文化や性別、障害の有無を超えて誰もが着られる、おしゃれな服を紹介するユニバーサルファッションショーが6月17日、川崎市多摩区登戸の同区総合庁舎3階で開かれる。主催するボランティアグループ「糸の詩」は、ショーのモデルを募集している。【倉岡一樹】
糸の詩は、ユニバーサルファッションの先駆者、栗田佐穂子さん(66)が代表を務める。ショーのテーマは「心と体に優しく、元気が出る服とは」。体に障害があったり、加齢や病気で身体機能に変化が起きたりすると、着られる服が限られ、おしゃれを楽しみにくくなることが多い。そんな状況を克服しようと40年以上取り組んできた栗田さんの技術の粋を披露する。
募集するモデルは、障害や病気で今ある服に不自由さを感じている男女計10人。糸の詩が用意した服を着るだけでなく、モデル志願者手持ちのウエディングドレスやフォーマルドレスを栗田さんらに無料で作り直してもらい着ることもできる。
栗田さんは「着やすく、きれいな服を着て生き生きと暮らしたいと思うのはみんな同じ。自立や介護の補助もしやすく、しゃれた服をみなさんに提案したい」と意気込む。
毎日新聞 2012年05月30日 地方版
糸の詩は、ユニバーサルファッションの先駆者、栗田佐穂子さん(66)が代表を務める。ショーのテーマは「心と体に優しく、元気が出る服とは」。体に障害があったり、加齢や病気で身体機能に変化が起きたりすると、着られる服が限られ、おしゃれを楽しみにくくなることが多い。そんな状況を克服しようと40年以上取り組んできた栗田さんの技術の粋を披露する。
募集するモデルは、障害や病気で今ある服に不自由さを感じている男女計10人。糸の詩が用意した服を着るだけでなく、モデル志願者手持ちのウエディングドレスやフォーマルドレスを栗田さんらに無料で作り直してもらい着ることもできる。
栗田さんは「着やすく、きれいな服を着て生き生きと暮らしたいと思うのはみんな同じ。自立や介護の補助もしやすく、しゃれた服をみなさんに提案したい」と意気込む。
毎日新聞 2012年05月30日 地方版