尼崎市西長洲町3のケアハウス「ふれ愛花みずき」の入居者らでつくる高齢者ダンスグループ「花みずきダンサーズ」が、水木しげるさん作の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪に扮(ふん)し他の高齢者施設、知的障害者施設などで巡業公演を重ねている。毎回「アンコール」の声が飛ぶほど好評で、メンバーらも「やりがいがある」と喜んでいる。
巡業メンバー6人の平均年齢は88歳。これまでは、毎年11月にある施設の文化祭で踊りを披露するのが主な活動だったが、昨年の「ゲゲゲ」ダンスが評判になったことで他施設からも声が掛かるようになった。
文化祭を前にNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」がヒットしていたことから、職員が妖怪への扮装(ふんそう)を提案。衣装を手作りした職員の伊藤和子さん、行友寛子さんの2人は、「妖怪の格好なんて、してくれるだろうか」と心配したが、「やり始めたら、だんだん楽しくなってきた」と子泣き爺(じじい)役の岡田綱子さん(89)は語る。ポーズや、かつらのかぶり方などを自分なりに研究しているという。
一反木綿役でメンバー最年長の平井松江さん(92)は、「他の施設の人たちと交流できるのがうれしいし、足腰を使って踊っていると元気になれる気がします」と話していた。
毎日新聞
巡業メンバー6人の平均年齢は88歳。これまでは、毎年11月にある施設の文化祭で踊りを披露するのが主な活動だったが、昨年の「ゲゲゲ」ダンスが評判になったことで他施設からも声が掛かるようになった。
文化祭を前にNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」がヒットしていたことから、職員が妖怪への扮装(ふんそう)を提案。衣装を手作りした職員の伊藤和子さん、行友寛子さんの2人は、「妖怪の格好なんて、してくれるだろうか」と心配したが、「やり始めたら、だんだん楽しくなってきた」と子泣き爺(じじい)役の岡田綱子さん(89)は語る。ポーズや、かつらのかぶり方などを自分なりに研究しているという。
一反木綿役でメンバー最年長の平井松江さん(92)は、「他の施設の人たちと交流できるのがうれしいし、足腰を使って踊っていると元気になれる気がします」と話していた。
毎日新聞