCAG 2.0の拡張仕様として整理したり,足りない技術を仕様として標準化していったりするには更なる時間が必要だと感じていますが,今年も作業が進められることは間違いなく,要注目です。

Accessible Rich Internet Applications(WAI-ARIA)

2015年はWAI-ARIAの今後についても動きがありました。2016年も引き続き動きがあるでしょう。

現在W3Cで標準化されているWAI-ARIA関連の仕様は大きく,WAI-ARIA 1.0の後継となる仕様群と特定の分野やコンテンツで使われることを意図したモジュール仕様群にわかれます。このうち,WAI-ARIA 1.0の後継となる仕様は大きく3つあります。

Accessible Rich Internet Applications 1.1(WAI-ARIA 1.1)では,WAI-ARIA 1.0から存在するセマンティクスの調整と新たなセマンティクスの追加が行われています。既存セマンティクスの調整では,ランドマークに分類されるロールの変更など,後方互換性のないものもあります。本稿執筆段階におけるWAI-ARIA 1.1草案のランドマークの定義は,スクリーンリーダーのJAWSが持っているジャンプ機能(Region)に近いものになっています。一方,この変更によって,HTMLではsection要素もランドマークのセマンティクス(regionロール)を持つようになります。コンテンツの意味と関係なくsection要素を使う(div要素の感覚でsection要素を使う)ことの問題はこれまでも論じられてきましたが,今後は一層の注意が必要でしょう。

WAI-ARIAのモジュール仕様では,2015年に電子出版向けモジュールとグラフィックス向けモジュールの最初の草案が公開されました。

電子出版向けモジュールであるDigital Publishing WAI-ARIA Module 1.0では,出版物などで使われているセマンティクスが数多く検討されています。分かりやすいところでは概要,導入部,章,注記,脚注,Q&A,例などのセマンティクスなどがあります。

グラフィックス向けモジュールのWAI-ARIA Graphics Module 1.0は図版のパーツを表すセマンティクスが検討されています。ただし,支援技術のサポート状況があまり良くないことから,当初検討されていたセマンティクスの大部分は2.0に先送りされ,1.0の草案には,線や点といった図形の集まりを,家の図や電球の図といったまとまりとして扱うためのセマンティクスのみが含まれています。2.0ではまとまりの具体的なセマンティクス(グラフのX軸やY軸,寸法線など)が検討されています。

電子出版やグラフィックスのセマンティクスに関しても,ブラウザーなどが支援技術に対してどのようにセマンティクスを伝えるべきかを定義した仕様が検討されています。これらの仕様を見るとあることに気がつきます。それは,HTMLやWAI-ARIAの主要なセマンティクスは支援技術側にも対応するセマンティクスがあるのに対して,電子出版やグラフィックスはそうではないという点です。

例えば,リンクや表は支援技術側にもリンクや表のセマンティクスがあり,ブラウザーなどはHTMLやWAI-ARIAのリンクや表を,支援技術側のセマンティクスに変換して支援技術に伝えています。しかし,電子出版やグラフィックスのセマンティクスでは,支援技術側に対応するセマンティクスがないため,ブラウザーなどはWAI-ARIAのセマンティクスをそのまま伝えるという形を取っています(注1)。このことは,Web技術が支援技術の取り扱えるセマンティクスを拡げていっていると言えるのではないでしょうか。2016年にはこの拡がりの実が結び始めることを期待しています。

注1
例えば,Digital Publishing Accessibility API Mappings(電子出版向けモジュールにおける,ブラウザーなどが支援技術に対してどのようにセマンティクスを伝えるべきかを定義した仕様)は,ほぼすべてのロールについて,role属性に指定された値をそのまま支援技術へ伝えることをブラウザーなどに求めています。Windowsの支援技術が使っているアクセシビリティAPIについてみた場合,IAccessible2(Mozilla FirefoxやGoogle Chromeなどが使用しているAPI)ではxml-rolesプロパティ,User Interface Automation(UIA;Microsoft Edgeなどが使用しているAPI)ではAriaRoleプロパティを経由して,role属性に指定された値がそのまま支援技術に伝わる場合がほとんどです。

画像の長い代替コンテンツ

2015年は(も)画像の長い代替コンテンツの指定方法をめぐる議論がありましたが,今年もしばらくは議論が続くでしょう。

HTMLで,画像の長い代替コンテンツを指定するlongdesc属性は2015年2月にW3C勧告になりました。WAI-ARIA 1.1の草案にも長らく,longdesc属性に対応するaria-describedatプロパティが含まれていました。しかしながら,現時点で最新のWAI-ARIA 1.1の草案には,aria-describedatはWAI-ARIA 1.1仕様から削除される方向であることが記載されています。

