ゴエモンのつぶやき

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障害者こそ、おしゃれ楽しんで モデルを募集−−来月17日、川崎・登戸 /神奈川

2012年05月31日 01時44分09秒 | 障害者の自立
 文化や性別、障害の有無を超えて誰もが着られる、おしゃれな服を紹介するユニバーサルファッションショーが6月17日、川崎市多摩区登戸の同区総合庁舎3階で開かれる。主催するボランティアグループ「糸の詩」は、ショーのモデルを募集している。【倉岡一樹】

 糸の詩は、ユニバーサルファッションの先駆者、栗田佐穂子さん(66)が代表を務める。ショーのテーマは「心と体に優しく、元気が出る服とは」。体に障害があったり、加齢や病気で身体機能に変化が起きたりすると、着られる服が限られ、おしゃれを楽しみにくくなることが多い。そんな状況を克服しようと40年以上取り組んできた栗田さんの技術の粋を披露する。

 募集するモデルは、障害や病気で今ある服に不自由さを感じている男女計10人。糸の詩が用意した服を着るだけでなく、モデル志願者手持ちのウエディングドレスやフォーマルドレスを栗田さんらに無料で作り直してもらい着ることもできる。

 栗田さんは「着やすく、きれいな服を着て生き生きと暮らしたいと思うのはみんな同じ。自立や介護の補助もしやすく、しゃれた服をみなさんに提案したい」と意気込む。

毎日新聞 2012年05月30日 地方版

障害あってもおしゃれを 6月に川崎でファッションショー

2012年05月31日 01時41分18秒 | 障害者の自立
 障害者ら体の不自由な人が簡単に着られる衣服を集めた「ユニバーサルファッションショー」が6月17日、川崎市多摩区の区総合庁舎で開催される。16年前から開かれ、関節が動かない人でも着られるブラウスなど新作約10点を含む40~50点を紹介。企画者は「障害があっても、おしゃれを楽しんでほしい」と話している。

 ショーに登場するのは、リウマチを患い、ボタンを留めることが困難な人でも着られるマグネットボタン使用のブラウスやジャケットといった新作をはじめ、ドレスを上下に分けて車椅子に乗ったままで着脱可能なウエディングドレスなど。日常服からフォーマルドレスまで、さまざまな衣服が紹介される。

 企画したボランティアグループ「糸の詩(うた)」の代表を務めるのは、同区の登戸ドレスメーカー学院副校長の栗田佐穂子さん(66)。栗田さんが障害者向けの衣服の開発や制作を始めたのは17年前。長男が交通事故に遭い、足の骨を折る大けがを負ったことがきっかけだった。

 入院先の病院で、治療を受けるたびに下着まで脱がなければならなかった長男をふびんに思い、「傷の部分だけ開けられるズボンがあれば」と考えた。服を着たまま治療が受けられるようにと、栗田さんは傷の部位にファスナーを付けたズボンを作った。

 ズボンの制作を機に、障害者向けの衣服の開発に興味を持った栗田さんは、県内や都内の老人ホーム、養護施設を訪ねて衣服の着脱で困っている人の意見を聞き歩いた。これまでに腕を挙げることが困難な人でも着られるボレロなど、意見を基にして100点以上の衣服を考案してきた。

 栗田さんはショーに向け、「障害を持つことになった人たちが、ショーを通じて元気になってもらえるようなイベントにしたい」と期待を寄せている。

 同グループは、ショーに参加する市民モデルを募集している。対象は車椅子利用者や体に障害を持つ人で、約10人を募集。応募は6月10日まで。希望者は「糸の詩」(電044・911・2221)に電話で相談する。

MSN産経ニュース - 2012.5.30 22:27

知的障害者楽団の活動を絵本で紹介

2012年05月31日 01時31分05秒 | 障害者の自立
 中信地域の知的障害者でつくる楽団「ケ・セラ」の活動を紹介する絵本「セラちゃんとゆかいなおんがくたい」が出版された。楽団を運営するNPOの理事で松本市渚の主婦西村恵子さんが、音楽と出合い、成長していく少女の物語を団員らと合作の優しい絵でつづり、楽団の発展へ願いを込めた。

 主人公は知的障害のあるセラちゃん。楽団の仲間と出会い、楽器の演奏やお絵描き、バス旅行など多くの活動に挑戦する。フィナーレの演奏会では「自分の音」を見つけ、聞く人の心に響かせる。

