ゴエモンのつぶやき

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石川)馬に乗り心癒やす 障害者乗馬、体動かす訓練にも

2016年01月16日 14時01分39秒 | 障害者の自立

 馬に乗って触れ合うことで心身の障害や心を癒やす「障害者乗馬」に取り組むNPO法人が県内にある。結成10年を過ぎ、さらに活動の幅を広げたいという。

 NPOは「いしかわ障害者乗馬を推進する会」。障害者にも乗馬を楽しんでもらおうと、教育関係者や会社員、学生、理学療法士らが2005年に設立した。金沢東ライオンズクラブも協力し、現在はメンバー約40人。

 昨年11月下旬、金沢市八田町の県馬事公苑で開かれた障害者向けの乗馬会には9~22歳の11人が参加した。参加者がまたがった馬が動き出すと「わぁー」とうれしそうな声があがり、会場は笑顔に包まれた。

 ログイン前の続き馬の歩行の動きは人間の歩く動作と似ており、歩行が困難な人でも、自分で歩くのと同様の筋肉の動きを感じられるため、体を動かす訓練にもつながるという。

 騎乗の補助や声かけなど、乗り手を支える「サポートスタッフ」4人が馬の周りで見守る。さらに、理学療法士も常に乗り手の体勢を確認するなど安全に配慮している。

 小学4年の男子児童は、馬に乗ると両手を高く上げたり、馬をやさしくなでたりして、喜びを体全体で表現していた。母親は「馬を見るとうれしそう。スタッフの方もきちんとついてくれて安心だし、来ることが楽しみです」と笑顔で話した。

 体験会に「協力」する馬は、県馬事振興協会が所有するサラブレッド3頭と長野県の牧場から会に贈られた木曽馬1頭。おとなしく性格が穏やかな馬が選ばれている。

 スタッフで理学療法士の曽山敏一さん(51)は「乗馬は姿勢を保ち、馬の動きに合わせて体を動かすためバランスをとる練習にもなる。温かな馬の体温に触れ、スタッフとコミュニケーションをとることもいい刺激になるのではないか」と話す。

 会の事務局長、箸本芳夫さん(67)は「多くの人に馬に乗って楽しんでもらい、人と馬との共生を広げていきたい」と見据える。

 一方で、運営資金や人材不足という課題も抱えており、会が所有する馬のエサ代などの管理費は振興協会に負担してもらっている。ただ、乗馬会への参加希望者は多いといい、現在は年3回程度の活動回数を、さらに2回ほどは増やしたいという。

 会はサポートスタッフを随時募集している。乗馬未経験者でも申し込めるが、馬についての基礎知識や乗馬体験のための研修会(無料)への参加が必要。

 次回の障害者乗馬会は3月ごろを予定している。活動への賛助会員(1口3千円から)も募集中。問い合わせは県馬事公苑(076・258・5740)。

(須藤佳代子)2016年1月15日    朝日新聞


独り暮らしの「生活保護の障害者」が直面する八方塞がり

2016年01月16日 13時45分30秒 | 障害者の自立

前回は、ひとり親世帯に対する児童扶養手当が、4ヵ月に1回の「まとめ支給」であることの問題点を紹介した。障害者に対しても同様の問題があり、障害年金は2ヵ月に1回、自治体の障害者手当は3ヵ月に1回の「まとめ支給」だ。さらに生活保護を利用している場合、どのような「やりくり」が必要になるのだろうか?

家族が減っていくとともに生活保護費も減っていく

的手当の「まとめ支給」の問題は、障害を抱える生活保護当事者にもあてはまる

 馬場寿一さん(仮名・54歳)は、千葉県の中都市で生活保護を利用して1人暮らしをしている。住まいは県営住宅の世帯向け住居。かつては聴覚障害者の父親・肢体不自由の母親・2歳下の弟さんとともに4人で生活していた。馬場さん自身も精神障害者である。馬場さん一家が生活保護に至った経緯と、その後3年間の生活ぶりについては、『生活保護のリアル』政策ウォッチ編・第25回「『生活保護からの脱却』は夢に終わるか 貧困にあえぐ障害者一家に育った50代男性のいま」をご参照いただきたい。

 馬場さんは、この1年あまり、経済状況の激変に翻弄されている。弟さんが2008年に難病に罹患して内部障害者となり、それが原因で失職した2009年以後、一家は生活保護を利用してきている。もちろん現在も生活保護での生活だ。

