本日に投稿したarticle の中でも紹介しましたが、英語講演会のDVD資料についてのお知らせです。6月17日に高松ライオンズクラブ主催で実施したものの資料です。発送は来週の末ころ。制作枚数の関係があり、希望者のかたは今からでも事前に意思表明していただくとありがたい。(ライオンズクラブの所定のところへ、FAXかメールを入れる等で。入金はまだしないで下さい。)
以下に、その内容が推測できそうなものを載せます。写真が載せれないのでそこはカットします。
高松ライオンズクラブ
DVD資料のご案内
―英語に関する講演会「Say Hello to the Globe from Kagawa」の講演会記録―
標記講演会を、2006年6月17日に、高松ライオンズクラブ主催で開催したところ、参加者からたいへん役立った等の評価の声をいただいきましたので、この度同講演内容をDVD資料化し、広く英語学習、英語教育に関心ある方々に見ていただくこととしました。講師の井上美則(いのうえよしのり)氏は、日本を代表する第一流の国際会議通訳者で、通訳者の養成にも長年携わっておられます。それらの経験を通じて培ったノーハウを、実演等を通じ、具体的にわかりやすく披露していただきました。講話と通訳体験デモ等の二部構成でしたが、圧巻は、舞台に設けた模擬ブースで高校生等の参加者に対して指導していただいた、シャドーイング、同時通訳の訓練でした。将来通訳者になりたい人、英語を使って仕事をしたい人、英語でプレゼンしたい人、今ボランティア通訳をしている人、日常会話から更に一歩先の英語を目指す人に、必見の資料です。
*:手作りのため、一部に見づらい箇所等があります
井上講師と高校生の 講師の話に熱心に聴き入る参加者
シャドーイング訓練
・・・・・・・・・・・・・・DVD購入申込書・・・・・・・・・・・・・・・
購入ご希望の方は、下記にご記入の上、高松ライオンズクラブへ、FAX、郵送又はe-Mailでお申し込み下さい。又料金は下記口座へお振込み下さい。入金確認後郵送します(郵送料は当方負担)。(価格:1セット1,500円, セット内容:DVD1枚(収録時間1時間52分)+通訳課題4 種(講演会で使用)等の組合せ)
高松ライオンズクラブ御中 FAX:087-837-5575
〒760-0007 高松市中央町20-15 シャンボール中央町1階西
Tel:087-837-5855、e-Mail:tlc@mail3.netwave.or.jp
口座:百十四(ひゃくじゅうし)銀行東支店 普通 0856778
お名前
住所(郵送先) 〒 (枠が消えていますがこの要素が必要)
購入セット数
連絡先電話番号
(裏面に講演会の要旨を記しました)
ここから裏面
講演会での講師井上美則氏の話のポイントを整理してみました。
(一字一句このとおりに話されたというよりも、この種内容を話されたと理解してください。)
(話せる力をつけたい人に聞いて欲しいポイント)
・話せるとはどういうことか?話せるとは、15分位人様の前で、何かまとまったたこと
を話せるということ。単に日常会話が話せても、個人の楽しみではあるが、技術とはい
えない。そのままで英語を使う職業にはつけない。
・言葉のキャッチボール、それも短いフレーズのキャボールは、あまり大きな成果を生ま
ない。
・日本人は英語が読めて書けるが話せない、と言われる。が、実際はその反対。手振り身
振りを使ってまだ話すことは何とかできる。しかし、きちんと英語を読んで理解し、人
に伝えられことができる人は少ない。書ける人も少ない。英語が書けるとは、人様の前
で30~40分位話をするとした場合に、その内容を英語で書けるということ。
・ある程度の分量の文献が読める英語力をつける必要がある。
・スピードは大事な要素。全体のスピード感をあげる方法として、品詞単位にスピード感
を意識する方法がある:名詞は丁寧に、動詞は感情をいれて、形容詞は感情をいれて、
慣用句・成句 は簡潔に、また数字と固有名詞は丁寧に、喋る。
・理系の分野に関心を持つことが大事。理系の分野では英語の専門用語がリンガ・フラン カ(世界の共通語)なので、語彙としてそれを覚えておけば、案外、訳は簡単。一方、 文化的な言葉の訳は難しい。
・日本語を英語に訳すことで、いろいろのことに気づく。
(通訳者、翻訳者になりたい人に聞いて欲しいポイント)
・会議通訳の需要の多くが理系。通訳を目指す人は理系の文献を日本語で大量に読む必要 がある。
・理系の文献で勉強して欲しい。理系は地球の自然の法則性・普遍性に触れる。だから、 理系の文献
を英語で読むと、会話力アップにもつながる。
・通訳は日本語の世界である。会議通訳者は日本語で理解しないことには話しにならな い。
・不十分な条件でスタートせざるを得ないこともある。最後は、魂がないと通訳などでき ない。
