難病の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を患う70代の男性への1日21時間以上の介護サービス支給を義務付けた4月の和歌山地裁判決を受け、和歌山市は29日、介護支給時間を現行の1日約12時間から約21・6時間に見直すことを決定した。
障害者自立支援法に基づいて、市が独自に決定できる支給時間を約10時間増やし、介護保険分と緊急分とを合わせて約21・6時間に決めた。
判決確定後、市が男性の自宅を訪問して健康状態や妻の介護状況を調べ直し、審査会を経て決定に至った。市の担当者は「奥さんの健康状態も十分考慮して対応した」と話した。
河北新報 - 2012年05月29日火曜日
障害者自立支援法に基づいて、市が独自に決定できる支給時間を約10時間増やし、介護保険分と緊急分とを合わせて約21・6時間に決めた。
判決確定後、市が男性の自宅を訪問して健康状態や妻の介護状況を調べ直し、審査会を経て決定に至った。市の担当者は「奥さんの健康状態も十分考慮して対応した」と話した。
河北新報 - 2012年05月29日火曜日