 経済状況が激変した最大の要因は、家族構成の変化だ。この間、生活保護基準の引き下げも、生活費(2013年~2015年)・家賃補助(2015年)・冬の暖房費等に対する補助(2015年)と続いているのだが、馬場さんの生活を最も苦しめているのは、それらの引き下げではない。

 2009年に生活保護を利用し始めた当初、一家は母親(当時70代・障害者)と兄弟(当時40代・障害者)の3人世帯だった。しかし2010年、階段のある県営住宅での生活が困難になった母親が介護施設に入所し、世帯構成は「母親(当時70代・障害者・施設入所中)と兄弟(当時40代・障害者)」となった。

 その後も、母親の身体能力の低下・弟さんの病状の悪化は進んだ。2014年10月末、母親が県営住宅に戻る見込みはなくなったため、一家は母親を世帯分離し、兄弟2人(53歳・51歳、障害者)の世帯となった。翌々月の2014年12月、弟さんの病状が急激に悪化し、2015年1月半ばに亡くなった。一家ともども親類縁者から絶縁されていた馬場さんは、家族全員を失い、一人になった。

 世帯構成が「母親+兄弟の3人世帯」→「母親+兄弟の3人世帯(1人は介護施設入所)」→「2人世帯」→「単身世帯」と変化すれば、世帯に支給される生活保護費が変わる。もしも万一、弟さんが現在も生きていることにして2人世帯に対する保護費を受け取ったら、まぎれもない不正受給である。生活保護に対する世間の目に激しい怒りを抱く馬場さんは、不正受給も激しく憎んでいる。もちろん、そんな方法は考え付きもしない。

 自治体としては制度として当然の運用を行い、利用者も制度として当然の範囲で制度を利用したにすぎない。

 このことは、馬場さん自身に何をもたらしたのだろうか?

弟の死とともに兄に降りかかってきた経済的負担の数々

 2014年11月、母親が別世帯になり、馬場さんと弟さんの2人世帯になったときは「生活保護費は、減ったけれど、それほど大きな減り方ではなかった気がする」ということだ。母親が介護施設に入所した段階で、もちろん、母親の分の生活費は支給されなくなっていた。世帯分離しても、大きな変化はなかったわけである。

 2015年が明けて早々、馬場さんは弟を失った。

 「2015年1月初めには、弟と2人分の保護費を受け取りました。約2週間後に弟が死にました。まず、病院に対して支払いをする必要がありました。死んだ後の遺体の処置費用は、生活保護では出ないそうです。結構な金額でした。数万円だったと思います。弟の携帯電話も、解約費を支払って解約しました。1万円はしなかったですが」(馬場さん)

 弟さんの葬儀、といっても棺を火葬場に運んで火葬する最も簡素な葬儀ではあるが、その費用は生活保護の「葬祭扶助」でカバーされる。しかし病院での最期から葬儀までの間に、生活保護でカバーされない費用があり、遺族の馬場さんが支払うことになったのだ。それらの支払いは、2月まで続いた。

 2015年1月半ばに単身世帯となった馬場さんは、その月初めに2人分の保護費を受け取っている。弟さんが亡くなった後の約半月分の保護費は「もらいすぎ」になっているため、生活保護法第63条に従って、返還する必要がある。福祉事務所は、このような場合に「福祉事務所が返還すべき額を請求し、返還方法を協議して返還が実行できるようにする」という方法ではなく、「翌月以後の保護費の支給額を減額して、返還された場合と同額の保護費が支給されるようにする」という方法を採ることが多い。

 2015年2月、弟さんに関する支払いがまだ途中だった馬場さんは、月初めに支給された生活保護費を見て、愕然とすることになった。

 「保護費、いくらだったか覚えてないんですが、ものすごく少なかったです。1月の、弟の分の保護費が日割りで精算されているから、というのがケースワーカーの説明でした」

 とはいえ、2月は障害年金の支給月である。2月半ばには、障害年金2ヵ月分、約13万円が支給された。しかし、その時の馬場さんは、年金で一息つくことさえできなかった。

 「2014年5月からiPadとWi-Fiルータを持っていて、2年契約だったんですが、解約しました。月々の支払いが、払いきれなくなったんです。月々の通信費は不要になりますから。でも、機器代だけは、手元に機器がなくなった今も、今使っている携帯とあわせて、毎月1万8000円くらい支払っています。支払いは今年の4月に終わります。なぜ払わなきゃいけないのか、良くわからないですけど、誰に聞いても『払わなきゃいけない』らしいです」

 iPadは携帯キャリアを通じて購入したものだということだ。馬場さんが費用を記憶していないので私が調べてみたところ、解約金はWiFiルータも合わせて約3万円程度だったようだ。WiFiルータがあるのなら、購入時に、より安価なWiFiモデルのiPadを選択する方法もあったと思われるが、生活保護を利用している人々は概して、損をしない選択をするために適切なアドバイスを得る機会も少ない。

