ゴエモンのつぶやき

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大宮、喜び分かち合う手話応援 誰でも参加できる運動に

2016年01月27日 02時30分13秒 | 障害者の自立

 サッカーのJリーグ・大宮アルディージャの「手話応援」について話し合うパネルディスカッションが、さいたま市浦和区の市民活動サポートセンターで24日に開催された「協働を考えるフォーラム」で行われた。手話応援団長で、ビル管理業「毎日興業」社長の田部井功さんらが、苦労話や応援に寄せる思いを話した。

 スタジアムの客席で手話とともに大宮アルディージャの応援歌「愛してるぜWe are ORANGE」を歌って応援する「手話応援デー」は、2006年に初めて行われた。

 切っ掛けは、05年に開催された知的障害者のスポーツ世界大会「スペシャルオリンピックス」長野大会。県地区トーチラン実行委員を務めた田部井さんは「障害がある人にサッカー観戦を楽しんでもらう良い方法はないか」と、県立特別支援学校大宮ろう学園教諭の江藤千恵子さんに相談して実現した。

 しかし、手話応援を他の観客から奇異の目で見られたり、「試合が見えない」と苦情が寄せられるなど、順調とは言い難いスタート。江藤さんは「チームやサポーターと連携、協働し、やり方を考えないとならないと感じた」と当時を振り返る。

 田部井さんは手話応援実行委員会結成を目指し、事務局を社内に設置。報道で知って協力を申し入れてきた人を中心に、行政、企業、学校、団体に輪が広がっていった。

 準備期間を経て、手話応援は2010年から毎年1回、アルディージャのホームゲームで開催している。回を重ねるごとに協力団体や参加者が増え、昨年は過去最高の1900人が参加。一般のサポーターと一緒に、大宮ろう学園の生徒や親など約100人も観戦を楽しんだ。生徒たちからは「サッカーが好きになった」という声も聞くという。

 クラブも歓迎しており、大宮アルディージャ・ホームタウングループリーダーの池田正人さんは「参加者全員が喜びを分かち合える応援を私たちも誇りに思う。活動が他クラブにも手話応援を取り入れるきっかけになれば」と話す。

 最後に参加者全員で、手話を交えて応援歌を熱唱。田部井さんは「自分の優しさを引き出してくれる手話応援。誰かを気軽に誘い、参加できる運動となることを願っています」と話していた。

アルディージャの手話応援を考えたパネルディスカッション

2016年1月26日   埼玉新聞


福祉作業所利用者らの書道展開催

2016年01月27日 02時21分18秒 | 障害者の自立

 福祉作業所の利用者らが手掛けた「働く仲間たちの書作品展」が、江北町の福祉ギャラリー「ちゅうりっぷのうた」で開かれている。自由闊達(かったつ)な運筆の中に味わいが光る約30点が並ぶ。31日まで。

 同ギャラリーを運営する福祉作業所の利用者5人をはじめ、ダウン症の書道家・佐藤直宏さん(36)=みやき町=の作品を一堂に並べた。

 施設を利用する黒木雄介さん(28)は、昨年度の県障害者美術展で努力賞に輝いた「笑門来福」を出品した。勢いのある線で楽しさが伝わってくる。同じく利用者の北島範子さん(23)は、墨の濃淡を変えて1枚の紙に「なの花」という文字を三つ並べ、菜の花畑の遠近感を想像させる。佐藤さんの「明珠在掌」は、墨のかすれや散り具合にリズム感がある。

 観覧時間は午前10時から午後5時まで。入場無料。問い合わせは同ギャラリー、電話0952(86)4520。

伸び伸びとした線が特徴の書が並ぶ作品展=江北町の福祉ギャラリー「ちゅうりっぷのうた」

2016年01月26日    佐賀新聞



代読や代筆も合理的配慮 厚労省が医療分野で指針

2016年01月27日 02時17分57秒 | 障害者の自立

 厚生労働省は13日、今年4月施行の障害者差別解消法に関連し、医療関係事業者向けの対応指針を公表した。

  2015年7月に示した原案と比べ、合理的配慮の事例や障害特性に応じた対応の事例を増やした。

  合理的配慮の事例としては「代読・代筆」「文書の読み上げ、口頭による説明」を原案に加えた。設備の工夫としては、「点字サイン付き手すりの設置」なども合理的配慮と考えられるとした。

