ゴエモンのつぶやき

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佐賀県職員別枠採用 知的精神障害にも 本年度試行

2018年06月24日 12時30分53秒 | 障害者の自立

本年度に試行

 佐賀県は、身体障害者だけが対象になっている県職員の障害者別枠採用について、知的や精神障害者にも拡大する検討を始めた。知的障害者に関しては本年度内にも非常勤職員で採用し、障害の特性を見極めたいとしている。担当業務を精査した上で早ければ2020年度から正式採用する。

 知的障害者の別枠採用は九州では例がなく、精神障害者は福岡県だけが17年度から実施している。県は他県の事例調査を進めており、障害者の家族や団体の意見を聞くことも検討している。県人事委員会の了解を得て、19年度には採用試験を実施したい考え。

 知的障害者に関しては、県庁内でどのような業務を担当するのかを検討するため、できるだけ早い段階で先行して非常勤職員で採用し、全庁的にアイデアを募る。精神障害者については、ホームページへの情報掲載や会計業務など内部事務を担当している事例があり、これらを参考にする。

 県の17年度の障害者雇用率は2・37%で、前年度より0・17ポイント低下し、4月に改正された法定雇用率2・5%を下回っている。県内企業の障害者雇用が活発化しており、県の別枠採用の受験者数は近年は5人程度に大きく減少している。これに伴って採用者数も過去5年は1人か0人で、退職者数に応じた採用ができない状況が続いている。

 県は本年度、別枠採用の受験資格を緩和したり、試験日を前倒ししたりしているが、現時点では法定雇用率を上回るのは厳しい見通しだ。県人事課は「社会全体が障害者雇用を進める中、公的機関は率先すべきと考える。別枠採用の見直しも含めて早急に改善したい」と話す。

6/23       佐賀新聞


(TVがぶり寄り)障害者取り巻く困難

2018年06月24日 12時14分15秒 | 障害者の自立

 「ハートネットTV」はEテレ、月~木曜夜8時から、福祉情報を越えた様々な問題を提起する貴重な番組だ。わずか30分に話題が濃厚に詰め込まれ、毎回見逃せない。

 たとえば5・6日に「闇に埋もれた真実は」と題して放映された「私も不妊手術を受けさせられた~優生保護法の“外”で~」と「消された精神障害者」は、障害者への迫害の歴史がいかに苛烈(かれつ)かを知らせた。

 優生保護法は遺伝性の疾患がある人、知的障害者や精神障害者への強制不妊手術を国が認めた法律で、それが及ばないはずだった脳性まひの女性が自ら不妊手術を選ばざるを得なかったり、精神障害者の男性が法改正後にも手術をさせられたりしていた実態を暴いた。そして、「私宅監置」を認めた精神病者監護法が本土で廃止された後も、沖縄では精神障害者が、長年暗く狭い小屋に閉じ込められていたことも伝えた。

 この2回の翌7日には「LIVE相談室チエノバ『精神障害者と家族 自宅という密室』」が放映され、「現在進行形の」家族の悩みを伝えた。精神障害者は今も隔離・排除され、「私宅監置」さえあり、4月には事件として発覚した。こうした問題を当事者だけのものとせず、共に考えられないだろうか。この3回の放送、ぜひまた再放送してほしい。

写真・図版

沖縄であった「私宅監置」の実態を伝えた6日の「ハートネットTV」

2018年6月23日           朝日新聞


“芸の肥やし”を蓄える「正社員芸人」たちの現在

2018年06月24日 11時53分08秒 | 障害者の自立
みやぞんの障害者向け施設だけじゃない!
ANZEN漫才・みやぞん

24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティランナーに決定したANZEN漫才みやぞんの知られざる一面を「女性自身」(光文社)のウェブサイトが報じている。

 みやぞんは23歳時から8年間にわたって、知的障害者向けの福祉サービス事務所で正職員として働いていたという。パソコンを用いた事務作業のほか、入居者の送迎ワゴンの運転など幅広い仕事をこなしていたが、芸人としてブレークを果たし、仕事が忙しくなったためパート勤務を経て現在は退職しているという。

 仕事がない若手芸人にとって、アルバイトは生活を成り立たせる重要な要素だ。ときにはバイトが本業となり、正社員となってしまう場合もある。

「マシンガンズの滝沢秀一は、結婚して子どももいるため、2016年から生活のためにゴミ収集会社に正社員として就職しています。毎日、早朝からの仕事をこなしているようですね。これにより、ゴミの分別などをテーマとする講演の仕事が増えたそうです。さらに、もともと小説執筆を行っており、ゴミ収集の日々を描いた作品で、純文学雑誌『群像』(講談社)の新人賞予選を通過しています。さながら“ゴミ芸人”ですね」(放送作家)

 さらには、芸能界の裏方仕事を始めるパターンもある。

ハリセンボン近藤春菜のそっくりさん芸人として知られるジーニー堤は、自らイベント会社を設営し、ものまね芸人仲間に仕事を割り振るプローモーター的な仕事を始めています。仕事の立場上、各芸人のギャラを完璧に把握しているそうです。さらに東京都町田市には、自らが経営するショーパプ飲食店『海賊バルジーニーズ』をオープンしています」(同)

 みやぞんは福祉事務所職員時代から、明るい性格で知られていたという。芸人にとって、仕事が何かしらの「芸の肥やし」になることはあるかもしれない。

2018.06.23         日刊サイゾー


聴覚障害者の入場拒否 レゴランド東京「誤った認識」謝罪

2018年06月24日 11時16分36秒 | 障害者の自立

 テーマパーク「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」(東京都港区)が四月、健常者の付き添いがないことを理由に聴覚障害者の入場を拒否していたことが二十二日、運営会社への取材で分かった。

 障害者差別解消法は、介助者がいないと入店を断ることなどを差別にあたるとしており、運営会社は「誤った認識を抱いていた」と関係者に謝罪。従業員教育やバリアフリー化を進めるとしている。

 運営会社や経済産業省によると、四月二十一日にレゴランド東京を訪れた聴覚障害者四人が、健常者の付き添いがなく安全確保に不安があるとして、入場を拒否された。

 四人は全日本ろうあ連盟に相談し、連盟は国に対応を求めた。経産省は六月、障害者差別解消法に反するとして同社を口頭で注意した。 

 経産省の担当者は「事業者の協力を得て誤った対応をなくしていきたい」と話している。

2018年6月22日    ハフィントンポスト


障害者の社会参加語る 「バリバラ」出演、畑さんら あす広島・南区

2018年06月24日 11時07分56秒 | 障害者の自立

 障害者の自立生活や社会参加について考えようと、講演会「重度障害者が社会に出て生きる方法」が23日午後1時半から、南区民文化センター(南区比治山本町)で開かれる。NHKEテレの障害者情報バラエティー「バリバラ」に出演中のNPO法人「障害者生活支援センター・てごーす」(西区)事務局次長、畑俊彦さん(38)らが講演する。

  市内の有志ボランティアが主催。畑さんは県内出身で、脳性まひで全身を自分の意思で動かせないなどの障害がある。講演では、博多から東京まで、主要な駅を回ってバリアフリー度を調査した旅や、番組出演の裏話を語る。また、脊髄(せきずい)性筋萎縮で10年間入院し、今年4月から広島修道大に通う赤石理人さん(19)も登壇する。

 定員90人、車いす席あり。参加費は一般500円、学生、未成年、障害者無料。参加申し込みは、氏名を明記して実行ボランティアまでメール(goyoyaku@zoho.com)。

毎日新聞         2018年6月22日