 鋭い観察眼と文才を持つ馬場さんに、物語や映像作品の作り手としての活躍を期待し、さまざまな支援を行っている人々が数人いる。そのiPadとWi-Fiルータも、支援者たちの勧めで購入したものだった。馬場さんは実際に、映像作品をはじめとする習作を始めていた。しかし、機器類を手放したので、続けられなくなった。

 「解約は損だった、と思います。でも、解約しないと毎月お金がかかるわけなので」

電子レンジの故障と的外れな「支援」に怒り

 2015年3月には、2月初めに支給された保護費・2月半ばに支給された2ヵ月分の障害年金が、1ヵ月分以上残っている。少なくとも、計算上はそうなる。従って、この月、保護費は支給されなかった。

 さらに電子レンジも故障した。ガス台と炊飯器はあるものの、電子レンジのない不便。

 「お金も食べ物もなくて、食糧での支援を行っている団体に助けを求めました。でも、欲しくないものも一緒に、バサっと、有無を言わさず置いていくんです。俺が欲しいのは米と、保存の利く惣菜だけです。鯖の味噌煮みたいな。ほかは必要なかったんです。でも、まずい缶詰のパンとか、アルファ米とか、それも賞味期限切れ寸前のを、たくさん置いて行かれて困りました。食べ物がたくさん置かれた部屋を見て、どうすればいいんだろうと思いました。米だけは助かりましたけど」

 しかも、全く無料というわけでもない。

 「食料はたしかに無料でもらえるんですけど、運搬車両の利用費用とかの請求が、あとで来て。結局、食べないものは、ほとんど捨てました。その後も、お金も食べ物もない状況は何回かありましたし、その団体以外に心当たりがあるわけではないんですが、お願いしないでいます。もう少し、こちらの状況を考えて、必要なものを必要なだけ置いていってもらえればいいんですが」

 受け取る側は遠慮している。ニーズを聞き取るのは容易ではない。でも、ニーズを述べれば、耳は傾けられたのではないかと思う。

 「こちらは、なるべく誠実に対応していたと思います。でも、欲しくないものは欲しくないと言わないといけない、と思いました。事前にコミュニケーションをとって、互いに『この人にはこれが必要』が理解できないと、互いに良くないですね」

 馬場さんは「互いに」と言うけれども、支援者の側が最初から配慮すべき点であろう。支援される側の遠慮や配慮に甘えるべきではない。

 「苦しさや憤懣をSNSで吐き出していたんですが、図書館通いや散歩を説教臭く勧めてきた人もいました。苦しい時に、人にあれこれ指図されて、本当に不愉快でした。行きたいときは、自分で行きます。自分で『良い』と思ったことは、やります。実際にやっています。それなのに……」

 説教がましい人と距離を置くようにしていたら、「最近は、身近にはいなくなった」ということだ。

 県営住宅の共用部分の掃除などのルールも、馬場さんは知らなかった。近所付き合いは、弟が一手に引き受けていたからだ。知らないうちに、自治会で孤立してしまっていた。

 もちろん、福祉事務所のケースワーカーや、ときどき通っている障害者作業所のスタッフも、手をこまぬいていたわけではない。生活困窮者自立支援法のもとで開設された「生活支援センター」も関わった。しかし結果として、馬場さんの近所付き合いでの困惑が把握されたのは2015年1月、民生委員が馬場さんのもとにやってきたのは5月。一連の経緯を聞くと、よくある「縦割り行政」とパターナリズムの最悪の組み合わせであったようだ。馬場さんは、

 「何かというと説教、趣味を控えて米を買えとか。口先だけ、何もしない。気持ち悪い、腹が立った」

 と、今でも怒っている。

綱渡りのようなやりくりが続く毎日「生きがい」との両立に苦しむが…

 2015年4月は「やたら少なかった」保護費と年金、5月は「いくらだったか覚えていない」保護費、6月は「いつもどおり」の保護費と年金で「少しは安定したかな」という感じ、7月は「少ない保護費」だけ。