これはaria-describedatで代替コンテンツを指定しても,支援技術の利用者しか代替コンテンツにアクセスできず,支援技術を使っていないユーザーがアクセスできないのではないか,といった議論が行われたためです。そこで,HTMLのdetails要素とsummary要素を使ってマークアップしてはどうか,といった提案が挙がっています。ブラウザーがdetails要素とsummary要素を適切に実装していれば,支援技術の有無やデバイスに関係なく,ユーザーは長い代替コンテンツにアクセスできます。現時点では,Mozilla FirefoxとEdgeはdetails要素とsummary要素を実装していませんが,Mozilla Firefoxでは実装が進んでいます(Bug 591737)。一方で,WAI-ARIAで指定したセマンティクスをもっとブラウザーが活用し,支援技術を使っていないユーザーに機能を提供しても良いのではないか,という意見も出ています。

いずれにせよ,Webアクセシビリティを担保するための仕組みを,特定のユーザーや特定の状況向けの技術によって実現するのではなく,より多くのユーザーや状況をカバーできる技術によって実現したいという思いは一致しているように感じます。今年もWebのメインストリーム技術でより多くのコンテンツがアクセシブルになることを期待しています。

2016年1月2日    Gihyo Jp


東北初 知事会見に手話通訳

2016年01月03日 12時13分45秒 | 障害者の自立

 山形県は吉村美栄子知事が原則、週1回開く定例記者会見に手話通訳を導入する方針を決めた。4日の年頭記者会見から始める。知事会見の手話通訳は東北で初めて。
 県広報室によると、当面は冒頭、吉村知事が発表事項などを説明する部分に限り、手話通訳する。運用状況を見ながら、記者との質疑応答にも広げる。
 手話通訳は県保健福祉部の嘱託職員のほか、県聴覚障害者協会が派遣する通訳士が行う。吉村知事の隣に立ちインターネット中継のカメラに向けて通訳する。
 知事記者会見では、鳥取県が既に手話通訳を導入しているという。安倍晋三首相の記者会見でも行われている。山形県は本年度内に、障がい者の差別解消や共生社会を実現する条例の制定を目指す。県広報室の担当者は「率先垂範の意味で導入を決めた」と説明した。

2016年01月01日   河北新報


マイナンバー運用開始「個人番号カード」交付へ

2016年01月03日 12時10分49秒 | 障害者の自立

 マイナンバー(共通番号)制度の運用が1日、スタートした。

 税、社会保障などの手続きで使われる。1月から順次、公的な身分証明書となる「個人番号カード」の交付が、自治体の窓口で始まる。

 個人番号カードは、本人の顔写真とマイナンバーが記載され、パスポートなどを受け取る時の本人確認書類になるなど公的身分証明書として利用できる。カードは無料、作るかどうかは自由で、希望すればいつでも作れる。マイナンバーが記された通知カードと一緒に届いた申請書を郵送すると、「個人番号カード交付通知書」が届き、そこに交付場所が記されている。スマートフォンやパソコンでも申請できる。

 受け取りには、通知カードと交付通知書、本人確認書類が必要だ。本人確認は運転免許証やパスポート、身体障害者手帳など1点を提示する。もしくは、健康保険証や年金手帳、社員証、学生証、預金通帳などの中から2点を用意する。

2016年01月01日 18時24分 Copyright © The Yomiuri Shimbun



モンてキーた人出迎え 徳島・東祖谷中生、巨大幕制作

2016年01月03日 12時04分41秒 | 障害者の自立

 新年のえとにちなんで、三好市東祖谷の東祖谷中学校の全校生徒22人が制作したサルの絵の幕(縦7メートル、横5メートル)が、同市東祖谷京上の国道439号沿いにお目見えした。1月末まで飾られる。

 幕にはサル5匹が、カラフルなペンキでバランス良く描かれており、「モンてキーたかえ」(帰ってきたか)との歓迎のメッセージも添えられている。

 3年の河井望歌さん(15)は「みんなで一生懸命作った。一人でも多くの人に見てもらい、明るい新年を迎えてほしい」と話した。

 えとの絵幕は、帰省者を温かく出迎えようと住民団体「活彩祖谷村」が中心となって、1997年から毎年設置している。

【写真説明】帰省者を出迎えるサルの巨大絵幕=三好市東祖谷京上
 
  2016/1/1    徳島新聞