  また、「障害特性に応じた対応例」の項目では、対象とする障害の種類に、構音障害、重症心身障害、難病を加え、それぞれの対応例を示した。

  医療関係事業者ならではの「不当な差別的取り扱い」としては、「大人の患者に幼児の言葉で接すること」「わずらわしそうな態度や患者を傷つける言葉を掛けること」「患者の身体への丁寧な扱いを怠ること」などを例示した。

  同法は障害を理由とした不当な差別的取り扱いを禁止し、合理的配慮を求めるもの。各省庁が合理的配慮の具体例などを盛り込んだ対応指針を策定することになっていた。

  厚労省は、福祉事業者向けの対応指針を昨年11月に策定したが、医療関係事業者向けの対応指針は遅れていた。


2016年0126日      福祉新聞編集部


広がれ、やさしい心 マタニティーマークに17年の思い

2016年01月27日 02時09分45秒 | 障害者の自立

先駆け「BABY in ME」 考案者・村松さんに聞く

 「BABY in ME」というマークを知っていますか。「妊娠しています」と周囲に示すマークで、厚生労働省が選んだマタニティーマークに先駆け、1999年に発表されました。17年前から使われ続けている草分けのマークは、どんなふうに生まれたのか。考案した横浜市在住のライター村松純子さん(52)に聞きました。

 ハートをおなかに抱く女性が線画でユーモラスに描かれ、「BABY in ME」とうたうマークだ。「妊婦は赤ちゃんをおなかに抱っこしているのと同じだと思って、赤ちゃんをハートで見える化したんです。かわいい~って見た人が笑顔になるよう、おしゃれに雑貨っぽく」

 ■つらさ伝えたい

 考えるきっかけは20年ほど前。友人がつわりで気持ち悪くても「二日酔いか」としか思われず、電車通勤に苦しんでいた。自身はアレルギーがひどく、電車で立つのもつらかった。しんどさが伝わらない苦しさは友人も自分も同じだな。「つらいですマーク」を作ろう!と思い立った。

 なかでも妊婦を対象としたマークにしたのは、赤ちゃんの命を守ることが大事だと思ったから。

 「マークをつけた妊婦にだれかが席を譲る場面を見た人が、別の機会に高齢者や内部障害者へ気遣いをするかもしれない。やさしい気持ちを引き出す、気づきの一歩になれば」。そう期待した。

 押しつけがましくなく、つける女性も楽しくなるデザインをと、1年余り試行錯誤した。できたのは99年、36歳のとき。いきなりは量産できず、ロゴ入りTシャツ20枚を作ったのがスタートだ。

 2年後にバッジを作り、新聞や雑誌でとりあげられて話題に。その後、北海道釧路市(いまは終了)といった自治体や病院で配られるようになった。東京都千代田区は2003年から配布を続け、妊娠を届け出たときの「母と子の保健バッグ」に入れてバッグチャームが渡される。

 ■社会の意識、変化

 当初、鉄道会社などにPRしても、「妊娠中と示すのは恥ずかしい、と抵抗感が妊婦にあるだろう」と後ろ向きだったという。ところが、「席を譲ってもらった。友だちに贈る」「私のお守り」とネット販売で手に入れた使い手がブログなどで評判を広めた。05年には、自治体の配布分も含めてバッジが1万個ほど売れた。

 ログイン前の続き「バッジをつけてくれた人たちがいるから、社会の意識が変わっていった。堂々とマークをつけようよ、と。そして見る側も、妊婦さんに配慮しようと」と話す。「BABY in ME」グッズは約30種に増え、バッジは年間200個ほど地道に売れ続けている。

 近ごろ、妊婦の間で厚労省が提唱するマタニティーマークがつけにくいという意見があることについて、「妊婦に席を譲る場面も見かけるけれど、譲られないことや、暴言を吐かれたという極端な話がツイッターで拡散されやすい」と話し、妊婦へのまなざしは基本的に優しいと考える。

