福沢諭吉の『脱亜論』の終わりに、中国朝鮮に接するには隣国だからと特別の配慮は要らないとの趣旨の文があります。
『脱亜論』の念頭にあるのは中国朝鮮ですが、今の日本ではこれをアジアの途上国全体に当てはめていいのでは?
理由のその一はこれらの国から流入する不良外国人による犯罪。
国の宝などと持ち上げてアジアの国から留学生を入れたところで日本の治安がどれほどよくなったか?
今の日本はアジアの不良外国人犯罪の稼ぎ場と化しています。
理由のその二は中共に対抗するための同盟国としてこれらの国がどれほどアテになるか?
『脱亜論』の言い方を続けて当てはめれば、これらアジアの国の開明を待ってアジアを興す必要などなく、そんなのとは手を切って西洋の文明国と進退を共にすればいい。
これらの国とは利害関係を基準に付き合えばよく、アジアだからというだけで特別な「友好」国扱いなど不要。
しかるに今の日本、これらの国に多額の援助をしただけでなく「人材」も無警戒に受け入れてきました。
特に外国人犯罪者の多い国など日本に何の利益ももたらさないから入国させる意味がありません。
ただこうした考え、保守の人に根強い「大アジア主義」を否定するものでもあるのは承知の上です。
このことや、さらにその二の同盟関係に触れれば長くなるので今日はこれでオシマイですが、親日の幻影に惑わされての友好関係など不要です。