耳が痒い、と思っていたら雨だ。麦の芽も程よく育っている。孫がとっとこ踏んでいる。今朝は、乙女椿が一輪咲いた。奈良のお水取りが終わると、例年咲き始める。枝が撓る大きな蕾で、大輪の花になる。肥料は何も遣らないのに、艶やかです。
クリスマスローズも、シンプルな赤と白の他に、淡い桃色や、緑がある。昨年買ったのは、黒色であるが、未だ先だろう。八重のもあるが、これはちょっと遅く咲く。アネモネも咲き始め、玄関の横の梅もちらほら綻びている。白枇杷の花芽が満開。
洗濯物は乾かなかったが、暖かな一日だった。ちょうどこの時期に、体調を崩すことが多い。安心や油断をするからで、嗽と手洗いは忘れないように。野菜中心の生活で、風邪も引かず健康にしておれるのは、感謝に堪えない。枇杷葉のお蔭だ。
薬は、百害あって一利なし。というくらい体に佳いことはない。確かに、部分的には効くが、他の部位に与える影響で、次が悪くなる。従って、新たに薬を加えることになる。次第に薬は増える。悪循環の繰り返し。自然治癒能力は時間がかかる。
然し、手っ取り早い方法で、薬漬けになるよりは、時間がかかって一進一退になろうとも、病気になり難い体を創ることの方がいい。花粉症にも初歩的にはかかっているが、思わないようにしている。治そうとしている、自分の細胞を信じている。
自然の持つエネルギーを貸してもらい、体の中に蓄えておき、免疫と抗体を創り出していく。最近は、少々のことでは怯まない。無論、嗽と手洗いは欠かさない。朝の検温も必ず行う。Aさんが感心するが、決めた以上はやり遂げることが大切よ。
晩秋の庭に、桑の色ずきと枇杷葉苗の緑がきれいだ。桑に実は、秋の方が甘くて美味しい。鳥が狙って来る。