・日本語から英語に訳すとき、直ぐに訳すのではなく、まず該当する分野の英語の文献を たくさん読んでから、訳すといい。また、英語を日本語に訳すときは、該当分野の文献 を日本語で読んでから、訳に取りかかった方がいい。
・通訳学習は、自分の地域、歴史、文化を勉強する動機づけになる。又通訳は字面を訳す のではない。文化を訳す必要がある。
・プロフェッショナルの条件として、スピード(芸術)、質(科学)、魂(精神)の3要 素があげられる。
(シャドーイングについて)
・NHK等のニュースを聞きながら、手元の新聞又は教科書を、声を出して読む。発声の プロが自然に何物かを教えてくれる。英語でも、CNNのニュースキャスターが話すの を聞きながら、手元の英語を声を出し読むと、いい訓練になる。
(文責:高松ライオンズクラブ)
講師:井上美則氏の紹介
1948年生。国際会議通訳者。日本IBM及びソニー
各東京本社で通訳技術者指導。オードリ・ヘップバーン
来日時講演演通訳、皇太子殿下参加国際会議通訳、J, ワトソ
ン(DNAノーベル賞受賞者)講演通訳のほか、国際医療
学会等各種国際会議セミナーで講演通訳者として活躍。
2000年沖縄サミット通訳者技術研修を担当。NHK60分
単独インタビュー(通訳の力は日本語の力)等にも出演。
ジャケットの表記
英語に関する講演会
Say Hello to the Globe from Kagawa
(2006年6月17日開催)
講師
井上美則(国際会議通訳者)
講師アシスタント
富久保雅美(通訳者)
中野郁子(通訳者)
オープニングのフルート演奏
上野由恵
制作:高松ライオンズクラブ
目次について
目 次(・の印の間はスキップできます。合計時間1時間52分)
(興味のある箇所は繰り返しご覧ください。)
・受付風景(20秒)
・オープニングのフルート演奏(5分22秒)
・主催者代表挨拶(3分23秒)
・第一部導入部(英→日、日→英の同時通訳)(5分46秒)
・理系の分野への関心(3分57秒)
・リンガ・フランカという言葉をご存知?(5分3秒)
・会議通訳者の養成(1分32秒)
・通訳者の体験を通して(11分34秒)
・英語を学ぶ意味、英語の学び方(3分20秒)
・好奇心のはぐくみ方(4分45秒)
・通訳者が心がけるべきこと(5分1秒)
・プロフェッショナルの条件(4分29秒)
・第二部導入部(3分42秒)
・シャドーイング模擬(日本語、英語)(31分2秒)
・同時通訳模擬(日→英、英→日)(9分50秒)
・質問コーナ(11分14秒)
・クロージング(3分4秒)
以下に、その内容が推測できそうなものを載せます。写真が載せれないのでそこはカットします。
高松ライオンズクラブ
DVD資料のご案内
―英語に関する講演会「Say Hello to the Globe from Kagawa」の講演会記録―
標記講演会を、2006年6月17日に、高松ライオンズクラブ主催で開催したところ、参加者からたいへん役立った等の評価の声をいただいきましたので、この度同講演内容をDVD資料化し、広く英語学習、英語教育に関心ある方々に見ていただくこととしました。講師の井上美則(いのうえよしのり)氏は、日本を代表する第一流の国際会議通訳者で、通訳者の養成にも長年携わっておられます。それらの経験を通じて培ったノーハウを、実演等を通じ、具体的にわかりやすく披露していただきました。講話と通訳体験デモ等の二部構成でしたが、圧巻は、舞台に設けた模擬ブースで高校生等の参加者に対して指導していただいた、シャドーイング、同時通訳の訓練でした。将来通訳者になりたい人、英語を使って仕事をしたい人、英語でプレゼンしたい人、今ボランティア通訳をしている人、日常会話から更に一歩先の英語を目指す人に、必見の資料です。
*:手作りのため、一部に見づらい箇所等があります
井上講師と高校生の 講師の話に熱心に聴き入る参加者
シャドーイング訓練
・・・・・・・・・・・・・・DVD購入申込書・・・・・・・・・・・・・・・
購入ご希望の方は、下記にご記入の上、高松ライオンズクラブへ、FAX、郵送又はe-Mailでお申し込み下さい。又料金は下記口座へお振込み下さい。入金確認後郵送します(郵送料は当方負担)。(価格:1セット1,500円, セット内容:DVD1枚(収録時間1時間52分)+通訳課題4 種(講演会で使用)等の組合せ)
高松ライオンズクラブ御中 FAX:087-837-5575
〒760-0007 高松市中央町20-15 シャンボール中央町1階西
Tel:087-837-5855、e-Mail:tlc@mail3.netwave.or.jp
口座:百十四(ひゃくじゅうし)銀行東支店 普通 0856778
お名前
住所(郵送先) 〒 (枠が消えていますがこの要素が必要)