 「ただ、マークが配慮を求める“水戸黄門の印籠(いんろう)”と受け止められないよう、つらい時だけつけるといった使い分けがされてもいいかもしれない」

 村松さんには子どもはいない。いつかマークをつけたいという思いもあった。「かけがえのなさがわかるからこそ、子どもの命が奇跡だと実感するし、妊婦を気遣えるんじゃないかと思う」

 妊娠中の体の変化が、夫や友人にもわかるカレンダーの無料アプリも作った(詳しくは公式サイトhttp://www.baby-in-me.com/別ウインドウで開きます)。「BABY in ME」のマークをあしらった。周囲の人も妊娠や出産について知ることで、想像力がもっと働けばと願う。

 ■独自のマークを配る自治体も

 厚労省のマタニティーマークがスタートした06年は、子育て支援の動きが盛り上がった年で、独自マークを配り始めた自治体もある。愛知県豊田市のマーク「まーむ(母夢)」のデザインは、05年に募集して選ばれた中学3年生の作品だ。小学4年~中学3年生を対象に、夏休みの宿題を想定して募集した。「思春期の子に赤ちゃんのころを振り返り、命について考えるきっかけにしてほしかった」と子ども家庭課。厚労省によるマークと独自マークが裏表になったストラップ=(上)=と、車につける独自マークのグッズを配布している。

 群馬県前橋市高崎市は連携して「おなかの赤ちゃんをみんなで守る事業」を繰り広げる中、マークを公募して選んだ。チェーンホルダーと車用ステッカー=(下)=がある。「車社会なので、ステッカーもよく使われている」と前橋市子育て支援課はいう。

 記事を読んでどう思われましたか。妊婦や内部障害がある人など見た目ではわかりにくいつらさを抱えている人への配慮について、体験や思いを聞かせてください。asahi_forum@asahi.comメールするか〒104・8011(所在地不要)朝日新聞オピニオン編集部「フォーラム面」へ。

 写真・図版

村松純子さんと「BABY in ME」マーク。ステッカー、スマホケース、しおりやバッグとグッズは多彩

016年1月26日      朝日新聞

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/


【ミスタードーナツ】1月27日は『ミスタードーナツ創業の日』

2016年01月27日 02時03分40秒 | 障害者の自立

ショップ近隣の清掃活動と、ミスタードーナツ全店でお買い上げいただいた金額の10%を障がい者リーダー育成のために役立てます

株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:山村 輝治)が運営するミスタードーナツは、
1月27日(水)に『ミスタードーナツ創業の日』を迎えます。
ミスタードーナツ事業は、株式会社ダスキンの創業者・鈴木 清一が米国でミスタードーナツに出会い、「こんなにおいしいドーナツを一人でも多くのお客さまに食べていただきたい」という思いからスタートいたしました。1970年1月27日は、鈴木 清一がミスタードーナツ事業の日本での展開を決断した日です。

ミスタードーナツでは、この記念すべき1月27日を『ミスタードーナツ創業の日』と定め、日々のご支援、ご愛顧いただいている皆様への感謝の気持ちを込め、毎年全国のミスタードーナツで以下の取り組みを実施しております。

これからも、創業当時より大切にしてきた手づくりのおいしさと心からのおもてなしで、お客様にくつろぎの時間をお届けしてまいります。

■1月27日の売上の10%をダスキン愛の輪基金に寄付いたします
毎年1月27日にミスタードーナツ店舗でお買い上げいただいた金額の10%を障がいのある方の自立と社会参加を支援する「ダスキン愛の輪基金(※)」に寄付させていただきます。
 
■ミスタードーナツ店舗近隣の清掃活動を行います
全国のミスタードーナツでショップ近隣の清掃活動を実施しています。
 
※公益財団法人 ダスキン愛の輪基金
1981年、ミスタードーナツ創業10周年を迎えた翌年の国際障害者年に、「障がいのある方の自立と社会参加の支援」を目指して設立。
地域のリーダーとして貢献したいと願う障がいのある若者を海外に派遣し、実地研修していただく「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業」と、アジア太平洋地域の障がいのある若者を日本に招き、実地研修していただく「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」の2つの人材育成事業に取り組んでいます。
詳細はホームページをご覧ください。(http://www.ainowa.jp
 
2016年1月26日      PR TIMES