105歳以上の長寿者と神経難病患者由来のiPS細胞(新型万能細胞)を変化させた神経細胞を比較すると、患者の細胞からでる病気発症にかかわるたんぱく質の量は、長寿者の2倍に上ることがわかったそうです(YOMIURI ONLINE)。まず、105~110歳で亡くなった2人の皮膚細胞を採取して、作製したiPS細胞を神経細胞に変えることに成功したそうです。さらに、神経の難病であるアルツハイマー病とパーキンソン病の患者からiPS細胞を経て神経細胞に変化させたそうです。そしてこれらの神経細胞を培養し、アルツハイマー病の発症にかかわる「ベータアミロイド」など毒性を持つたんぱく質の生産量を比べたそうです。患者の細胞のたんぱく質は、長寿者の2倍に達したというのです。もちろん、2人の長寿者は神経難病を発症していなかっそうです。
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