購入セット数
連絡先電話番号
(裏面に講演会の要旨を記しました)
ここから裏面
講演会での講師井上美則氏の話のポイントを整理してみました。
(一字一句このとおりに話されたというよりも、この種内容を話されたと理解してください。)
(話せる力をつけたい人に聞いて欲しいポイント)
・話せるとはどういうことか?話せるとは、15分位人様の前で、何かまとまったたこと
を話せるということ。単に日常会話が話せても、個人の楽しみではあるが、技術とはい
えない。そのままで英語を使う職業にはつけない。
・言葉のキャッチボール、それも短いフレーズのキャボールは、あまり大きな成果を生ま
ない。
・日本人は英語が読めて書けるが話せない、と言われる。が、実際はその反対。手振り身
振りを使ってまだ話すことは何とかできる。しかし、きちんと英語を読んで理解し、人
に伝えられことができる人は少ない。書ける人も少ない。英語が書けるとは、人様の前
で30~40分位話をするとした場合に、その内容を英語で書けるということ。
・ある程度の分量の文献が読める英語力をつける必要がある。
・スピードは大事な要素。全体のスピード感をあげる方法として、品詞単位にスピード感
を意識する方法がある:名詞は丁寧に、動詞は感情をいれて、形容詞は感情をいれて、
慣用句・成句 は簡潔に、また数字と固有名詞は丁寧に、喋る。
・理系の分野に関心を持つことが大事。理系の分野では英語の専門用語がリンガ・フラン カ(世界の共通語)なので、語彙としてそれを覚えておけば、案外、訳は簡単。一方、 文化的な言葉の訳は難しい。
・日本語を英語に訳すことで、いろいろのことに気づく。
(通訳者、翻訳者になりたい人に聞いて欲しいポイント)
・会議通訳の需要の多くが理系。通訳を目指す人は理系の文献を日本語で大量に読む必要 がある。
・理系の文献で勉強して欲しい。理系は地球の自然の法則性・普遍性に触れる。だから、 理系の文献
を英語で読むと、会話力アップにもつながる。
・通訳は日本語の世界である。会議通訳者は日本語で理解しないことには話しにならな い。
・不十分な条件でスタートせざるを得ないこともある。最後は、魂がないと通訳などでき ない。
・日本語から英語に訳すとき、直ぐに訳すのではなく、まず該当する分野の英語の文献を たくさん読んでから、訳すといい。また、英語を日本語に訳すときは、該当分野の文献 を日本語で読んでから、訳に取りかかった方がいい。
・通訳学習は、自分の地域、歴史、文化を勉強する動機づけになる。又通訳は字面を訳す のではない。文化を訳す必要がある。
・プロフェッショナルの条件として、スピード(芸術)、質(科学)、魂(精神)の3要 素があげられる。
(シャドーイングについて)
・NHK等のニュースを聞きながら、手元の新聞又は教科書を、声を出して読む。発声の プロが自然に何物かを教えてくれる。英語でも、CNNのニュースキャスターが話すの を聞きながら、手元の英語を声を出し読むと、いい訓練になる。
(文責:高松ライオンズクラブ)
講師:井上美則氏の紹介
1948年生。国際会議通訳者。日本IBM及びソニー
各東京本社で通訳技術者指導。オードリ・ヘップバーン
来日時講演演通訳、皇太子殿下参加国際会議通訳、J, ワトソ
ン(DNAノーベル賞受賞者)講演通訳のほか、国際医療
学会等各種国際会議セミナーで講演通訳者として活躍。
2000年沖縄サミット通訳者技術研修を担当。NHK60分
単独インタビュー(通訳の力は日本語の力)等にも出演。
ジャケットの表記
英語に関する講演会
Say Hello to the Globe from Kagawa
(2006年6月17日開催)
講師
井上美則(国際会議通訳者)
講師アシスタント
富久保雅美(通訳者)
中野郁子(通訳者)
オープニングのフルート演奏
上野由恵
制作:高松ライオンズクラブ
目次について
目 次(・の印の間はスキップできます。合計時間1時間52分)
(興味のある箇所は繰り返しご覧ください。)
・受付風景(20秒)
・オープニングのフルート演奏(5分22秒)
・主催者代表挨拶(3分23秒)
・第一部導入部(英→日、日→英の同時通訳)(5分46秒)
・理系の分野への関心(3分57秒)
・リンガ・フランカという言葉をご存知?(5分3秒)
・会議通訳者の養成(1分32秒)
・通訳者の体験を通して(11分34秒)
・英語を学ぶ意味、英語の学び方(3分20秒)
・好奇心のはぐくみ方(4分45秒)
・通訳者が心がけるべきこと(5分1秒)
・プロフェッショナルの条件(4分29秒)
・第二部導入部(3分42秒)
・シャドーイング模擬(日本語、英語)(31分2秒)
・同時通訳模擬(日→英、英→日)(9分50秒)
・質問コーナ(11分14秒)
・クロージング(3分4秒)