ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者が手作りの焼き物や菓子販売 ふくしフェスタ

2016年01月25日 13時03分19秒 | 障害者の自立

 障害者福祉施設で利用者が作った製品を販売する「ふくしフェスタin佐世保」が23日、佐世保市栄町の佐世保玉屋7階催事場で始まった=写真。県内を中心に40施設が参加し、焼き物や菓子、木工品などを販売している。26日まで。

 障害者の社会参加を促進しようと、県社会福祉協議会などでつくる「街かどのふれあいバザール運営委員会」が主催。長崎市では毎年開催されている催しで、佐世保市で初めて開かれた。

 障害者の作業所を運営する同市のNPO法人「だるま会」ではスギを加工して作ったベンチや机を販売。利用者の男性(67)は「組み立てから仕上げまで手掛けたこだわりの製品。ぜひ見にきてほしい」と話した。

 

=2016/01/24付 西日本新聞朝刊=


障害者虐待が大幅増 26年度 通報など69件、認定は40件 愛媛

2016年01月25日 12時39分54秒 | 障害者の自立

 愛媛県は、平成26年度の県内での障害者虐待の状況をまとめた。県や各市町の障害者虐待防止センターなどに届け出・通報があったのは69件と前年度(21件)に比べて大幅に増加し、虐待と認定された事例は40件と前年度比で25件増えた。

 県障害福祉課によると、虐待と認定された事例のうち家族ら養護者によるケースが39件、障害者福祉施設の職員によるものが1件。虐待と認定された事例を分類(重複を含む)すると、たたくなどの身体的な虐待が26件と最も多く、暴言をはくなどの心理的虐待が16件。このほか、障害者年金を渡さないなど経済的虐待10件、食事を与えないなど放棄・放任7件、性的虐待4件だった。

 同課は「障害者虐待防止法が浸透し届け出や通報が増え、問題が重大化する前に行政が問題解決のため対応できる。虐待が疑われる場合は行政の窓口に相談してほしい」と話している。

2016.1.24      産経ニュース


障害者の立場で防災を考える

2016年01月25日 12時30分03秒 | 障害者の自立

 佐倉市社会福祉協議会は23日、市西部地域福祉センターで、様々な立場から防災を考えるイベント「地域のみんなで災害時について考えてみよう!」を開いた。盲導犬と暮らす女性が災害時の視覚障害者への関わり方について講演し、約50人が耳を傾けた。

 講演したのは、鎌ヶ谷市の保谷治子さん(79)。約25年前に視力を失ったという保谷さんは、「盲導犬を連れていると避難所でバッシングを受け、自宅に戻ってしまう人もいると聞く。自分は避難所に行けるのか、それが一番心配です」と語った。

 一緒に暮らす盲導犬「ウール」(7歳)は外出に欠かせないパートナーだが、東日本大震災の時はブルブルと震えていたという。「盲導犬も怖いことはわかっている。私たちは何があったのか全くわからない。そばにいて声をかけ、周りの状況を教えてください。できるだけ一人にしないでください」と訴えかけた。

 参加者はその後、盲導犬への接し方を紹介したビデオを見たり、ウールと記念撮影をしたりして理解を深めた。

 佐倉市ユーカリが丘の三宅啓夢ひろむ君(14)は「視覚障害者に限らず、避難所に困っている人がいたら積極的に声をかけたい」と話していた。

視覚障害者への災害時の接し方について話す保谷さん(23日、佐倉市中志津の市西部地域福祉センターで)

視覚障害者への災害時の接し方について話す保谷さん(23日、佐倉市中志津の市西部地域福祉センターで)

2016年01月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

高知県で聴覚障害者への対応を紹介するパンフレット

2016年01月25日 12時26分39秒 | 障害者の自立

 

2016年01月24日08時30分
 高知県聴覚障害者協会(竹島春美会長)が病院などに向け、耳の不自由な人への対応法を紹介するパンフレット「聞こえないってどんなこと?」を作った。高知県内の医療機関に無料配布している。 

