一般に、塩分を取りすぎると高血圧になるといわれています。また、高血圧の人は、塩分の摂取を控えるように指導されると思います。でも、塩分を摂っている割に血圧が上がらない人もいます。つまり、塩分に対する感受性が違うということなのだともいますが、その違いはどこから来るのか謎でした。この塩分感受性の違いは、腎臓でのたんぱく質の働きの差で起こることが明らかになったそうです(ASAHI.COM)。ネズミに塩分過多の食事(塩分8%)を与えて3週間観察した結果、ネズミは最高血圧(収縮期血圧)が160mmHgに達した高血圧グループと正常値の120mmHgにとどまったグループに分かれたそうです。血圧が上がった前者では、腎臓の細胞の形の維持などに必要なたんぱく質「Rac1」が活性化していたそうです。このたんぱく質の働きを妨げる薬を高血圧ネズミに与えたところ、塩分過多の食事でも高血圧にならなかったというのです。つまり、Rac1の阻害薬は高血圧治療に使える可能性があるということになります。これは朗報ですね。
台風6号が日本列島を襲っています。7月20日(水)午前8時、紀伊半島の南端に近付いています。この後、紀伊半島に上陸、横断して再び太平洋上を日本列島に沿うように東へ向かうと予想されています。豊橋創造大学が位置する東三河地方も昨夜から今朝にかけて暴風雨でした。現在は風雨が強くなったり弱くなったりしています。大学の裏手の豊川は氾濫しそうな勢いで増水しています。土手まで1m?ぐらいでしょうか。衛星写真を見る限り、まだ雨は降るそうですのでちょっと心配です。
昨日は海の日。祝日でした。でも、大学によっては授業が行われています。というより多くの私立大学で授業が行われていたのではないでしょうか。本学でも通常通り授業が行われました。昔は、半期の授業が15回だったとしても、2~3回休講があったりました。もちろん、休講の無い授業が多かったのは言うまでもありません。休講があった場合、その分の補講は行われれることはほとんどありませんでした。でも、今では大学の授業回数は半期15回が定番です。そして、休講があった場合、その分の補講がどこかで行われます。半期15回の授業を実施する際には、祝祭日が大きな障害になります。特にハッピーマンデーの影響で、月曜日の授業回数が少なくなる傾向にあります。ですので、祝祭日でも年に何回かは授業を実施するという傾向になると思います。そして、その傾向は月曜日に特に強いのではないでしょうか。勝手な思い込みですが・・・・・。
FMラジオの中にはテレビの音声が聞けるものがありますね。でも、地デジに完全移行してしまうと・・・・・。当然、聞くことができなくなりますね。仕事をしながら、作業をしながら音声を楽しんでいた方も多いと思います。視覚障害者の方もFMラジオを利用していた方が多かったようです(ASAHI.COM)。今後、テレビの音声を手軽に楽しむにはどうすればよいのでしょうか?デジタルなので、電波の届く範囲が気になりますね。携帯電話でも電波が弱くて通話しにくかったりする場所があったりします。ワンセグで音声を楽しむという方法もあるかもしれませんが、ワンセグは携帯電話の電波より届く範囲が狭いような印象を持っていますがいかがでしょうか。
日本の乳がん患者は米国の患者より進行した段階で診断される場合が多いことが、全国のがん診療連携拠点病院からの集計でわかったそうです(ASAHI.COM)。この調査は、2008年にがん登録された患者データを米国のデータと比べたものとのことです。がん診療連携拠点病院で診断された患者のがんの種類や進行度、治療などを記録する「がん登録」は2007年分から開始し、集計しているそうです。2008年は約360病院の約43万人のデータが登録され、その年に診断された患者の6割程度を占めると推計されているそうです。今回の集計で、乳がんでは、早期の0期で見つかった患者が日本は1割にとどまったそうですが、米国では2割ということのです。逆に胃や大腸、肺がんが早く見つかる比率は日本の方が高かったそうです。ちなみに、この調査結果は、国立がん研究センターのウェブ上で発表されるそうです。
