千切れたマスクの紐(ひも)
〜医療用製品と安全保障
( 手づくりのチャンポン 7/6 )
今日(6/20 ) お昼に
ある複合商業施設のレストランで
ランチを食べた
その店に入るとき
マスクをしていたが
待っている間に水を飲もうと
マスクを外そうとした途端に
紐が一か所プツンととれた
仕方がないので
水を飲んだ後
別の予備のマスクを付けようとしたら
またプツンと外れるではないか!
結局 三枚目のマスクは
紐を確かめてはめたが
2枚目のマスクの紐を引っ張ったら
もう一か所も取れてしまい
その同じ仕様のマスクは
三か所もとれたことになる
カミさんの話では
某ディスカウントストアで
30枚入りの箱入りで
結構高値で買ったものとか
帰ったら確かめようと思う
これからは
もうそのメーカー製は
決して買わないことにしようと決めた
それから ようやく
店頭に並ぶようになったマスクだが
その価格が 今年初めの頃より
4、5倍も高騰し 製造元も
日本製は 全然見当たらない
いつから 日本は
医療品まで 他国 特に
中国に特化して頼るようになったのか!
私たちが より安い製品を
より大量に 使い捨て用にと
買い続けた結果が
現在の惨状を招いたのかもしれない
命を守る医療関係製品まで
ただ安いからと
利益を生まないからと
他国の企業に作らせ
挙句には作って貰い
今回の窮状の因を作ってしまった!
ならば それらの生産を
国内にすればいいじゃないかと
安直に考えるのは
読みが甘いと思う
薄利多売で割が合わない製品を
ずっと生産し続けるのは
容易ではないし
工場を直ぐに作るのは難しいし
そもそも近年の日本では
そのような業種には
従業員が集まらないのではないか
生産コストをなるだけ抑え
経営の形態や働き方などを
見直して
コロナ禍などの緊急時を想定して
医療や自国産業を守ることを
各産業と各省庁が
そして国民のみんなが
しっかりと考えていかなければ
将来 災害や有事などがあっても
慌てふためくことになるだろう
ps 2020.6.20 草稿 7.7 追記
価格は 経済では
大事な要素だろうが
今回のコロナ禍で
他国の産業に頼りきることが
いかに危険なことか骨身に染みて
理解できたのではないだろうか
少々高くても 有事を考えて
できるだけ購入すること、
国や自治体などは
コストだけを追求せずに
安全保障上の要件も考慮して
医療用品や生活用品、
産業上重要な物品の生産には
製品によっては補助金なども
考慮する必要があるのではないか
とにかく 時間はあまりない
コロナ禍が治るまでに
各省庁や有識者を中心に
国民も共に考えていくことが
これからの一、二年で
結論を出すことが必要だと思う