GO TO TROUBLE⁉︎
( ゴー トゥー トラブル ⁈ )
( 梅雨明け間近の白川 7/20 )
感染症対策の一環として
三密を避ける行動が
継続して呼びかけられている
そんな中
産業界の間から
とりわけ観光や宿泊、
それに
飲食関係の人たちから
外出等の自粛の解除が
強く要望されて来たようだ
それで
感染拡大の予防も鑑みながら
政府は
三密の回避を維持しつつ
旅行や会食などの活動を
勧める方向で動き出した
そして
本来なら八月上旬にと
企画計画をしていた国土交通省は
どこからか前倒しをと
強く催促をされたようで
7月22日から開始と決めたが
肝心の都心部の感染者数が
厳しくて
感染者が少ない地方はもちろん
首都圏や関西圏の人たちも
他の都道府県に出かけたものかどうか
と迷い悩み出した
多くの人が
互いの都道府県に
ウイルスを持ち込んだり
他の都道府県から
ウイルスを貰ったりするのが
怖いと考えているのだ
あるTV 番組で ある人が
そもそも今回のGO TO キャンペーンは
外出等の自粛で
青息吐息の業界を支援するために
予算化したのだから
疲弊している業者の側に
予算資金を使うべきではないか
という趣旨だった
確かに
旅行サービスを受ける側より
サービスを行う側の方に
お金を使うべきだろうとも
考えられよう
だが 東京都で
感染者が100人を超して
300人に迫ろうとする中
しかも
飲食店での感染が目立つなど
多くの人たちが
都道府県を越えて往来することには
気が引けていると思う
政府や関係者としては
良かれと考えた試みが
GO TO travel ならぬ
GO TO trouble に変容してしまった
外出自粛の場合は
全国一斉の方が
効果的だと考えられるが
今回のGO TO キャンペーンの場合は
いきなり全国版にするよりも
それぞれの様子や実情を見ながら
まず都道府県内から始め
次は 近隣の都道府県、
それから 九州、四国などの地域別、
そして 最終的に全国に広めると
国民も安心して
行き来できるのではないか
何か新しい事業を始めるだけでも
大変な行程や手順が必要なのに
いったん計画したものを変更するのは
もっと関係者は振り回されて
大変な目に遭うことになる
では 落とし所はどこにあるのか?
それは 悩ましい方程式だ
ps 2020.7.20 草稿 7.22 追記
対応が少し遅れると
政府や担当者は
後手だ 後手だ と非難され
今回のように
観光関係者などから
コロナ禍での死者よりも
自死する人が出てくるのではと
追い立て煽るので 政府が
早め早めに話を進めようとすると
拙速だ 準備不足だなどと
またもやマスコミなどは
口をそろえて批判を始める
では 批判をする人たちは
アイデア、企画の時点で
その問題点や対案などを
提案・提言していたのか?
民主主義は
何でも言い合えることに
良さがあると思うが
その分 主張するときは
自分の意見や提言に対して
後で検証し 至らなかった時には
何らかの説明や責任も
負う必要があると思う
一方的な批判や無責任な中傷などは
今回のSNS によるいたましい被害者を
生むことになると思うし
災害等が起きた時に 復興に向けて
ことがスムーズに進まないこともある
とりわけ
与論・世論をリードする立場の
各社のマスメディア(TV.新聞等)や
いわゆる有識者と言われる人たちは
自分の言動に もう少し責任感を
持って欲しいものだと思う