目的地を告げればそこまで連れて行ってくれる。もちろん、途中の操作は不要。こんな自動運転の自動車は未来の夢ですね。でも、ひょっとしたらそんなに遠くない将来現実になるかも。あのネット検索最大手のグーグルが、車を自動運転する技術の開発を進めているというニュースが(ASAHI.COM)。ネバダ州は、高速道での走行を来年3月から認める法案を成立させたそうです。グーグルによると、歩行者やほかの車両などを避けつつ、交通法規に従って自動で走る技術を、2年以上前から同社で開発してきたそうです。このニュースは数ヶ月前にCNNでも取り上げられていました。実験段階では、トヨタ自動車のプリウスをベースに、車体の各所にビデオカメラやセンサー、距離測定器を設置。検索事業で蓄積した位置情報や地図機能、風景を360度撮影した「ストリートビュー」などのデータを取り込み、技術者の監視つきで、本社のあるカリフォルニア州内で試験走行を重ねているそうです。また、人工知能に運転を任せれば、交通事故を減らせるという考えもこんな開発を後押しているようです。さて、この先どうなるでしょうか。楽しみですね。
やはり、授業料の負担が大きいのでしょう。大学を選び際には、授業料の安さを重視しているとの調査結果が。今年春に高校を卒業した大学生や浪人生らの3人に1人が、志望校を決める際「授業料の安さ」を重視していたことがリクルートの調査で分かったそうです(MSN産経ニュース)。調査は3~4月、3月に高校を卒業した全国の男女を対象に行い、大学・短大・専門学校への進学者や浪人生ら1万882人から回答。ただし、東日本大震災で被災した東北6県と茨城県の一部は震災の影響を考慮し、調査対象から除いたそうです。その調査によると、「進学関連費用への重視度」を問う設問では、33.2%が「授業料が安い」と回答。次いで、「奨学金制度が充実している」(26.8%)、「受験料の割引制度がある」(21.1%)、「特待生制度が充実している」(15.6%)などが続いているようです。また、「『就職に有利』と感じるポイント」(複数回答)では、「企業への就職率が良い」が56.7%で最多だった。このほか、「就職活動のサポート体制がしっかりしている」(37.6%)、「大手・有名企業への就職実績が良い」(35.8%)などが挙がっているようです。特に浪人生に「就職率」「大手・有名企業への就職実績」を重視する傾向がみられているようです。とすると、私立大学は不利ですね。特に、小さな地方私立大学は・・・・・。高校生へのアピールの仕方を考える必要がありますね。
8020運動。80歳になっても自分の歯を20本以上保とうというものです。虫歯などで自分の歯を失いますね。歯がなくなっていくと咬み合わせに不都合が出てくるために、様々な弊害が出てくることが明らかになってきています。でも、一度失ってしまった歯は、もう元には戻りません。少なくともこれまでは。でも、ひょっとしたら、自分の歯を再することが可能になるかもというニュースです。複数の種類の細胞に変化できる「幹細胞」を使って、神経や血管とつながる「生きた入れ歯」をつくることに、マウス実験ですが成功したそうです(YOMIURI ONLINE)。歯と歯茎の一部の組織からできているので、移植した部分に定着するそうです。マウスの胎児から、「上皮」と「間葉」と呼ばれる2種類の幹細胞を採取し、歯と周辺組織に育つように培養して、さらにこれらを混ぜて成形用の円柱形プラスチックに入れ、別のマウスの腎被膜へ移植したそうです。その結果、歯と周辺組織の6種類の細胞ができて、約30日後に移植可能な状態になったというのです。これを抜歯したマウスに移植したところ、約40日後に生きた歯として定着したそうです。細胞の数や配置を調整すると、一度に5本の歯の組織を作れるとも。歯が少なくて困っている人にとっては朗報ですね。
豊橋創造大学大学院健康科学研究科は昨年4月に開設し、本年で2年目を迎えました。本研究科では『第1回健康科学セミナー』を下記の通り開催する運びとなりました。
『豊橋創造大学大学院健康科学研究科第1回健康科学セミナー』開催概要