 「セラちゃんに明確なモデルはいないけど、団員一人一人へのエールを込めた」と西村さん。セラちゃんが見る夢の情景や楽器の絵の一部は団員が描いた。

 障害者が「音楽でメシを食う」ことを目標に取り組むケ・セラは十月で結成十周年。作中ではセラちゃんを導く「おヒゲのおじさん」として登場する発起人の中西博さん(64)=松本市芳川小屋=は「節目の年の記念になる。多くの人に楽団を知ってもらえたら」と話す。

 西村さんは自身も身体障害のある長男を育てた経験から、楽団を結成当時から応援してきた。六月二日には塩尻市レザンホールで今年の定期演奏会があり、「絵本のように笑顔で奏でるすてきな音色をぜひ聞きに来て」と呼び掛ける。

 絵本は郷土出版社(松本市)から刊行し、全編カラー、三十二ページ。千六百八十円で、一部はケ・セラが受託販売し、売り上げは団員たちにも還元される。問い合わせは郷土出版社=電0263(86)8601=へ。


知的障害者の楽団「ケ・セラ」の活動をつづった絵本を出版した西村恵子さん=松本市で

中日新聞 - 2012年5月31日

障害者の芸術活動支援 近江八幡「アイサ」開設

2012年05月31日 01時22分21秒 | 障害者の自立

 美術の専門教育を受けていない障害者らの芸術活動アール・ブリュットを支え、相談に応じる「アール・ブリュットインフォメーション&サポートセンター」が六月一日から、近江八幡市桜宮町の県社会福祉事業団の企画事業部にオープンする。言葉の最初の字から略称は「アイサ」と名付けた。「つくる」「つながる」「まもる」に力を入れる。


 アイサは、障害のある作者らの創作活動を手助けする。「自宅の近くで造形ができる場所を教えてほしい」などの相談に応じる。


 作品の展示を希望する美術館やギャラリー、取材を依頼するメディアの窓口として橋渡し役を務める。「自分の作品を発表したいので展覧会場の情報がほしい」との作者の要望にも応じる。


 「作者の判断能力が十分でないため、後見人を選びたい」などの求めにも対応し作者の著作権を保護する。


 相談に応じる主任アドバイザー斎藤誠一さんは「作者が通う福祉施設、美術館、報道機関などと作者を信頼を持ってつなげたい。気軽に相談して」と話している。


 開設時間は午前九時~午後五時四十五分。土、日、祝日は休み。問い合わせは、アイサ=電0748(34)3888=へ。


「アイサ」の相談開設を知らせるパンフレットを手にする斎藤誠一さん=近江八幡市桜宮町の県社会福祉事業団企画事業部で

中日新聞 - 2012年5月31日

お年寄りの買い物代行

2012年05月30日 02時31分29秒 | 障害者の自立
 65歳以上の住民の割合(高齢化率)が県内2位の新上五島町は今年度から、外出が困難な高齢者や障害者を対象に、商品代に100円を上乗せすれば買い物を代行するサービスを始めた。増え続ける一人暮らしのお年寄りなどの生活を支えるとともに、孤独死を防ぐ狙いもある。(松下宗之)

 町の中心部から車で約20分の東神ノ浦郷地区。一人で暮らす山脇忠男さん(89)方を訪ねた町内の宅配業「スタァリング総合企画」の女性スタッフは、「顔色が良いですね」と声をかけた。

 約10年前から足が弱り、歩きづらくなったという山脇さんは、買い物を依頼していたバナナや煎りゴマ、納豆などを受け取ると、「本当に助かります」と笑顔を見せた。

 町福祉長寿課によると、サービスを受けられるのは、〈1〉自宅から商店などに行くことができない〈2〉近くに親族や支えてくれる人がいない――などの条件を満たした人。利用する場合は、町から紹介された移動販売業者や配達サービス業者などに直接注文する。1回の配達料は200円で、町が半額を負担。今年度予算には117万円を計上している。また、注文を受けた業者が利用者を訪ねた際、体調不良などを確認すれば、町に連絡する。

 町の人口(4月末現在)は1万524世帯、2万2305人。高齢化率は33・5%で、一人暮らしの高齢者も全世帯の22・2%を占めるが、サービスの利用のため、町に登録しているのは89人にとどまっている。同課の峯脇泉課長(57)は「潜在的な需要は多いはず。周知活動に取り組むとともに、サービスに改善すべき点がないか検討を進めたい」と話している。


買い物を依頼した商品を受け取る山脇さん(左)

(2012年5月29日 読売新聞)