健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大学院進学についての相談(その6)

2015-03-25 08:30:29 | 研究
久々の大学院への相談です。
今回は、「こんな私でも大学院に進学してもよい??」という疑問を持っている方への回答を考えてみました。

大学院への進学を決断できないでいる方で、「何を研究してよいか?」「どんな研究ができるのか?」などの他に「こんな私でも大学院へ行ってもいいの?」と悩んでいる方もいるようです。
答えは簡単です。
その答えは「Yes」です。
大学院に入学できるかどうかは悩む必要はありません。
まず第一に、入試があるからです。その入試で合格すれば、大学院進学が許可されたということになります。学部時代を含めてこれまでそんなに成績が良いわけではなく、研究の事もつい最近までは特に興味を持っていなかった、など理由は様々だとは思います。あるいは、大学院に入っても何もできないで終わってしまうのではないか?周りに迷惑をかけてしまうのではないか?と悩んでいるのかもしれません。
大学院での研究は、基本的に大学院生が主体となり指導教員の指導の下で行うので、心配は無用です。誰に迷惑がかかる訳ではありません。全て自己責任の世界です。
そして、「習うより慣れろ」という言葉のように、研究と言う生活に慣れてしまえば、特に難しいことはありません。もちろん、一流の研究者としてやっていけるかどうかは、また別の問題です。まずは、第一歩を踏み出すことが大切なことだと思っています。

また、「ダメかな」「できない」ということを考えてはいけないと思います。「ダメかもしれない」「それはできない」とあきらめてしまうということは、その後の思考を止めてしまいます。あきらめる前にまず前に進んでみることが大切と思います。おそらくいろいろな問題にぶつかると思います。でも、それは前に進んだからで、前に進んだ人しか味わえない貴重な経験なのです。そして、その貴重な経験は将来の自分にとっての大きな糧になり、自分自身を大きく成長させてくれるものです。そうした貴重な経験をするチャンスは、そんなに多くはないと思います。

「大学院進学」という言葉が頭に浮かんだということは、何か「縁」があったということかもしれません。その「縁」を信じてもよいのではないでしょうか。
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