多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

12年間の漂流からの生還者、野村長平の像

2023-11-12 | 海の景色
写真は高知県香南市にある野村長平の像です。

長平は天明5年(西暦1785年)、三百石船で土佐沖を航行中に嵐に遭い、無人島の鳥島に漂着。
漂着してから数年後には他の難破船からの漂流者も鳥島に漂着したが、島の近くにまったく船影が見られないことから長平らは船を建造して仲間たちとともに島を出ることを決意。
流木や漂着船の残骸で船を作り鳥島を出発、長平は遭難してから12年後に八丈島に無事到着し土佐に戻りました。

この史実をもとに吉村昭は小説『漂流』を書いています。
今の日本人には到底できそうもないことを野村長平はやり遂げました。
しかるに現代の日本人、長平にはるかに及ばないだけでなく、長平のような人物がいたことすら忘れるほど平和ボケしています。

帰還から200年を記念して建立されたこの像、機会あれば訪れてみては?

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増税だけではない…岸田政権の危険性

2023-11-12 | 政治つぶやき 令和5(2023)
例の増税メガネのように岸田の増税路線が批判されています。
ただ減税に執着するあまり、増税以外の岸田政権の危険性が見えなくなるおそれがある。

中でも重大なのが対中軟弱姿勢。
安倍政権と違い岸田は中国の脅威を訴えそれに備えるのでなく、米国から叱られなければいい程度です。
その例が林芳正の野放しから始まり、最近の尖閣ブイに何もしないことまで、中共に立ち向かおうとせず逃げ回っている。
先進国陣営の中では中共に対し最も脆弱と言ってもいいくらいです。

そして冒頭に述べたように岸田の増税批判にのめり込み過ぎ、こうした対中軟弱やLGBT法のような左翼迎合といった岸田の問題面が見えなくなる。
勘繰りに勘繰るなら、安保防衛から目をそらさせるために左翼マスコミが増税問題を仕かけているとすらとれます。

単に増税を批判するだけでは左翼と同じに過ぎないこと、保守の人は自覚すべきでは?



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