 高知県聴覚障害者協会によると、県内には手話に対応できる病院がほとんどない上、手話通訳者も少なく常に同行できる状況ではない。このため「症状を適切に伝えられない」「治療方法の説明が分からない」といった理由で、受診を控える人も少なくないという。 

 パンフレットは、全日本ろうあ連盟の資料などを参考に、高知県聴覚障害者協会の会員が編集。高知県福祉活動支援基金の助成を受け、千部製作した。 

 コミュニケーションの取り方▽聴覚障害者が安心できる病院▽簡単な手話▽参考図書―などの項目を設け、聴覚障害の基礎知識や不安の解消策を紹介する内容。例えば診察では、口の動きが分かるようにマスクを外して話したり、手順を図で示したりすると理解しやすいとしている。 

 裏表紙には、人体のイラストと痛みの程度を示すグラフを掲載。指でさせば「どこが、どの程度痛いか」を伝えることができる。 

 パンフレットはA5判12ページ。高知県内の医療機関などに無料で配布している。問い合わせ先は高知県聴覚障害者協会(088・822・2794)。

高知新聞


障害乗り越え カフェ店員に

2016年01月25日 12時11分16秒 | 障害者の自立

◆静岡市の支援学校生 夢実現

 静岡北特別支援学校南の丘分校(静岡市駿河区)の高等部三年、京優里花(きょうゆりか)さん(17)が、憧れの喫茶店で働く夢をかなえた。大手コーヒーチェーン「スターバックスコーヒージャパン」(東京都)の静岡市内の店舗で四月から働く。学校で接客の心得を磨いて自ら手にした就職内定は、特別支援学校の後輩たちの励みになっている。

 京さんが働くのは、静岡市葵区の商業施設「MARK IS 静岡」内の店舗。昨年九月から十月にかけて三週間、採用を目指し実習に励んだ。レジに立つのは難しいが、裏方として器具や皿を洗ったり、ミルクなどの補充をしたり。新商品の試飲では、店の前でお客にカップを配り「喜んでもらってうれしかった」と、持ち前の柔らかい笑顔で振り返った。

 京さんは、学校の作業学習で接客を学んでおり、静岡障害者技能競技大会(アビリンピック)の喫茶サービス種目で、一、二年生の時に優勝した。二年生の六月にも、授業の一環でこの店舗で二週間職場実習をし「ここで働きたい」と思うようになった。

 スターバックスではアルバイトも含め、従業員を「パートナー」と呼ぶ。二〇〇二年から、障害者手帳を持つ人で、働く際に支援が必要な人を「チャレンジパートナー」として東京都の店舗から採用を開始。昨年六月現在、全国で二百一人が働く。静岡県では昨年から採用活動を始め、今回初めて、京さんを含め特別支援学校高等部三年の女子生徒三人が内定した。

 京さんは軽い知的障害で、どれくらい店が混雑するかを見越して動いたり、あいまいな表現での指示を理解したりするのは難しい。井戸富友紀店長は「用語をきちんと言ったり、水をここらへんまで、ではなく六リットル入れて、と具体的に示したりするようにした。でもそれは、店舗のパートナーの皆が仕事の基本を再確認した程度で特別なことではない」と話す。

 実習中、氷が少なくなっているのに気付いて「入れましょうか」と自分から動いたり、お客さんから直接頼まれて子ども用のいすを出したりと、言われた仕事以外もこなせた。佐藤徹副校長は「認めてもらえる雰囲気があると本人も努力できるようになる。皆さんの支援で、最大限の力を発揮していると思う」と感謝する。

 チャレンジパートナーは個人の状況に合わせて働く時間や内容を決める。一年後からは正社員登用の道も開いている。京さんは「笑顔を生かしてお客さんに喜んでもらいたい」と、働き始めるのを心待ちにしている。

 <特別支援学校卒業生の就職> 県教委によると、県内の特別支援学校高等部の卒業生のうち、2014年度は35・6%に当たる221人が一般企業に就職した。就職率は全国平均より高く、12年度に初めて30%を超えるなど少しずつ上がっているが、希望者全員の就職には至っていない。

2016年1月24日     中日新聞