日 時:平成23年8月5日(金)15時00分~16時30分(予定)
場 所:豊橋創造大学E棟2階 E21教室
講 師:大阪大学大学院医学系研究科 大平充宣教授
講演題目:「宇宙医学から見た健康科学(仮題)」
対 象:大学院健康科学研究科教員ならびに健康科学研究科大学院生、豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部に所属する教職員、関連施設職員、他
*本セミナーは一般の方は参加できません。ご了承下さい。
(大学院健康科学研究科入学を志願される方、および入学を検討中の方は参加可能です。まずはお問い合わせください。)
参 加 費:無料
申込方法:豊橋創造大学大学院健康科学研究科HP(http://www.sozo.ac.jp/topics/2011/110711.php)に掲載されているの「参加申込書(PDFファイル)」に必要事項をご記入の上、E-mailまたはFAXにてお申し込みください。
問 合 先:豊橋創造大学大学院健康科学研究科HP(http://www.sozo.ac.jp/topics/2011/110711.php)をご参照ください。
その他詳細は、豊橋創造大学大学院健康科学研究科のHPをご参照ください(申込用紙等をダウンロードできます)。
尚、本セミナーは、最先端の医学・医科学・医療・福祉等に関する研究をリードする新進気鋭の研究者ならびに実践者から研究に係る最新の情報を入手するとともに、他大学院との交流を活性化することを目的として、今後も定期的に開催される予定です。
『豊橋創造大学大学院健康科学研究科第1回健康科学セミナー』開催概要
日 時:平成23年8月5日(金)15時00分~16時30分(予定)
場 所:豊橋創造大学E棟2階 E21教室
講 師:大阪大学大学院医学系研究科 大平充宣教授
講演題目:「宇宙医学から見た健康科学(仮題)」
対 象:大学院健康科学研究科教員ならびに健康科学研究科大学院生、豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部に所属する教職員、関連施設職員、他
*本セミナーは一般の方は参加できません。ご了承下さい。
(大学院健康科学研究科入学を志願される方、および入学を検討中の方は参加可能です。まずはお問い合わせください。)
参 加 費:無料
申込方法:豊橋創造大学大学院健康科学研究科HP(http://www.sozo.ac.jp/topics/2011/110711.php)に掲載されているの「参加申込書(PDFファイル)」に必要事項をご記入の上、E-mailまたはFAXにてお申し込みください。
問 合 先:豊橋創造大学大学院健康科学研究科HP(http://www.sozo.ac.jp/topics/2011/110711.php)をご参照ください。
その他詳細は、豊橋創造大学大学院健康科学研究科のHPをご参照ください(申込用紙等をダウンロードできます)。
尚、本セミナーは、最先端の医学・医科学・医療・福祉等に関する研究をリードする新進気鋭の研究者ならびに実践者から研究に係る最新の情報を入手するとともに、他大学院との交流を活性化することを目的として、今後も定期的に開催される予定です。
グアム島の西方海域で採取したニホンウナギの卵の画像が公開されました。この研究グループは、2009年に世界で初めて31個の卵の採取に成功し、今回はそれを上回る147個を採取したそうです。卵は、6月29日の未明と深夜、水深約150~180メートルの「西マリアナ海嶺」の南端2か所で採取されたそうです。今回の採卵は、前回の採取結果を分析し、この場所でこの時間に採取できると予想して行われたもののようです。その日時とは、捕食から逃れるため、新月の2~4日前に同じ海域で毎晩、産卵しているものとみられるということです。今まで謎だったウナギの生態が明らかになれば、現在稚魚の捕獲量が不足しているウナギの安定供給につながることが期待されています。すると、安くておいしいウナギが食卓に上るということになるのでしょう。研究の進展を期待しています。