日本の乳がん患者は米国の患者より進行した段階で診断される場合が多いことが、全国のがん診療連携拠点病院からの集計でわかったそうです(ASAHI.COM)。この調査は、2008年にがん登録された患者データを米国のデータと比べたものとのことです。がん診療連携拠点病院で診断された患者のがんの種類や進行度、治療などを記録する「がん登録」は2007年分から開始し、集計しているそうです。2008年は約360病院の約43万人のデータが登録され、その年に診断された患者の6割程度を占めると推計されているそうです。今回の集計で、乳がんでは、早期の0期で見つかった患者が日本は1割にとどまったそうですが、米国では2割ということのです。逆に胃や大腸、肺がんが早く見つかる比率は日本の方が高かったそうです。ちなみに、この調査結果は、国立がん研究センターのウェブ上で発表されるそうです。
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