今回の参議院選挙は、格差と年金問題に対する国民の怒りが民主党を勝たせた結果となった。そのあおりで、他の野党は議席を減らし影が薄くなり、自民党、民主党という二大政党時代に突入した格好になった。これは、衆議院選挙で小選挙区制を採用したいきさつからして自然なのだが、参議院でも結果的にそうなった。私は、二つのうち一つしか選べないというのは、好きではないが、それは別にして、今回の選挙に関して小沢民主党代表の作戦は見事に当たった。
なかでも、大した手腕と思った代表の選挙区が、少々薹が立った姫が大虎を倒した岡山県である。「姫の虎退治」というキャッチフレーズと党のてこ入れが功を奏した格好だ。
キャッチフレーズとともに、買い手(有権者)と売り手(候補者)のコミュニケーションを戦略的に組み立てれば、相乗的なもの凄い効果を発揮するという代表事例と思う。
庶民を苦しめる悪い虎を普通の人間、しかもか弱い女性がやっつけるという「日本昔話」に出てきそうな話である。
虎退治の協力した普通の庶民の票の重さを忘れず、「初心忘るべからず」の精神で頑張ってもらいたい。
なかでも、大した手腕と思った代表の選挙区が、少々薹が立った姫が大虎を倒した岡山県である。「姫の虎退治」というキャッチフレーズと党のてこ入れが功を奏した格好だ。
キャッチフレーズとともに、買い手(有権者)と売り手(候補者)のコミュニケーションを戦略的に組み立てれば、相乗的なもの凄い効果を発揮するという代表事例と思う。
庶民を苦しめる悪い虎を普通の人間、しかもか弱い女性がやっつけるという「日本昔話」に出てきそうな話である。
虎退治の協力した普通の庶民の票の重さを忘れず、「初心忘るべからず」の精神で頑張ってもらいたい。