 「しんどかったです。しんどくないわけないです。でも、弟が死んで約半年。弟が死んでから降りかかってきた支払いが終わって、少しずつ安定してきました」

 8月は保護費と年金。

 「とにかく暑かったです。ほとんど家にいました。外に出たくなかったので、図書館のような場所に涼みに行くこともしませんでした」

 9月は「少ない」保護費。10月は多めの保護費に年金。

 「だいたい生活のパターンとして、年金の入った月に、米・カップラーメン・袋ラーメンを買いだめて、年金の入らない月を乗り切るんです。それを続けてきました。でも、たまに散財することもあります。あれが欲しい、これが欲しい、という気持ちが、年金が入ると『買おう』になってしまうんですね。すると、翌月は苦しくなります」

 10月の暮らしぶりは?

 「かなり暮らしが安定して、特に問題なかったです。8月からウォーキングを始めて、体調がよくなってきましたし」

 11月は、保護費は「少ない」ものの、冬季加算がある。支給された額は3万5000円程度だったとのこと。

 「苦しいという感じではなかったです。だいぶ、節約の仕方を、自分が心得てきました」

 12月は、保護費に冬季加算と期末一時扶助(年末の「餅代」のようなもの)が加わる。

 「5万円台だったと思います。遅れた支払い、ガスや携帯の利用料金を払いました」

馬場家に給付された生活保護費(生活費分)。世帯の人員変動、予定された引き下げ(2015年4月(生活扶助)・2015年11月(冬季加算))による金額の変動はあるものの、生活保護基準として定められた額である。一般世帯に比べて金額が高いのは、馬場さん・弟さん(故人)の2人ともが障害者加算の対象であるため

 さらに12月半ばには、年金2ヵ月分、13万円が支給される。

 「……かなり散財しちゃったんです。アイドルグループのDVDに、コンサートチケット。金額は言いたくありませんが、万単位です。月末にはあまり残ってませんでした」

 2016年1月に支給された保護費は、3万5000円くらいだったそうだ。次の入金予定は、2月の保護費と年金。

 「ここまでお金を使ってしまったか、と自分でも後悔してます。12月の年金、そんなに使う予定じゃなかったんです。生活費に取っておこう、と思いました。でも誘惑に負けてしまいました。この1年、ずっと、大好きなアイドルグループのコンサートに行けず、寂しい思いをしていました。それが一気に来ちゃって……」

 ときどきアイドルグループのコンサートに行くことは、馬場さんの唯一の「生きがい」だ。

 「会場で立ちっぱなしの2時間を過ごせる体力があるのは、もう2年か3年でしょう。それができなくなったら、もう死んでもいいです。死ぬかもしれませんね。ドアの取っ手で首でも吊って。今、『自分なんか死んだほうがいい』という気持ちになるとき、『次のコンサートまで、がんばろう、ふんばろう』と自分を支えています」

馬場家と同じ構成の世帯をモデルに、2014年11月から生活保護、2014年12月から障害基礎年金を受給し始めたとして、月々の生活費分(生活扶助)の給付例を試算した。総額が少ない生活保護世帯の「やりくり」が、さらに変動によって困難になる。馬場さんは障害者手当(年4回支給)を利用していないが、障害者手当も受給している場合には、総額は変わらず、より激しく複雑な変動となる.

 そういう馬場さんの住まいの電子レンジは、2015年3月に壊れたままだ。敷布団は破れて中の綿がはみだしているし、破れていない冬物ズボンは1本しかない。


2015年12月、2ヶ月に1回の障害基礎年金が支給された直後、馬場さんはスーパーで約5000円の買い物をした。うち約4000円は米・インスタントラーメン・カップ麺・餅などの炭水化物だったが、ヨーグルト・果物・豆の水煮缶なども約1000円分購入し、バランスの取れた食生活へ近づくことを心がけた

 「やりくり、節約に慣れてきたので、生きがいも大事にしながら、生活に必要なものを買っていこうという意識が、強くなってきました。一度には買えませんが、次の年金で、電子レンジを買おうと思います」

 馬場さんのこの一年の苦しいやりくりは、何が原因だったのだろうか? 世帯構成が変化したときの生活保護費の渡し方にも、年金が「2ヵ月に1回」であることにも、馬場さん自身の趣味がやや費用のかかるものであることにも、数多くの支援があるはずなのに結果として本人のニーズに沿っていないことにも、問題が「全くない」とは言えないだろう。でも、「これが犯人だ!」と言えるほど明確な問題があるわけではない。

 どうすれば解決できるのか、何が必要なのか、引き続き考えていきたい。

2016年1月15日     ダイヤモンド・オンライン


「障害者の通所施設さん、虐待を通報した職員を訴えないでください!」初月115筆

2016年01月16日 13時38分00秒 | 障害者の自立

概要 職員が虐待を通報したら施設から672万円賠償請求される事案が起きたことから、虐待の通報が妨げられない社会を望むネット署名。

ネット署名説明 2015/11/22「虐待通報の職員に施設が賠償請求 埼玉、鹿児島の障害者施設」【共同】のニュースを受けて私、斉藤みちるがネット署名を開始しました。

障害者虐待防止法では、虐待の疑いを発見した職員は市町村に通報する義務がある。通報したことで解雇など不利益な扱いを受けないことも定
めており、その職員を訴えるということはが著しく社会正義に反しており、職員が虐待を通報することが委縮されかねない。

通報者では、「相談支援専門員・障害者福祉施設従事者等」が 27.6%と最も多く、裁判の結果は影響が大きい。そこでさいたま市長 清水勇人さんに提出する「障害者の通所施設さん、虐待を通報した職員を訴えないでください!」というネット署名を開始しました。

みなさまにおかれましては大変お忙しいと存じますが、障害者および関心のある方に署名の存在を知らせるため告知等のご協力をお願い申し上
げます。

期間:2015年12月6日~2016年3月31日

対象者:埼玉県民始め、日本全国の国民
署名方法:署名ページから https://www.change.org/p/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E5%8B

斉藤ジャーナルのプレスリリース    2016年 01月 14日


障害者への支援充実を 市長に要望

2016年01月16日 13時35分17秒 | 障害者の自立

上越市心身障害者福祉団体連合会

  上越市心身障害者福祉団体連合会の7人は8日、障害者が空き家を改修改装してグループホームを作る際の補助制度創設などを求める陳情書を村山秀幸市長と市議会に提出した。

 要望はグループホームの補助制度のほか、手話で会話ができる施設の環境整備、基幹相談支援センターの機能強化など5項目。

 陳情で藤田会長は「新築は経済的な負担が大きい」と述べ、現在、新築のみが対象の支援制度を、既存の建物を改築改修する際にも補助するよう求めた。

 また市ろう協会の片岡寛子副会長は「高齢のろう者の中には未就学のため筆談で会話できない人が多く、入所先の施設で孤独に苦しんでいる」と話し、耳が不自由な人同士が集まって生活できる環境の整備や、手話のできる職員の配置を要望した。

 これに対して村山市長は「ハンディキャップを持つ人も高齢化しており、対応は重要だ」などと話した。

 2016/01/14     新潟日報


障害者たちが主役! 16日、ドーンセンターでフェス

2016年01月16日 13時25分27秒 | 障害者の自立

 知的、身体を問わずあらゆる障害の当事者たちが企画したイベント「バリアフリーフェスティバル~神様からの贈り物」が16日、大阪市中央区のドーンセンターで開かれる。障害者自身が語り、表現する“文化祭”。主催者は「障害者と接することで、少しでも障害を考えるきっかけになれば」と願う。

 発達障害や脳性まひ、聴覚障害の当事者を含む実行委員会が主催。出演者やスタッフには健常者を含む約50人が参加する。自らも広汎性発達障害の当事者である実行委員長の元村祐子さん(45)=大阪市=は「障害の数は数えたらキリがない」と笑う。

 ステージでは、「プレゼン大会」として、発達障害のほか、統合失調症、聴覚、視覚障害を持つ10人が5分ずつ自分を語る。また、手話エンターテインメント集団「oioi(オイオイ)」のパフォーマンス、シンガー・ソングライター「TeN」さんも登場する。

 会場内では、障害者による似顔絵や写真の発表、雑貨などの物販ブースも設置。「障害者スタンプラリー」として、それぞれの障害を持つ人とコミュニケーションを図る企画もある。

 元村さんは、他の障害者と接する機会がなかったころを「暗い、マイナスイメージが多かった」と振り返る。「障害者にもできることは多く、才能も豊か。まず知ってもらうことが偏見をなくすことの一番の近道」と、開催の意義を語る。

 中学生以下500円、未就学児無料。障害者手帳持参者は1千円(介助者は2人まで1人500円)。

2016年1月15日    大阪日日新聞